Glass 0325 商品名 ロブマイヤーボウル&ソーサー |
Price : ご売約済 |
年代 :C.1870年 / ウィーン Size : W 124mm×D 96mm×H 70mm(Bowl),
W 180mm×D 150mm(Saucer) |
アンティークロブマイヤーグラスのオーバル状のデザートボウル&重ねられるように仕上げたソーサーです。ボウルとソーサーの重なる台座のスタイルが絶妙に仕上げられています。ロブマイヤーがハプスブルク家の皇室御用達と認められた後、幾種類ものハプズブルク家よりオーダーされたドリンキンググラスセット同様、グラスのボウルを飾るカット面&ステムを飾る緻密なカット技法が施され、折しも二代目ルードヴィヒ・ロブマイヤーが活躍した時代と重なります。創業者ヨーゼフ・ロブマイヤーを受け継ぎ、最も華麗な作風をカリクリスタルの特性でもある高い光の屈折度を考慮し、その上に精巧なカッティング技術&繊細なコパーウィール・エングレーヴングを活かし表現しています。ハプスブルク家に納められたドリンキングセットを収納&展示しているホーフブルク宮殿の王宮博物館に展示されているロブマイヤーのドリンキンググラスサーヴィスの中にフェルディナント・マキシミリアン(1832-1867)に納められたドリンキンググラスサーヴィスセットに同様のスタイルが展示されています。推測ですが幾種類かのドリンキングサーヴィスをオーダーされた中のひとつと思われます。さらに同様のスタイルでフランツ・フェルディナント皇太子によってオーダーされましたが第1次大戦により受け取れなかったロブマイヤー3代目のシュテファン・ラートのドリンキングサーヴィスへと繋げられたロブマイヤーグラスの輝きとハプスブルク家の栄光とともに語られるアンティークロブマイヤーグラスの出会いです。
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