Part1. NUMBER SIXTEEN でガーデン・アフタヌーンティー
Part2. ポンパドール・ブルーでデザートタイム
Part3. マダムおススメ〜イパーン・アレンジ
ロンドン市内で7つのスタイリッシュなブティックホテルを経営し、新たにニューヨークのホテルへ進出したティム&キット・ケンプ夫妻。デザイン&ディレクターとして様々なアイデアを提案するキット・ケンプの魅力溢れるブティックホテルばかりです。
ロンドンのインテリア雑誌 House&Garden にもアドバイスを紹介する彼女のイメージする幾つかのホテルから、ナンバーシックスティーン・ホテルご自慢の中庭で過ごすガーデン・シャンパンアフタヌーンティーをご紹介します。

レセプションからドローリングルームを通り〜案内されたコンサバトリーに入りますと〜インテリアはアフリカンなモチーフが 壁紙やオブジェ等に表現された空間。
色調は中庭を見渡すグリーンと一体化したテーブル&チェアが彩っています。

陽射しは眩しくとも〜ガーデン・ティータイムには少々風が冷たく〜ひとまずガーデンを眺められるコンサバトリーで お茶の準備をして頂きました。それでは〜シャンパンを片手に咲き誇る花々に乾杯です。

ところでロンドンのサマ―アフタヌーンティーと言えばストロベリー。ワイルドストロベリーを用いたティーサーヴィスセットが似合います。紅茶の種類も豊富に用意され「どうしましょう〜」と悩んでしまいますが、アールグレーティーと身体をリフレッシュする カモミールティーをオーダー。しばらく〜ガーデン撮影にお庭に入ったり出たり〜を繰り返している内に、可愛らしく盛り付けられたスタンドの登場です。

一番下の段に4種類のサンドイッチが整然と並び〜プレーン&レーズン入りのスコーンがナプキンにそ〜っと包まれています。その上に盛り付けられたボリュームたっぷりのキャロットケーキに思わず目が点・・・・さすがイングリッシュスィーツです。一緒に添えられたストロベリーと一緒に頂きます〜。

最初の一杯の紅茶はそれぞれ〜サーヴィスしてくれましたが、後はご自由に寛いで下さいというコンセプトを大いに楽しみ〜 お部屋の天井に設置しているカメラに用事のある時は合図を送りました。

帰り際に来られた方々が風が冷たくともガーデンでティータイムを過ごしたいと言う〜ご要望にティーサーヴィスを 用意していましたが・・・
やはり暖房を用意して欲しいというリクエストにテーブルの傍に暖房器具をスタッフが設置していました。 イギリスでは珍しくないことですが、皆さま〜風邪をひかれませぬように。

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※Part.2 は画像をクリックで、拡大画像がご覧いただけます。

色とりどりの花々が咲き始める頃、初夏らしいセッティングに挑戦してみました。
C.1830年に描かれたパリ窯〜J.Rihouet の見事なポンパドール・ブルー地にライラックや魅力的な薔薇のグラデーションを描いたペインターの見事な手さばきを感じさせるディナープレートにデコレーションされたケーキをサルヴァやコンポートに組み合わせ〜 セーヴルのフルーツボウルも一緒にセッティング。

やはりテーブルを飾るフラワーアレンジにはボリューム溢れるシルバーのボウルが似合います。センターラインにコンポート等を一緒に並べるだけで〜実に華麗な色重ねを繰り広げられるのですから・・・重宝なシルバーボウルです。もちろん〜ダイニングテーブルのサイズに応じ〜セッティングのテーマやフラワーアレンジのボリューム感に合ったシルバーボウルの サイズを選ぶことが一番のポイントです。


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※Part.3 は画像をクリックで、拡大画像がご覧いただけます。

気軽に飾られるイパーン活用法を一つ〜ご紹介します。 Fenton Brothers Ltd が手掛けたコンポートとフラワーベースを一体化したスタイルのイパーンをティーテーブルにセッティング。

グリーンアレンジの中に色合わせを考えたマカロンと一緒に〜スィーツ&フラワーアレンジです。ティーサーヴィスには鳥の姿を蓋摘まみに飾った Joseph & Albert Savory を合わせ森の中でティータイムをしませんか?

テーブルベルを鳴らし「そろそろお茶にしましょう〜」

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