当ウェブの更新情報や新着情報はこちらに随時追加していきますので、どうぞこちらをチェックしてから各ページをご覧下さい。また催事出展情報・店舗企画などもこちらでお知らせいたします。
2025.1.30 1月も数日となりました。
新春気分から立春を迎える準備へ切り替えています。
イングリッシュティータイムをイメージするよりも立春を前に日本的な
色合わせのイメージにしてみました。

クィーンアンスタイルのティーポットは英国の建築&家具のデザインで
1700年代の初めアン女王がイングランド女王として統治した期間に
発展したイギリスの芸術に大きな流れを作り上げます。
その後、輝かしい時代と重なり建築&家具から英国銀器をはじめとする
工芸品へと影響を与えたスタイルです。
敢えてジャポニズムスタイルのティータイムをクィーンアンスタイルの
ティーポットに重ねてみました。


そつの無いスタイルはカジュアルにもエレガントにも如何様にも合わせ
られる気品ある姿です。
漆器にも上品に、ケーキスタンドには琥珀等を合わせ午後のお茶時間を
セッティングします。

2025.1.29 何日ぶり?でしょうか。
今日はお昼前からふわふわと雪が降り始めました。

アスファルトが見える路面がふわふわと降り続ける雪で真っ白に
なりました。
いつもは、また雪!もう降らないで!と勝手な事を呟いていますが
さすがに今年は「なぜ?雪が降らないの」「なぜ?雪山が出来ないの」と
人とは本当に勝手なものです。

今日は雪明かりのなか、マイセンのインドの華ピンクシリーズを
ティーテーブルに並べてみました。

マイセンのブルーオニオンも気持ちが落ち着き日本の染付けに似た
漆器やグラスとの相性がとても良いシリーズですがインドの華ピンク
シリーズはハレの日にクロスを掛けたテーブルに変形皿や
デザートプレートなどなどとスターリングシルバーのティーセットや
テーブルカトラリーとの組み合わせを華やかせる魅力的なシリーズと
思います。
しかも製造年代によって微妙にピンクの色合いが濃いローズピンクで
描かれたり1900年を超えますと可愛らしいピンクの色合いへと
変化する気がしますが、気のせいでしょうか。
製造年代の新旧があってもテーブルに広げますと独特の魅力的な
色合わせを楽しめるインドの華シリーズです。
※ピンク重ねにリモージュのティーカップ&ソーサーを合わせました。

2025.1.28

冷蔵庫にストックするフレッシュ野菜のお買い物へ出かけ
ますと野菜コーナーに愛らしいお花がたくさん。
思わずヴィクトリアンスターリングシルバーのフローラル
ディッシュ
英国Couldon窯のパンジー&ローズ紋様の
ティーカップにもアレンジです。


農薬を使わず口にいれても安全なエディブルフラワーを
ティーカップに合わせお茶の時間にも目を楽しませる?
ティーカップに描かれた花紋様と一緒に花合わせです。

虎徹のバースディサプライス企画へのお問い合わせを有難う
ございます。
いつもは厳寒期ですが、すでに春らしい陽射しに包まれ梱包
作業もコツコツ進んでいます。
まだまだ期間中ですので何なりとお問い合わせくださいませ。


2025.1.27

太陽の陽射しで金彩ジュールが眩しく見えるかと思いますが
テーブルクロスやティーナプキンに合わせますと落ち着いた
上品なゴールドギルドの風合いを楽しめます。

やはりデザートカトラリーはフラットウエアの一番のお気に入りの
シルバースミスFrancisHigginsUが手掛けた
ゴールドギルドを施したデザートカトラリーを合わせます。


テーブルナプキンにはシルバーグレーのリネンに金糸の刺繍を施した
ジャポニズム風のモチーフがロイヤルピンクストンとカトラリーを
繋ぐ美しい風景のようなティーセッティングに仕上げてみました。

ティーテーブルの風景をイメージされる時の色重ねやポーセリンと
スターリングシルバーの素材感や色合いをひとつのイメージで
まとめる時のエッセンス。
それはシルバーであったりゴールドであったりと色々な色が交じり合うなか
スパイスのように合わせてはいかがでしょうか。

2025.1.25 今日も3月の陽気です。
路面が黒い?積雪が消える頃と申しますと雪解けがはじまる頃
まだまだ積雪に悩まされる時ですが不思議?です。
虎徹から眺められます大倉山ジャンプ場も滑走部分が白くない?
このまま雪が降らないのかしら?と嬉しいような樹々の栄養は
動物達の冬眠は?心配しながら虎徹バースディへのお問い合わせを
有難うございます。
何なりと候補をたくさん!お選びください。

ストック棚を整理していますと目に飛び込んできましたピンクの
上品な薔薇のブーケ紋様
エリザベス女王成婚10年を記念し1957年に製作されました
特別ヴァージョンのバックスタンプと糸尻を金彩で飾られたロイヤル
ピンクストンのロムバーディー
を太陽の陽射しを浴び輝くブライトカットの
美しいティーポット
ロブアイヤーのエナメルグラスプレート
粒揃いのボンボンショコラを合わせます。
週末のお茶の時間をゆるりと過ごしませんか。

2025.1.24 Kotetsuの28年目のお誕生日を迎えられましたことに感謝申し
上げ日頃の感謝の気持ちを込めまして立春を迎えるまで
バースディ感謝セールをご案内しております。

皆様からのバースディプライスのお問い合わせをいただき嬉しいです。
「ずっと気になっていたのです」「この機会に我が家にお越しいただこう
かしら」などなど。お問い合わせは幾つでもOKです。
春を迎えるまでは太陽のパワーも弱く肌寒い日が続きますが皆様からの
胸の内をお聞かせいただく貴重なメッセージが嬉しいです。

アンティークとの出会いは一期一会
どこで出会うかしら?このタイミングで出会う?一喜一憂する出会いに
それこそは短い人生の忘れられない出会いが潜んでいるのだわと常々
感じております。
人生と申しますと大げさかもしれませんが、日々アンテナを全開に
良き出会いをご紹介できますように精進してまいります。

2025.1.23 Kotetsuの28年目のお誕生日を迎えます事に感謝申し上げます。
日頃の感謝の気持ちを込めまして立春を迎えるまでバースディ
感謝セールをご案内しております。
お問い合わせいただきましたゲスト様にスペシャルプライスをご提案
しておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

契約を交わしたタイミングが12月、しかも北海道の冬の始まりという
こともありギャラリーオープンの準備も寒さとの戦いとなりましたが
清々しい冷気?とふわふわの雪が降り積もる1月23日オープンでした。

今年のように雪も少なく気温も去年の12月に比べますと緩い?
かえって異常な気温変化の方が自然現象には悪影響かもしれません。
今日は小春日和のように穏やかですが、これで積雪がおさまる?
この反動が来ないうちにロイヤルクラウンダービーのピンクローズの
ブーケ紋様に差し入れにいただきましたAMAM PLUS(アマムプリュ)
のお菓子でハッピーバースデイティータイムです。


2025.1.22 茶葉の収納には密閉性の高い構造に仕上げた
ロンドン1935年LionelAlfredCrichton の
ティーキャディとミキシングボウル
を合わせバイオレットを
テーマにティーセレモニーの準備をしませんか。
ロングサイズのシュガースプーンを合わせ紅茶手前です。

コンパクトサイズのトレーに合わせ愛らしいハマーズレイの
ミルクジャグに豆の花でアレンジです。

お煎茶手前のように手前盆にみたてた漆器やトレーを
合わせますといつものお茶も気持ちが改まる気がしませんか。

2025.1.21 積雪が少なく喜んでばかりもいられないようです。
昨日のポカポカ陽気から少しは冷え込みがキツクなるのかと
思いきや「さっぽろ雪まつりの雪像作り」がストップしています。
昨日の冷え込みが打って変わりポカポカです。

そこで春のカラーを上げますならばフレッシュなグリーンを
ベースにした優しい色合いのブーケ紋様でティーセッティングは
いかがでしょうか。

イングリッシュピンクローズのブーケ紋様で中央部分&窓紋様を
飾ったコールポートのデザートプレートを加えティーキャディ
から取り出しました茶葉をティーミキシングボウルでブレンド
します。
オリジナルブレンドを作り上げティータイムです。


2025.1.20

立春を前に少しづつ春めいてきました。
お買い物途中で立ち寄った花屋さんで見つけた豆の花
スィートピーでは無い?
花開いた花びらの下から、お豆が!顔を出しています。
水揚げをしたあとイパーンにアレンジしてみます。
立派な大きな葉が付いた茎の動きを眺めながらセンターと
三方に垂れ下がるバスケットにも愛らしいお豆の花を重ね
ますとティーテーブルが一瞬のうちに春を呼び寄せたようです。

ロンドン1906年WilliamComyns&Sonsが手掛けたイパーン
三方にスイングするバスケットを重ねていますので
トライアングルをイメージしたアレンジや宇宙をイメージする
まるい円環空間をイメージされますとアレンジも色々な変化を
楽しめると思います。
春めく季節にはお部屋のなかも春を呼び寄せる色合いを
テーブルに合わせませんか。


2025.1.18 引き続きマイセンのブルーオニオンシリーズのご紹介です。
透かし紋様で飾られた直径220mmディナープレートサイズの
ディッシュです。

直径220mmのラウンドディッシュを中心に染付けやマイセンの
龍と鳳凰文様のカップ&ソーサー
を高坏スタイルのコンポートを
重ねヴィクトリアンスターリングシルバーのクィーンアンスタイルの
ティーポットを合わせティータイムです。

Silver2997Walker&Hallのデザートスタンドにショコラを重ね
Silver3005JacobBermanのティーポットを合わせ午後のお茶時間
です。

2025.1.17 小正月を過ぎたばかりですがマイセンブルーオニオンで雛祭りを
イメージしてみました。

いつも買い求めています「かに家」の蟹てまり寿司をブルーオニオンの
オーバルディッシュにコロコロと並べますとブルーオニオンに
蟹が美しく映えます。


今年は積雪が少ないと呟いておりましたが今日はしんしんと降り
続ける銀世界に一変です。
きまぐれな低気圧の影響で雪雲が札幌周辺を覆っているようです。
お昼頃に通りました札幌大通り公園の雪まつり会場に立ち並ぶ
大きな雪像も鉄骨で仕上げた骨格部分の土台から少しづつ真っ白な
雪が埋め込まれていました。
どんな雪像なのかは??ですが着々と準備がはじまっていますので
冬の北海道へ!「さっぽろ雪まつり」にお越しくださいませ。

2025.1.16 マイセンブルーオニオンシリーズの立ち上がりを持たせた
オーバルディッシュです。

二枚揃いますのでペアにても五角形のディッシュとの組み
合わせ等もセッティングのイメージを膨らませてくれます。

こちらは側面を透かし紋様で仕上げ縁取り部分のボーダーに
金彩を重ねています。横長オーバルの先端がほっそりと
仕上げられていますので、ペアにて並べられますとセンターの
ブルーオニオンランナーのように引き立ちます。

2025.1.15

今年は積雪の少ない小正月です。
札幌近郊では大雪に悩まされていますが札幌は積雪が少ないです。
例年ですと北海道神宮の境内を除雪した雪が拝殿前にうず高く盛り
上がっているのですが、 その雪山も目にせず顔に吹き付ける風が
身を切るような冷たさです。
今年もなんとか?虎徹のオープン記念日を迎えられます事に感謝し
御参りしてまいりました。

恒例?一年で最も寒い大寒から立春へと2025年の始まりを
楽しく過ごせます様に日頃の感謝の気持ちを皆様にお届けしたいと
「2025年KOTETSUのバースディセール企画」を小正月から
立春まで開催します。

どうぞ、この機会に日頃からお目に留めていただいております
KOTETSUセレクトアンティークにお声をかけてくださいませ。
ご質問等々何なりとご希望にお応えできますように皆様のご参加を
お待ちしております。

2025.1.14 マイセンのブルーオニオンシリーズ等々が到着しました。
日本の染付けや漆器と組み合わせてもオシャレなテーブルウエアです。
編み目紋様に牡丹や菊を描き玉葱も描かれているブルーオニオンの
文様で親しまれていますが透かし装飾の造形に仕上げず籠目紋様を
線描き文様で仕上げたマイセンの典型的な五角形(Pentagonal)の鉢を
センターに置きますと側面の立ち上がり部分のコバルトブルーが中国の
明末清初にみられる染付の濃淡を用いた色合いが目に飛び込みます。

サーヴィングスプーンにはロンドン1869年GeorgeFoxのボウルの
扇状に広がる筋目状に小刻みに矢羽根&リーフスクロールでボウルを
飾ったサーヴィングスプーン
を合わせますと落ち着いたゴールドギルドを
上品に包み込む気品あるマイセンのブルーオニオンです。

2025.1.13 全国各地に寒波が押し寄せている中、札幌は昨日に引き続き
澄み渡る青空がとても眩しく撮影日和です。
年明けに発送をお願いしましたマイセン諸々が無事に到着
しましたのでコツコツ撮影しています。


三段のケーキスタンドに比べ気軽にティーテーブルに合わせられ
ますシルバープレート仕上げのディッシュ二枚を重ねた
ケーキスタンドにニンフェンブルクのデザートプレートを合わせ
ます。


イングランドの薔薇をテーマに物語を紡ぐティータイムシーンを
ティーカップからティーナイフティーポット等など組み合わせを
重ねてみるのも愉しいひと時です。

2025.1.11

1789年ジョージ三世から英国王室御用達を受けた最古の
歴史を誇るロイヤルウースターのデザートプレートです。

ブラッシュアイボリー地にロイヤルウースターのペインター達が
色鮮やかな一重咲きのオールドローズやキク科のハルジオンを
ナチュラルに描いたデザートプレートと一緒にケーキスタンドに
重ねてみました。

デザートプレートの縁取りを花びらのように模った窪み部分に
合わせますと程よくフィットします。

C.1930年に活動していたシルバースミスが自らのメーカーズマーク
JESを印しシルバープレート仕上げのケーキスタンドをしっかりと
作り上げています。

シルバープレート仕上げの掛け方もむらの無い丁寧な仕事で
スタンドからプレート三枚をお揃いで組み合わされた重厚感のある
ケーキスタンドです。

2025.1.10 大英帝国時代とりわけジョージ王がT世からW世へ続いた
栄華を極めたジョージ王朝時代は現代でも語り継がれて
います。
さらにシルバースミス達が王侯貴族より特別なオーダーを依頼
されたことにより英国銀器が最も発展した時代です。


ジョージU世スタイルで復刻しました LionelAlfredCrichtonの
ティーケトルはジョージアンの頃に比べますと銀重量を贅沢な
ほどに用い仕上げています。

容量1600ccのティーケトルに合わせたオイルバナーも当時に比べ
ますと効率良く火力を調整できる芯棒の上下運動から消火の機能も
カバーをスムーズに動かすネジ動作が付けられている細工など
近代生活のなかでも安心して使用可能です。

お茶の時間、お湯の保温を目的としたティーケトルのオイルスタンド
を灯し様々な色彩や紋様の陶磁器のティーサーヴィスセットに合わせ
お茶の時間を引き立たせたスターリングシルバーのティーケトルです。

2025.1.9 ロイヤルウースターのアーティスト達がハンドペイントで仕上げた
表情豊かな可憐な花々がブラッシュアイボリー地に生き生きと
浮き上がっています。


ほんのりサーモンピンクカラーを仕上げた優しい生地の色合いに
イングリッシュガーデンフラワーを丁寧な筆タッチで表現した
デザートプレートを数枚ティーテーブルに並べられますと思わず
風にたなびかれながらガーデンでティータイムを過ごす気分に
促されます。
内側の白磁に描かれたイングリッシュガーデンフラワーと対比させ
ながらナチュラルな花の表情を愉しんでみませんか。

2025.1.8 寒さの厳しい季節にはティーケトルと一緒にティーセッティングを
用意しませんか。
紅茶に最適なお湯の温度を常時キープするティーケトル。
お部屋の室温も低めになりがちな北国にぴったりのお茶道具です。


球形シェープのロンドン1935年LionelAlfredCrichtonのティーケトル
温めるバナーの仕組みが精密に作られていますので取り外しも簡単です。
さらにオイルバナーの調整も精密に仕上げていますので程よい温度を保ち
寒い冬の時期には欠かせないティーケトルで午後のお茶時間をゆるりと
楽しめます。

2025.1.7 七草の節句『人日の節句』です。
朝から冷え込みがきつく薄っすらと雪が舞い続け降り積もってきました。
七草粥を食し一年の健康を願い邪気を祓います。

新春のお茶時間はマイセンの小花尽くしシリーズの銘々皿サイズに
和菓子「玉手箱」を合わせお茶にします。

直径152mmの透かし編み紋様に金彩で縁取られたロカイユ紋様を
飾った5寸皿は和にも洋にも、お茶事にも似合う大きさです。
黒文字のかわりに切り分けやすいオイスターフォークを添えます。

2025.1.6 今日はEpiphanie(公現祭)にちなんで差し入れに頂きました
ガレット・デ・ロワをいただきます。

ギャラリーの中はチルド室?のように冷え込んでいますが
サクサクの生地に甘さを抑えた味わいに温かいお茶とともに
身体もぽかぽかになります。

サルヴァにガレッド・デ・ロワを盛りつけネザーランドシルバーの
小花透かし紋様で仕上げたサーヴァーを合わせてみました。

焼き色とアゲートの美味しい飴色の色合いが目にも?
美味しいセッティングです。
生地の大きさにもよりますがヴィクトリアンスターリングシルバー
シェフィールド1885年HenryStratfordのサルヴァは重宝です。


2025.1.4

2025年KOTETSUの仕事始めです。
年末年始はいかがお過ごしになられましたでしょうか。
お仕事始めは週明けの6日からの方々も多いと思いますが
あらためまして本年もどうぞギャラリー虎徹をよろしく
お願い申し上げます。


札幌は静かに雪が降り積もっていますが記録的な大雪に
見舞われていらっしゃる地域の方々も除雪にはお気をつけて
ください。
さらに年末から猛威をふるうインフルエンザにめげず
今年もときめき続けるアンティークとの出会いをご紹介して
まいります。

年末からちらりちらりとインスタにもご紹介しております
マイセンの勿忘草の小花散らしをご紹介します。

ティーカップ&ソーサーにケーキプレートを合わせたセットと
モカポットです。
縁取りを飾る金彩レース紋様が同じシリーズですが
1セットのみティーカップの口径も数ミリ程大きいサイズに
勿忘草の鮮やかなブルーの色合いに葉を金彩で描いたケーキ
プレートを合わせご紹介します。

2024.12.28 いよいよ2024年、年の瀬を迎えます。
一年を振り返りますと「あっという間」に一年が過ぎさることに
感動と悲しい別れ等々を振り返りながらも沢山の方々との出会いと
感動したアンティークとの出会いが思い出されます。

12月のはじめに大阪にてオリジナル?クリスマスティー作りを体験
しました。お茶は一言でいうならばブレンド力で味わいが深まります。
それぞれの茶葉に含まれたパワーを重ねることで味覚の変化を
楽しめます。
お煎茶道とて茶葉の煎り方一つでこんなにも味わいが変わるの
かしらと既成概念を覆す変化やアイデアこそ、これからの世界的な
変化に 向き合えるのではと感じます。

アンティークとの出会いも様々に変化しております。
時空を超えた人との出会いからはじまり、新たな道筋に導かれ
ながら2025年もアンティークを通じて感動をお伝えできますように
日々精進して参ります。
どうぞkotetsuを宜しくお願い申し上げます。
札幌のギャラリーは12月29日から新春1月3日までお休みします。
新春の営業は2025年1月4日よりスタートです。


2024.12.27

恋焦がれていたシマエナガちゃん&スズメ&ヤマガラの三羽
クッキーセット&胡桃の濃厚ブラウニーなどなど
大阪でのティーセレモニーでお世話になりましたRiViさん&
Re:Riさんから嬉しいプレゼントをいただきました。

虎徹のディスプレイもクリスマスセッティングから森へ変身?
北国の森に佇むお友達と一緒に午後のティータイムです。

葡萄の縁取りで飾られたヴィクトリアンスターリングシルバーの
シェフィールド1853年HenryWilkinson&Coのサルヴァマイセンの
白鳥の親子
を シマエナガちゃんはヴィクトリアンスターリングシルバー
シェフィールド1885年JohnEdwardBinghamのケーキバスケット
愛らしいお顔を並べてみました。

ティートレー&ティーサーヴィスセットをお揃いでオーダーされました
シェフィールド1925年JamesDixon&SonsLtdを合わせ年末の
大掃除前のティータイムです。

2024.12.26 テーブルフラットウエアを得意とするシルバースミス
FrancisHIgginsUのティースプーン&シュガートング&
ティーキャディスプーンをオリジナルボックスに納めた
ロンドン1855年のシリーズ
と年代も同じくしてオーダーされた
ヴィクトリアンスターリングシルバーの典型的な大ぶりサイズ
のロンドン1855年FrancisHigginsUのティースプーンと
出会いました。

ボウルの大きさやハンドルのボリューム感もほぼ同じ仕上げで
ヴィクトリア時代の典型的なロングサイズのティースプーン
ご説明したほうがお分かり頂けると思います。

ハンドルモチーフを飾るチッペンデール様式のモチーフが見事に
ハンドルを飾っています。
毎朝、朝食時のヨーグルトスプーンに愛用していますクィーンズ
パターンハンドルのティースプーンもヴィクトリアンスターリング
シルバーの大ぶりに仕上げたボウルはプチ・デザート用としても
口触りよいスプーンです。


2024.12.25

お茶の時間にダムウエイター「物を言わぬ執事」を側に置かれ
ゆるりとお茶の時間にしませんか。

サロンチェアの隣りにマホガニー素材の二段にテーブルを重ねました
テーブルを上下に重ねたダムウエイターです。

トップのテーブルサイズが直径290mm&下のテーブルが390mm
サロンチェアに着席されますと程よくティーカップを取り上げられます。

床から600mmの位置に手が届きますのでティーテーブルとしても
合わせられますし、 ティールームのお茶道具諸々をコーディネート
された後にダムウエイターをインテリア感覚でお部屋のコーナーにセット
しますと色々な意味で視線を楽しませてくれます。
何より女性の腕?片手で持ち上げられる物を言わぬ執事です。

2024.12.24

クリスマスイブに相応しい粉雪がさらりと積もった寒い札幌です。
周辺のスーパーも朝からオードブルなどなど買い物客で賑わって
います。
気温はかなり低めですが吹雪にならず穏やかな?お天気です。
毎年クリスマス寒波が猛威をふるいますが今のところ大丈夫です。

葡萄の縁取り飾りのサルヴァに素敵なお客様よりプレゼントに頂きました
「海が見えるパン屋さん」のシュトーレンを半分?を盛りつけます。
(その半分は美味しくいただきました)
さらにご近所のワンちゃんのお散歩に立ち寄られるマダムからスパーク
リングジュースのプレゼント!
コニャック最良のグランシャンパーニュ地区の葡萄だけを使用した
スパークリングジュースをロブマイヤーのシャンパンフルートグラスに
注ぎ入れクリスマスイブを過ごしましょうと思っています。
どうぞ皆様も素敵なクリスマスイブをお過ごしください。
Wishing You a Merry Christmas !


2024.12.23 マイセンの小花散らしのレースプレートにあれこれプチ・テーブル
カトラリーを合わせています。

和食器ですと取り皿として小皿と中皿の中間サイズでしょうか。
深さがないプレートはケーキやお菓子をのせるお皿として合わせ
やすいプレートです。

葡萄をモチーフにしたシュガースプーンで金平糖をころころ。
和菓子にオイスターフォークを添えてお抹茶タイムなど
シルバーのテーブルカトラリーが似合います。

2024.12.21

クリスマスを通り越しまして新春をイメージしたお茶の時間を
あれこれ組み合わせています。


和菓子(聖護院)が似合う大きさのマイセンケーキプレート
フレンチ シルバー(950銀)Parisのオイスターフォークを添え
マイセンの斜め格子紋様で飾られたスモールサイズのティー
カップがバランス良く美しく
ソーサー無しでも使い勝手が良く
新春の緑茶タイムに如何でしょうかか。

小ぶりサイズを組み合わせましたのでヴィクトリアンスターリング
シルバーのシェフィールド1894年JohnRound&SonLtdが手掛けた
ピアシェープのティーポット
を合わせます。

2024.12.20

シュトーレンとともにデザートワインはいかがですか?
3本のワインボトルを収納できますボトルホルダーを中心に
セッティングしました。

葡萄の葉&蔓&葡萄の実をオブジェに仕上げ中央に持ち手を
葡萄の枝に実を絡ませたうえにハンドル トップは持ち上げやすい
造形でワインボトルの重量感にも耐えられる台座で支えています。

C.1860年NewYorkで作られたCoinSilver(900銀)のボトル
ホルダーは3本のワインボトルを収納したうえで持ち上げる時の
重量に耐えられる台座仕上げでEoff&ShepardとBallBlack&Co
のWスタンプが記されています。

CoinSilverの特徴を活かしたオブジェのように美しい姿でありながら
実用的なワインホルダーです。

2024.12.19 マイセンの小花尽くしで飾られた直径152mmのファンシーな
プレートです。

お昼過ぎから太陽の光が射し込まなくなりますと雪がしんしんと
静かに降り続けています。
その少し前に太陽の優しい陽射しのなか、愛らしいプレートを
ティーテーブルに並べ女神プリマヴェーラが花々を散りばめる
イメージを想像しながら新春を祝う和菓子でセッティングです。

カットワークで縁取られた透かし紋様の上に金彩ラインを丁寧に書き
上げリーフロカイユで囲った三ケ所の窓紋様を愛らしい小花のブーケ
紋様を組み合わせています。
和菓子にも似合う愛らしいプレートで新春の準備にいかがですか。

2024.12.18

マイセンが描いた東洋の磁器に通有された龍と鳳凰紋様の
C&Sです。 日本の柿右衛門もしくはオランダの陶器を手本に
二頭の龍と二羽の鳳凰を中心に東洋の霊獣を別な色使いと
本来の組み合わせに描いたユーモラスなモチーフです。

マイセンの図案化となり受け継がれている色絵龍鳳文様には不思議と
心惹かれます。

色合わせも朱色や黄色・紺色などなど様々ですが松をイメージする
落ち着いた緑に金彩を重ねた色合わせが新年を迎える季節に気持ちが
引き締まります。
低めのカップやオーソドックスなティーカップ形状などを目にしますが
小判型シェープのカップに程よい立ち上がりを持たせ
ハンドルは左右をねじりながら交差させている造形も指を掛けた時の
安心感や小判型シェープが日本的な曲線美を感じとても魅力的です。

2024.12.17

イギリス・シルバープレート仕上げのビスケットウォーマーで
クリスマスパーティーアレンジを飾り付けませんか。

トップの持ち手部分を左右に開いていただきますと左右に広がる
透かし紋様のカバーが重なったディッシュ構造仕上げになっています。
その透かしの蓋を持ち上げ、左右に広がるディッシュ面を中央の
持ち手部分に重ね、左右に窪みを持たせた器=ディッシュには
ビスケットを収納し暖炉の前に置きながらビスケットの保温に用いた
持ち運び可能な器です。
ヴィクトリアン時代はマジック構造に耐えられる仕組みからシルバー
プレート仕上げが多く出回ります。
その後、1910年以降になりますとスターリングシルバーでも同じ
ように対応可能なビスケットウォーマーを作れるようになりますが
価格はシルバープレート仕上げに比べますと数倍と少々
お高くはなりますが中蓋の美しい透かし紋様から左右に広げるマジック
構造も現代のシルバースミスの技術面で十分に作れるまでの技術の
進歩を英国のシルバースミス達が成し遂げました。

こちらは1940-50年くらいにオーダーされたビスケットウォーマー
です。当時のようにライブラリーの暖炉の前に置かれたフットマンの
上に置きヴィクトリア時代のように保温を兼ねお茶の時間を楽しまれて
いたビスケットウォーマーです。


2024.12.16

朝からしんしんと雪が降り続けています。
昨日までは道内のどこかで積雪1メートルと耳にしながらも
他人事のように過ごしていましたが、今日は路面に積もった
積雪状態が最も滑りやすく、追突事故が多発する危険な状態に
なってしまいました。
移動中も交通事故の検証中らしきパトカーと事故車の多いこと。
路面の凍結度で走りやすくなる時もありますが、氷点下4℃前後の
気温が最も危険な雪道運転がはじまりました。

さらにお休み明けのギャラリー内の気温も低めでダウンを重ね着
しながらクリスマスティーセッティングです。
雪明かりが射し込むティーテーブルでクリスマスティータイムを
華やかせるCauldon窯のイングランドの薔薇と一緒にパンジーと
忘れな草のガーランドを包み込むマットな金彩にネイビーのスクロール
ラインのエナメル彩がおしゃれなシーンを引き締めてくれます。


ロンドン1910年JosiahWilliams&Coが手掛けましたファンシーな
ケーキバスケット
もハンドルが前後にスイングし、まるでリボンを掛けた
ように愛らしいです。小さ目にカットしましたサンドイッチも底面が
フラット面仕上げとサンドイッチをバスケットに綺麗に美しく盛り付け
られる重宝なティータイムシルバーウエアです。

2024.12.14 シュトーレンが似合う四連薔薇で飾られたコールドンのサーヴィング
プレートです。
プチフールセックを盛り付けしたアレンジにも回りのピンクローズが
華やかに引き立ててくれます。

薔薇をモチーフに描いた英国の陶磁器をティーテーブルにあれこれと
取り出しお茶のセッティングしています。
イングランドの薔薇はヴィクトリア時代から人々に寄り添う国花として
愛され続けたことでしょう。
ティーカップ&ソーサーにケーキプレートを合わせましたセットも
英国AlfredFenton&Sonsが薔薇の葉&蕾を金彩で描きピンクローズと
重ねながら華やかな雰囲気に包まれます。


2024.12.13

いよいよ本格的なホワイト(雪景色)クリスマスへ向かっています。
しんしんと雪が降り続くなか、ギャラリー内の室温もチルド?に
なってきました。

温風式の暖房がフル回転していますがギャラリーのガラス窓は
しっかりと冷え込み冷気に囲まれています。
まだまだ身体が慣れませんので、しばし辛い?
寒さにめげそうです。

この時期にヨーロッパで過ごすクリスマスにいつもおススメされます
クリスマスティーに必ずスパイスを加えられるのも納得がいきます。

ベースとなる茶葉ブレンドに身体が温まるスパイスを幾つか加え
ブレンドしますと香りとともに身体もぽかぽか。
喉を傷めたり熱がありそう?と心配なメッセージをお聞きしますので
寒さにめげずオリジナルクリスマスブレンドティーを処方?薬に
薔薇尽くしのティーテーブルでゆるりと過ごしませんか。
ロイヤルウースターのティーポット&ミルクジャグ&シュガーボウルが
揃ったティーサーヴィスセット
NewChelseaのローズプレートも
加えながらクリスマスをローズカラーで仕上げてみました。


2024.12.12 ノルウェイシルバーのC.1900年頃アール・ヌーヴォーの影響を
受けた美しいプリカジュールスプーンです。

宝石のように色鮮やかな光を放ちテーブルウエアでオーダー
されたもののテーブルウエアのなかで広がるというよりも
その優れた技法を活かした工房がジュエリーに対応したことから
数少ないと言われる幻のプリカジュールスプーンです。

ガラス質の顔料であるエナメルをステンドグラス様につくる技法で
仕上げた繊細なスプーンを葉や蝶の羽を模した華麗な色使いで
スプーンのボウルやハンドルトップの枠組みの中に作り上げた
美しいテーブルアクセサリーとして魅了したノルウェイシルバーの
プリカジュールスプーンです。


2024.12.11 ノルウエイシルバーのプリカジュールスプーンの撮影中です。
雪明かり?が射し込むギャラリーで太陽の光をあてながら
スプーンのトップとボウル部分に浮き上がる色合いを紹介
したいと挑戦していました。

冬型のお天気予報でしたが、苦戦している内にぱらぱらと
雪が降り始め撮影を断念。
眩しすぎても色合いが反射しますし薄暗くても色合いが
ぼんやりしますのでティーカップの中にいれたり
ソーサーに掛けたりと挑戦中です。
スプーンのボウルを囲む枠組みもしっかりしていますしネジネジ
スクリュータイプのハンドルからトップを飾りヌーボー調紋様も
幻想的です。

2024.12.10 ロングハンドルのマザーオブパールが美しい神秘的な輝きを
放つフィッシュカトラリーです。
バーミンガム1869年JohnGilbertが手掛けた華麗な雰囲気から
当時の正餐会の様子をご想像いただけますと嬉しいです。

ヴィクトリア時代にお魚を召し上がれる方々と申しますと
ヴィクトリア朝の正餐のレシピを調べる限りとても少ないです。
幾つかのレシピにホワイトベイト(鰊の稚魚)のフライが大流行と
いう記述を見つけましたのでテムズ川を下って貴族たちが鰊を求め
フィッシングに熱を上げていたことでしょう。
鱈やロブスターに牡蛎などもレシピに上がっていますが流石に
お肉料理に比べますとレパートリーが少ないです。

それだけお魚料理は特別のなかの特別?なお料理でその為に
特注オーダーされるフィッシュカトラリーにマザーオブパールハンドルを
重ねられたことは最高の贅を尽くしたもてなしを正餐会でお披露目
したことでしょう。
しかもマザーオブパールハンドルの贅を尽くした厚みとロングハンドルは
指に掛けた瞬間に!歓声を浴びるテーブルカトラリーです。

2024.12.9 12月に入り猛烈な寒波に覆われています。
まだまだ身体が慣れずブルブルと震えていますが冷凍便で届き
ましたシュトーレン イスパハンをレクタンギュラディッシュに
合わせイングランドの二連薔薇を描いたティーカップ&ソーサーに
ケーキ皿がセットになりましたティーサーヴィスセットを合わせ
ピンクローズカラーでコーディネートです。


外は朝から雪が降り続いていますが虎徹のギャラリーでは
クリスマスティータイムをイメージしながらティーセッティングです。

キラキラと輝くディッシュに合わせましたフレンチシルバーのヴェル
メイユを施したEmilePuiforcatのケーキサーヴァー
の見事な技法を
眺めながらケーキカットに備えています。

2024.12.7 敢えて長方形型のディッシュですのでレクタンギュラディッシュと
表示しましたCooperBrothers&SonsLtdのディッシュ
底面に
虎屋さんのきんとんを並べますと鏡面しあげのディッシュに映り
美しい風情です。
銘は「松が枝」札幌は薄っすら粉砂糖を振り掛けた風景に一変
しましたので鮮やかなグリーンは気持ちを新鮮にします。

右画像にはプリカジュールのヌーボー調デザインのスプーンを
日が暮れる間際にパちリンと写しました。

眩しい太陽の光ではプリカジュールの雰囲気が損ないますので
ほのかな灯りに包まれた時間帯を選び四苦八苦士ながら商品画像を
撮りためています。
ボウル部分とハンドル部分を繊細且つ神秘的な色合いをご紹介
できますように挑戦中です。

2024.12.6 フレンチシルバーのシフタースプーンを取り出しパラパラと
パウダースノーのようにクリスマスデザートタイムを演出
しませんか。
ボウルシェープは真上からは四角に仕上げていますが
ボウル状の中に美しいシフタースプーンの特徴的な穴紋様を
描いています。
左右にぱらぱら・・・・と真っ白な銀世界です。

右側のヴィクトリアンスターリングシルバーのティースプーン
ロンドン1874年芸術的な装飾を得意としますGeorgeFoxが
手掛けた葡萄の葉&実をアートのように飾っています。
豊穣のシンボルをクリスマスティータイムに添えませんか。

2024.12.5 クリスマス&新春に向けてテーブルを華やぐスターリング
シルバーのテーブルウエアをご紹介してまいります。

梅田阪急の地下一階に立ち寄りますと関西&関東の小ぶりで
美味しいシュトーレンのコーナーが人でいっぱい。
立ち寄りましたのが既に18時頃ですが幾つか美味しそうな?
気になるパティスリーさんを見つけシュトーレンを買い求めました。

こちらの長方形スタイルのスィーツディッシュに合わせましょうと
イメージしていましたが「ぴったり!」の長さ&横幅サイズに
ラッピングされた状態ですが合わせてみました。
シェフィールド1919年CooperBrothers&SonsLtdの左右の
ハンドルを飾る小花紋様に透かし紋様がとても愛らしくクリスマス
にはモミの木等などグリーンアレンジで愉しみませんか。


2024.12.4 サルヴァに似合うスィーツをあれこれと悩んでいますと大好物?の
嬉しいギフトを頂戴しました。
花びらサルヴァにぴったりの「MontSt.Clairの和栗と加賀棒茶の
ガトーショコラ」を重ねて記念撮影です。

中心にぴたりと美しくおさまりました。
切り分ける前にしばらく美しいガトーショコラを眺めています。

テーブルを飾る和薔薇のアレンジはフィンランドシルバー830銀の
キャンデラブラのキャンドルを嵌める=スコンスが深めに作られて
いますので水を注ぎ和薔薇アレンジです。

ドレスデンのコンポートスモールサイズのデザートスタンド
薔薇のキャンドルを飾り付けますと冷たい冬の始まりを感じさせる空気が
少し和らぐ気がします。

バースディケーキにもクリスマスケーキにも、いつものティータイム
にもテーブルを華やかせるサルヴァ・スィーツアレンジのご紹介です。

2024.12.3

札幌を留守にしていますと「クリスマス前にご紹介したい」と
思っていました花びらサルヴァが届いてました。

スクエアディッシュHigginsUのスペシャルスプーン等など
クリスマスの準備に加えていただきたいアンティークを
ご紹介してまいりますので、どうぞお付き合いくださいませ。


ホールケーキを飾るにはヴィクトリアンスターリングシルバーの
直径258mmの中心に合わせますと天使の魔法の光のように
華やぎます。
ロンドン1867年Edward&JohnBarnardの粒揃いのビーズが
花びらシェープの縁取りを飾っています。

サルヴァ面にはフローラルガーランドを幅広く飾り中心部分を
ミニローズのガーランドが愛らしくキラキラと浮き上がっています。


2024.12.2 先週末は関西へクリスマスレッスンを受けに行って来ました。
S*STYLE TEA様の「物語のある紅茶を愉しむ英国のクリスマス」

ジョージ三世の晩年をジョージ四世が支えていた摂政の頃から
国王として統治されたリージェンシー時代はロンドンのリージェント
ストリートの美しい景観や建築など後世に受け継がれています。

英国の洗練された美意識に目覚めはじめた時代にテーマを掲げられ
ブリジャートン家の世界を重ねながらシンデレラブルーで包まれた
ギャラリーでクリスマスフード&クリスマスティー(其々がオリジナル
ブレンドに挑戦)妄想?いえいえ。
物語のある紅茶をバースに拠点を持つギラーズオブバースの
ブレンドティー「レディホイッスルダウンズ」から英国紅茶が広げる
歴史感をたくさん愉しみました。
感謝の気持ちを込めて有難うございます。


2024.11.30

今年のクリスマスのテーマカラーは何色にされますか?
日本にクリスマスツリーを飾る習慣が始まったのは第二次世界大戦後の
経済諸々が落ち着いた頃でしょうか。
クリスマスツリーを飾ることから特別なプレゼントを期待する?
そんな様々な思いを募りながら過ごした事を子供心に残っています。

去年の12月はロンドンのロイヤルオペラハウスで開催されますバレエ
「 くるみ割り人形」を夏のうちにチケットを手配し鑑賞しました。
半年前にも関わらず既にほぼ完売に近いほどの集客数。
これが連日続くとは驚きです。
会場にはロングドレスをお召しになったマダム達にまじり平服にて後部席
から鑑賞しました。

欧米各地で催されますクリスマスのイベントもケルトの習慣もキリスト圏の
習慣も日本では冬至を迎える心構えのように長い冬の始まりを楽しく
過ごせる風習へと繋がったものと思います。

其々の願いを込めて我が家のクリスマスカラーを何色に?
思い思いに飾り付けることで新しい年を迎える準備をしませんか。


2024.11.29 貴婦人たちが過ごしたクリスマスシーンを虎徹マダム流に
アレンジしています。

冬型のお天気になりますと外光の優しい光に包まれますが
昨日までは眩しい太陽の光が射し込みマイセンの白磁は
より輝きが強くスターリングシルバーのテーブルウエアも
眩しさを通り越し光輝き過ぎ?でした。
今日からちらちらと雪が舞い降りていますので少しづつ
イメージシーンを作り上げます。

上手ハンドルを飾る編み紋様のループ仕立てを左右に動かし
ながらケーキバスケット
に薔薇のアレンジを飾りマイセンの
デザートプレートに描かた薔薇の色合いを重ねました。
ポーセリンに描かれた花々の色合いとアレンジです。


2024.11.28 気持ち少し?早めですが新春を迎えるデザートセッティングを
イメージしてみました。
ロイヤルウースターの花びら状のプレートに金彩の輝きを抑えた
マットな縁取り飾りとディッシュ面を造形的に仕上げたブラッシュ
アイボリーのデザートプレート一面に野菊の表情をナチュラルに
描いたデザートセルヴィスセットに合わせましたデザートカトラリー
セルヴィスセットは誉れ高きヴィクトリアスターリングシルバーの
フラットウエア FrancisHIgginsUが手掛けた57ピースのセットを
セッティングしました。

ヴィクトリア女王御用達メーカーの金属パネルが貼られたカトラリー
ボックスに収納され美しい持ち主の紋章をハンドルトップに飾っています。

初冬の優しい陽射しに包まれRoseCharlottePerriandがゆっくり
花開く様子も画像に残せました。


2024.11.27 お気に入りのスィーツで午後のお茶時間です。
ヴィクトリア時代の貴婦人から、現代の生活感のなかで過ごす
午後のお茶時間はお気に入りのお菓子とともに 虎徹でゆっくり
過ごせる有意義な時間?です。


シヅカ洋菓子店のしあわせのお菓子は焼き色の美しい自然と
調和した優しいお菓子でシンプルながらお茶の時間を待ち遠しくなる
お菓子はお取り寄せしながら季節ごとの詰めあわせを楽しんでいます。
ショコラのお気に入りは「JHOICEのショコラ」を一粒味わってから
季節ごとフレッシュなガナッシュをお取り寄せしています。

英国Cauldon窯でティータイムセッティングシーン
リーフガーランドで縁取りを飾りローズピンクの薔薇を散りばめた
リズミカルに描かれたティーカップ&ソーサーに合わせたケーキ
プレートと一緒にB&Bプレートにはビスケットをミニスクエアプレートには
ガナッシュを合わせました。

2024.11.26 ヴィクトリア時代の午後のお茶時間を再現しました。
ロンドン1890年MarrtinHall&Coが手掛けましたティーサーヴィスの
基本でもあります4点セット
のクォリティ―を引き立てます

ティーサーヴィス4点セットに ロンドン1895年WilliamHutton&SonsLtdの
万能スタイルの球形型ティーケトル
を合わせます。
当時はティーアーンもしくはティーケトルをお部屋の飾りとなりえる
美しい華やかなヴィクトリアスタイルを好まれました。

その上にヴィクトリア時代のスペシャルティーサーヴィスセットとして
ティーサーヴィスをより華やかせますティートレーのフットが付いた
スタイルはサイドテーブルにお茶の準備を整える等など
お客様を招いての午後のお茶時間には必ずや格式あるおもてなしを
演出するティートレーです。

ティーテーブルを引き立てるホワイトリネンのティーテーブルクロス
貴婦人のおもてなし心得のひとつ。
上質なリネンをお披露目されていました。

2024.11.25 KOTETSUの素敵なゲスト様ご夫妻に招かれました。
冬の幻想曲をテーマにテーブルセッティングはForestX'masです。


テーブルを包み込む午後の光が翳りはじめますと、辺りは静まり
返った森の中。
ほのかに灯る明かりに包まれながら、一足お先にクリスマスの
お料理を美味しくいただき、おしゃべりが尽きない楽しい時間です。
ご一緒いただきました皆様とゲスト様ご夫妻に感謝の気持ちと
素敵なクリスマスシーンをTABLE TALKにご紹介しますので
お待ちくださいませ。


2024.11.22 英国Cauldon窯でティータイムセッティングです。
リーフガーランドで縁取りを飾りローズピンクの薔薇を散りばめ
リズミカルに描かれています。
ティーカップ&ソーサーに合わせたケーキプレートと一緒に
B&Bプレートにミニスクエアプレートを合わせました。
アンティークレースの華やかなティーテーブルクロスを重ね
午後のティータイムです。


午後から雪の予報が出ていますが、未だ霙も降らず太陽の光が
重苦しい雲で隠れてしまいました。
そんな季節は爽やかなグリーンのガーランドにローズピンクの
愛らしさが気持ちを華やかにしてくれます。

2024.11.21 英国Ridgway窯のB&Bプレートで午後のお茶にしませんか。
金彩紋様を中心に愛らしいホクシャ等々のガーデンフラワーが
ナチュラルにお茶の時間を華やかせます。

縁取りの金彩で描かれたスクロール紋様と左右を飾るロカイユ紋様
愛らしい花びら紋様が愛らしく描かれれています。

B&Bプレートとはお茶の時間にサンドイッチやバターケーキなどを
角皿に盛りつけられたことからB&Bプレートと略しますが
ラウンドケーキに合わせた円形シェープのB&Bプレートもございます。

2024.11.20

英国Davenport窯のB&Bプレートで午後のお茶にしませんか。
イングリッシュローズを中心に色鮮やかなガーデンフラワーが
お茶の時間を華やかせます。

縁取りの金彩で描かれたアイビー紋様と四つ角を飾る窓紋様に
モーニンググローリーにピンクローズが愛らしく描かれれています。

B&Bプレートとはお茶の時間に サンドイッチやバターケーキなどを
角皿に盛りつけられたことから B&Bプレートと略しますが
円形シェープのB&Bプレートもございます。
英国陶磁器のティータイムセットにはスクエアのB&Bプレートが2枚
揃えられたセットから円形のB&Bプレートが2枚揃えられているなど
ティーカップ&ソーサーにデザートプレートと一緒にお茶の時間に
合わせフードの盛り付けに必要なB&Bプレートです。

2024.11.19 昨夜から急激に気温が下がり今朝は周辺の山々も真っ白に
路面もしっかり積雪5p?と久しぶりの雪景色になりました。

そろそろ?と心づもりはしていましたが、いよいよ長い長い
本格的な冬の始まりです。

虎徹の窓際から射し込む太陽の光も低めになってきましたので
ティーテーブルに合わせたマイセンの小花紋様のティーC&Sや
ティーポットに眩しい光があたっています。

久しぶりにクィーンアンスタイルのティーポットに出会いました。
ヴィクトリアンスターリングシルバーのロンドン1885年
JacobBermanが手掛けたオーバル状に広がるボディから注ぎ口の
ラインに縦筋ラインを施しティーポットのトップラインに美しい
エングレーヴィングを飾っています。

さらにパイナップルを模した蓋摘まみへ緩やかな筋状の盛り上がりを
飾ったヴィクトリア時代の栄華を誇る英国人好み?のティーポットです。
容量は600ccと実用的なサイズです。

2024.11.18

ヴェルメイユを施したフレンチシルバーのクラレットジャグです。
ホクシャを浮き上がらせたパートドヴェールの優雅なクラレット
ジャグと一緒にクリスマスのティーパーティーです。


バーミンガム1892年Mills&Coの内側にもゴールドギルドを
施したマーガレット紋様が全面に浮き上がるミルクジャグ&
シュガーボウル&シュガートングセット
を合わせゴールドギルドで
まとめます。

手元にはジャポニズムスタイルのロンドン1875年ゴールドギルドと
プラチナカラーを組み合わせましたBaenardのデザートスプーンを
添えデザートティータイムセッティングです。

矢羽根紋様のボウルとハンドルを飾る扇と蜻蛉のモチーフが
源氏香図のようにリモージュの金彩小花紋様を引き立て優美な
ジャポニズムコーディネートに仕上げました。

2024.11.16 シャンパン用のグラスも時代によりスタイルが変化しています。
推測ですが質感等々からフランスのシャンパングラスです。

最近はシャンパングラスも様々なスタイルを目にします。
1950年代に広く普及しましたシャンパンフルートグラスの天使の泡が
立ち上がる様子を見慣れていますが、万能型と言われます小ぶりの
チューリップ型でふっくらとした膨らみがシャンパンにもワインにも
適応することから様々な用途に対応するグラスも多くみられるように
なってきました。

1800年以降にシャンパンをボトルに詰め移動が可能となり普及し始めた
頃の宮廷晩餐会では口元が大きく開き香りを漂わせるシャンパンクーペ
(クープ)が一般的でした。
ただし、この時代には泡の立たないシャンパンも多かったと伝えられて
います。
こちらのスタイルは機能性とデザインを兼ね備えたトップはシャンパン
クープのようなフォルムで持ち手の部分へは縦筋の空洞部分を仕上げて
いますのでグラスを持ち上げた時の視線に天使の泡が立ち上がる美しい
スタイルです。

2024.11.15

ナイフブレードの表面&裏面に蔓草紋様を彫り深く仕上げた
シェフィールド1952年にホールマークを申請しましたWalker&Hallの
マザーオブパールハンドルのデザートカトラリーセットは
両面にエングレーヴィングを彫り深く飾られるに十分な厚みの
あるブレードを合わせています。


ラウンドトップ仕上げのデザートナイフは切り分けにも
程よい切れ味を求められますが、パイ地やタルト地等々にも
切れ味良くお使いいただける十分な厚みとシャープさが魅力です。

ブレードに力を加える時にもマザーオブパールハンドルとブレード&
フォークの耐久性が十分に考えられたカトラリーであれば
どの様なシーンでも対応することが出来ます。
洗浄時のハンドル繋ぎのクッションに熱湯を掛けないなどなど。
スターリングシルバーのカトラリーがどのようなクッションを施して
いるかを確認したうえで適切なお手入れをしていただけますと
マイ・カトラリーに相応しい重厚感とマザーオブパールハンドルの
ナチュラル感を十分に味わえる万能セットです。

2024.11.14

午後の陽だまりの中、フローラルブーケで飾られたスターリング
シルバーを幾つか揃えますとティーテーブルのテーマが閃きます。

装飾技法がそれぞれ異なるにも関わらず光輝く魅力的な シーンが
一つ二つと繋げられます。

透かし紋様と一言で表されますが、そのモチーフたるやヨーロッパと
オリエントを行き交った文様が見事に側面を飾ったロンドン1905年
JohnHantのデザートディッシュ
にスィーツアレンジを重ね
小判型のシェフィールド1896年JamesDixon&SonsLtdにフィレンツェの
LaVia del Te緑茶をベースにしたレモングラス・ミントにレモンピールを
合わせサンフラワーの花弁が含まれた茶葉を盛り付けます。
香り立つフローラルティータイムをアルハンブラ宮殿でお茶時間を過ごす
ようにイメージしてみました。

2024.11.13

英国ローヤルウースターお得意のフラワーブーケ紋様を
中心に描いたデザートプレートをテーブルにあわせてみました。

縁取りを飾るブルーエナメルには英国人好みのホワイトエナメル彩で
浮き上がらせたヒナギクが目に飛び込んできます。

そろそろクリスマスカードのセッティングにあれこれ組み合わせを
悩んでいますと、こちらのヒナギクに重なるヴィクトリアンスターリング
シルバーのクラレッとジャグ、ロンドン1889年CharlesEdwardsの
透明グラスの縦ラインに飾られた菊の花びら
とロイヤルウースターの
ボーダー紋様を重ねホワイトクリスマスカラーにまとめられます
でしょうか。 只今、思案中です。

ちなみにデザートカトラリーには金彩ジュールに重ねヴェルメイユを
施したフレンチシルバーMaisonOdiotのデザートカトラリーを
合わせテーブルを引き締める雰囲気に挑戦していますが
クリスマスよりも新春?でしょうか。


2024.11.12

デザートディッシュやデザートスタンドの活かし方は形&姿とともに
サイズ感の異なるタイプを幾種類か組み合わせることでお茶時間の
ティーテーブルを華やかせます。

同じ大きさの器よりもサイズの異なるディッシュでありながらも装飾技法や
意匠性が似ているタイプを幾つか組み合わせることで統一感と季節や
テーマに沿ったイメージを作り上げられます。

舟形ボートシェープの側面を優雅な透かし紋様に縁取り&台座部分
からフット部分へ鋳造仕上げの小花のガーランド紋様で凹凸感を
浮き上がらせましたロンドン1905年JohmHuntのデザートディッシュ

小ぶりながら小判型のシェープにフット部分をゆったり小花紋様のケープの
ように台座を飾るシェフィールド1896年JamesDixon&SonsLtdの
スモールディッシュ
を合わせ薔薇のキャンドルで秋の夜長を愉しむ
お茶時間にアレンジです。

2024.11.11

フレンチシルバーPremierデザートサーヴィングセットです。
1882年から1901年まで工房を立ち上げましたHenryGabertが
手掛けたデザートサーヴィングとともにデザートスプーン12本を
ボックスに納められています。


デザートカトラリーセットが収納されています革張りボックスの中央を飾る
ゴールドエナメル彩のイニシャルは当時の貴金属商が販売代理店として
特別な顧客様のオーダーを請け負い、 お届けしたデザートカトラリーセット
であったと想像します。

革張りのボックスを開けますと長い眠りから覚めた美しくヴェルメイユを
施した サーヴィングカトラリーセットと12本のデザートスプーンが眩しく
輝いています。
スプーンのハンドルを繋ぐ裏面にはロカイユ装飾紋様を優雅に飾り
ボウルからハンドルへ立体的な小花紋様でハンドルを飾っています。

2024.11.9 葡萄の房から実を一粒、付け根にシザーズの刃先を当てプチっと
指で静かに摘まむレディの美しい仕草に欠かせない優雅な
スターリングシルバーの道具=グレープシザーズです。
シェフィールド1893年にシルバースミスのMappin&WebbLtdが
ホールマークを申請し革張りのボックス
に納められていることからも
ヴィクトリア時代の庶民には口にすることができなかった南国の
果物をお屋敷の オランジェリーで育てる事が可能であったお屋敷で
マダム達のお茶会には、その優雅さが実用性以上に美しい光輝く
装飾技法を極めたグレープシザーズをシルバースミスに特注し
お集まりのゲスト様の前でお披露目されたことでしょう。
装飾の少ないグレープシザーズに比べ革張りボックスを開いた時の
ゴージャス感が素晴らしいです。

ハンドルを緻密なリーフスクロール紋様で飾られたフォルムと
贅沢なほどに重厚感のあるグレープシザーズで当時の貴婦人の
お茶会をイメージしてみませんか。
王侯貴族が代々家宝として受け継がれたスターリングシルバーの
グレープシザーズです。

2024.11.8

マイセンのリーフディッシュを飾る浅い浮き彫り装飾に花々の
アプリケット装飾が愛らしいです。
アプリケット装飾も斜め格子紋様もケンドラーの時代から長い
伝統を持つマイセン独特の意匠です。


光があたりますと、その斜格子の編み籠風紋様の両側に点を打った
12の四角い格子から、その両側に無地を繋いだパターンが四方に
繰り広げられる縁飾りはザクセン選帝侯の厨房を預かっていた
ブランデンシュタイン伯爵に応じ、当時ケンドラーの助手を勤めていた
エーデルラインがデザインしたことからブランデンシュタインと呼ばれた
装飾です。 当初は縦割りの直線的なラインをアルト・ブランディン
シュタインと呼ばれ後に曲線的な優雅なラインをノイ・ブランディン
シュタインと呼び区別されています。
マイセンのリーフディッシュは曲線的な優雅なノイ・ブランディン
シュタインで飾られています。


2024.11.7 C.1820年にオーダーされたSPODE窯のエッグスタンドです。
ブルー&ホワイトと限らずグリーン&ホワイトやローズ&ホワイト
ブラウン&ホワイトやブラック&ホワイトなど一つのカラーで
濃淡を巧みに活かした英国の陶磁器は魅力的です。


その中でもモスグリーンの濃淡をイングリッシュナチュラル
フラワー
を外側から内側へと転写技法とは言え緻密な技術を
もとめられますポーセリンの技術者達の作品を手にしてみませんか。

エッグスタンドとしてオーダーされたのですが指に掛かる窪みが
程よく様々なアイテムが思い描かれますし指に伝わる優しい触感にも
魅了されます。

2024.11.6 フレンチシルバーファースト銀の朝食用に用いられました
プチディジュネセットです。

ピクルスorフルーツフォークやパテをサーヴする小さなサーヴァー
ジャムやコンフィチュリエをお砂糖をサーヴするスプーン等など
プチディジュネのメニューに応じて三種類と限らず数種類の
サーヴィスセットがオーダーされました。

工房名が判読できませんがC.1900年にオーダーされた
メダリオン&リボンモチーフハンドルに飾られたファンシーな
セットです。

2024.11.5 ドレスデン窯の白鳥のソースボートにデザート用のソースを
添えてデザートセッティングです。

レードルに見立てましたボウルがエッグシェープ仕立ての
マスタードスプーンをそっとボートに合わせます。

デザートプレートに選びましたドレスデンフラワーブーケの
薔薇の色合いを重ねたミントン窯のピンクのミニローズを縁取りに
飾ったデザートプレートとドレスデンのコンポートにピンク
ローズキャンドルを飾りピンクローズ尽くしです。


デザートの盛りつけにアシッド・エッジングが美しいバカラの
Lulliシリーズのシャンパンクープ
を合わせますと着席された時に
視線の高さに程よく浮き上がるシャンパンクープです。

デザートカトラリーには白磁のテーブルウエアに合わせ
マザーオブパールハンドルのデザートカトラリーをセッティング。

午後の陽射しに包まれ薔薇のティーテーブルクロスが瞬く間に虹色の
輝きに 包まれます。

2024.11.4 黄金色の銀杏並木がすっかり落ち葉の絨毯になりました。
昨日から時折、冷たい雨が降り続ける札幌ですがタイヤ交換を終え
ましたので雪が積もっても大丈夫?
という緩い気持ちが油断へつながりますので冬道のトラブルに備え
冬用のワイパー交換はもちろん、スコップと立往生した時の道具を
積み込みました。

紅葉狩りの美しい地域にお住まいの方々にイメージしていただきたい
漆器とスターリングシルバーの小物合わせでお茶にしませんか。

蒔絵銀杏紋様の菓子箪笥をティーテーブルにセッティングし
花びらディッシュにお干菓子色々を取り出します。
紅葉や銀杏などなどの干菓子を優しく取り出す時にフレンチシルバーの
朝食用のサーヴィングセット=プチディジュネをお使いになりますと
小さな小さなお干菓子も静かに盛りつけられます。
ハンドルの長さが片手でスムーズにサーヴィスできるところが魅力でしょうか。
このようなサーヴィングカトラリーは当時スターリングシルバーのテーブル
ウエアを持ちえた英国貴族のお屋敷で繰り広げられます晩餐会にお招きした
ゲスト様にお屋敷の宝物をお披露目するうえで現代に伝えられた
美しいスターリングシルバーのテーブルウエアです。
フレンチシルバーも同様に伝えられていますが英国の貴族階級が安定的に
過ごせた時代に比べますと革命により失われたフレンチシルバーは
とても貴重です。

2024.11.2

繊細で華麗なロココ調の絵付けが魅力的なドレスデン窯です。
マイセンに次ぐ磁器窯の町、ドレスデンで1872年頃からテーブル
ウエアだけではなく、レース細工の磁器人形や花瓶からオーナ
メントなど装飾品にも力を入れた手作業の精緻な細工や絵付けを
多く残した魅力的な名窯です。

幾つかドレスデン窯をご紹介している中でも愛らしいロココ調の
フラワーガーランドで飾られましたドレスデン窯の白鳥のソース
ボートです。スワンの首を持ち手にしたデザート用のソースボートと
一緒に楕円形のプレートをアンダーに合わせていますので小さな
スプーンを添えられます。

デザートにソースを合わせたい時に小ぶりで他のテーブルウエアに
違和感なく合わせられるスワンのデザートボートです。
これからクリスマスをテーマにしたセッティングにもプチアクセント
としてテーブルを華やかせます。


2024.11.1 愛らしい白鳥の親子のマイセン・フィギュアをマスコットに
合わせ午後のお茶時間にしませんか。


フレンチシルバーのドラジェリエにも蓋摘まみと左右を飾る白鳥の
ヒナを象徴的に飾っています。
優美さと白鳥の可愛いいヒナの姿を組み合わせたテーマ?
午後のお茶時間にイメージしてみませんか。
※ちなみに白鳥は幸運のシンボルです。

2024.10.31 いよいよ秋から初冬へ北海道の長い雪の季節を迎えようと
しています。
黄金色に輝く山も茶色?のグラデーションが増えてきました。
雪景色?まだまだ!の願いを込めて虎徹のギャラリー内には
ドレスデンフラワーを組み合わせセッティング中です。


毎年のことですが四季の違いを味わえる日本人だからこそ季節の
移ろいを楽しめるのかもしれません。
秋から初冬へと外は真っ白な銀世界になった時に部屋の中で
ドレスデンフラワーに囲まれますと寒さも気にせずに過ごせます。
特にドレスデンフラワーの中で目に飛び込むピンクローズの
薔薇の描きが優しく優雅な雰囲気です。
フラワー&ガーランドに描かれた忘れな草やアイリスの色合わせは
ティーテーブルをお花畑にしてくれます。

2024.10.30 舟形シェープを思わせる楕円形のティーキャディです。
チェスター1910年GeorgeNathan&RidleyHayesが手掛けた
リボンモチーフのガーランド紋様でキラキラと輝かせています。
蓋を開けますと蓋の裏面&キャディの内側をゴールドギルドで
覆っていますので茶葉を取り出す際も神々しい光に包まれます。


蓋を持ち上げる横長のハート型の摘みは前後にスイングする蝶番が
軽やかにきっちりと重なり蓋を難なく持ち上げられます。

午後のお茶にお気に入りの茶葉をティーキャディに収納し厳かに
茶葉を掬いながらお茶の準備に取り掛かる作法は何処か煎茶道に
繋がる気がします。
気軽に手に入る紅茶ですが、当時を想像いただき貴重な茶葉を
収納したティーキャディの最高の演出をイメージしませんか。

2024.10.29

秋の夜長は読書しながらティ―ケトルをサイドテーブルに準備し
ティータイムにしませんか。

いつでも紅茶に最適なお湯を注ぎいれられる為にティーケトルは
ティーテーブルやサイドテーブルの側にセッティングします。
スタンドの後部を固定しているチェーンをゆっくり取り外し注ぎ口の
方向へほんの少し傾けながらティーポットへお湯を注ぎいれます。


ティーセレモニーでも席を外すことなく、手元でティーケトルのお湯を
ティーポットに注ぎいれる動作はマダム自らゲストの方々の目の前で
美味しい紅茶をお披露目する最高のおもてなしです。
この動作こそがエレガトンティータイムのおもてなしではないでしょうか。

バナーには油煙の少ないパラフィンオイルを入れ炎を耐えさせず
いつでも最適な温度のお湯を保てる状況を整えられる環境こそが
おもてなしの極意です。

2024.10.28 蓋を開ける時にポン!と響き渡るティーキャディです。
それだけ密閉度も高く茶葉の収納に適した筒型スタイルの
チェスター1902年ColenHewerCheshireです。

お煎茶道の茶心壺と同じスタイルにとても馴染みやすさ感じます。
片手で持ち上げ、蓋をポンと開けながら茶葉の程よい容量を
ティーポットへ。
煎茶道のお点前のように流れる動作は美しいです。

蓋部分から肩部分&円柱面を薔薇窓紋様とフローラル紋様を
幅広くボーダー紋様のように飾り二面の円環模様を交互に
飾っています。
ティーポットに茶葉をいれる前に小さなスィーツディッシュに
程よい茶葉の容量を目で確かめられますので、紅茶手前を
テーブルでお披露目されてはいかがですか?

2024.10.26 夏にオーダーしましたFloralCandle有瀧さんの薔薇のキャンドルが
届きました。

書籍『アンティークシルバーのある暮らしU』の十勝ヒルズのレストラン
撮影時にパープルのキャンドルを合わせ、撮影時に空調をストップ!
キャンドルの炎が風で揺れないように息を止めて!は無理ですが
カメラマンさんもスタイリストさんも私達もキャンドルの幻想的な光と
ガーデンの向こうに見えます帯広の街の灯りを全員で息を潜めながら
眺めていた時を思い出します。

今回は大輪のピンクローズのキャンドルと可愛らしいピンクローズの
色違いをシェフィールド1885年JohnEdwardBinghamが手掛けた
ケーキバスケットに並べました。

札幌はお庭の薔薇も咲き終わりましたので、しばらくローズキャンドルで
ケーキバスケットにアレンジを楽しみます。

2024.10.25 ヴィクトリア時代の栄華を象徴するティーケトルです。
ロンドン1895年WilliamHutton&SonsLtdの堂々たるお姿は
実容量1500ccとサロンでのお茶の時間に最適です。


究極の球形型シェープのティーケトルに華やかなフローラル
紋様の凹凸装飾が緻密に飾られ注ぎ口へと曲線的な装飾を
施しティーケトルの横からも真上からも優雅な装飾です。
ヴィクトリア時代の午後のお茶の時間をご想像ください。
広いお屋敷で湯が沸き立つ音に胸高まらせながらお茶の時間を
待ちわびるマダム達の気持ちが思い浮かびませんか。

ティーケトルを支えるオイルバナースタンドには透かし紋様が施され
真上から目にしますとスタンドを縁取るシェル紋様のアイリスの花と
リーフ紋様を交互に飾り、エングレーヴィングのキラキラ感や
ケトルとバナーを繋ぐスタンドの側面にも花びら状に囲った曲線的な
装飾が目を引きます。

2024.10.24 お茶会を終えギャラリーの片付けを終えほっとしているところに
夏にオーダーしましたfloral candole有瀧さんのファンシーな
薔薇のキャンドルが届きました。

大きなサイズと小さなサイズをお箱にびっしり!
大きな薔薇のキャンドルはいつもの美しいボックスにリボンをかけて
いますので、小さな薔薇をマイセンのアプリケットバスケット
すらりと背の高いシェフィールド1899年Walker&Hallのデザート
スタンドに飾ってみました。


淡い色合いのピンクローズが可愛らしく花びらは和薔薇のふわふわ
花びらのようです。
デザートスタンドにスィーツを気軽に合わせてしまいますが
時にはインテリア感覚でテーブルのキャンドルスタンドとして
コーディネートされてはいかがでしょうか。


2024.10.23 10月17日&18日「アンティークシルバーのある暮らし」を
テーマにお茶のマリアージュをご紹介したなかでお茶に纏わる
数々のシルバーウエアからスターリングシルバーの
ティーアーン&
ティ―ケトルをティーセッティングに組み入れたシーンをご紹介します。


ティーケトルのルーツはすでに1700年頃から登場しています。
当時は数も少なくティーケトルの下にオイルスタンド用にトライアングル
サイズのサルヴァを一緒に当てがわれたセットでした。
ティーケトル専用のテーブルがオーダーされサロン内での紅茶を
サーヴィスする間、弱い火力で温度を保っていました。
その後、ティーケトルの習慣が根付くように思われますがティー・アーン
という浸出した熱い紅茶を淹れる大きな銀器が登場します。
その後、サロンで華やかに演出されるヴィクトリア期のティーセレモニー
では、ティーアーンor ティーケトルのどちらかが使われるようになります。

その当時に作られたティーケトルはスタンドとオイルスタンドを繋ぐ鎖もなく
そのままスタンドに置かれたタイプが多く、ヴィクトリア期に入ってから
左右を鎖で固定し、お湯を注ぐ時に片方の鎖を外して使用する構造に
変わっていきます。

今回のティーセレモニーで皆様から「素敵!」歓声が響きました
フルーツティーは ジョージアンのティーセレモニーをイメージし
ケトルスタンドの上に耐熱のティーポットをセットし、その中に飾られた
カットフルーツに紅茶が注がれる様は美味しい香りと目にも美しい
ティーセレモニーです。


2024.10.22 先週末から、穏やかな気温が急に冷え込みました。
日曜日の朝にはパラパラと路面に雨まじりの雪がサラリと降り
積もり真っ白に。 いよいよ冬のはじまりです。

札幌での「アンティークシルバーの愉しみ方&ティーペアリング」を
終え、新千歳空港へ向かうなか高速道路の路面が凍結していたの
でしょうか?
事故車とパトカーのサイレンがけたたましく行き来する様子は
今年も冬が来た!と緊張感に包まれました。
毎年のことですが、今までの穏やかな晩秋が名残り惜しくです。

お茶会前にお手入れを終え無事に届きましたスターリングシルバーを
幾つかご紹介してまいります。

和薔薇をアレンジしましたイパーンのテーブルを華やかせました
ヴィクトリアンスターリングシルバーのティーケトルです。
ロンドン1895年WilliamHutton&SonsLtdのスタンドを飾る透かし
紋様とボディを浮き上がらせるように飾られたフローラル紋様が
和薔薇を引きたててくれました。


2024.10.20 10月17日&18日「アンティークシルバーのある暮らし」を
テーマにアンティークシルバー&漆器を合わせ
お茶のマリアージュの魅力をご紹介しました。
まだまだ余韻に浸りながら二日目のセッティングをご紹介します。

お隣りのレストランVittorio纐纈シェフのコースメニューに合わせた
S*STYLE TEAこと田中純幸様のお茶のマリアージュ

お集まりいただきましたゲスト様に感動のひと時をお愉しみ頂きました。

10月の和薔薇を花屏風にアレンジしましたダイニングテーブルに
ロイヤルウースターのデザー セルヴィスセットをギャラリー仕立てに
仕上げました。
ウェルカムドリンクは透き通る秋のブルースカイに静かに注がれる
琥珀色の紅茶でスタートです。
北海道の旬の素材を多々含まれたカルパッチョや秋鮭のロースト
牛頬肉と道産野菜のポトフ等などランチフルコース6品に合わせました
様々な茶葉&ブレンドされた魅力的なペアリングをお披露目できました。
次回の愉しい企画へと、皆様のご参加をお待ちしております。
また、「お集まりいただきました皆様!感謝申し上げます。」

2024.10.19 10月17日&18日「アンティークシルバーのある暮らし」をテーマに
アンティークシルバー&漆器を合わせ、お茶のマリアージュの魅力を
ご提案しました。
まだまだ余韻に浸りながら一日目のセッティングをご紹介します。


スターリングシルバーのティーナイフ、フレンチシルバーのオイスター
フォーク
等々で栗をメインに仕上げたショコラ&フィナンシェ
札幌の和菓子職人さんにお願いしました究極の栗金団を二種類に
S*STYLE TEAこと田中純幸様のお茶のマリアージュを
お集まりいただきましたゲスト様に感動のひと時をお愉しみ頂きました。

2024.10.16 お月見は過ぎましたが高坏に合わせられます高さ140mm
トップの口径サイズが185mmの美しいデザートスタンドです。
シェフィールド1899年Walker&Hallが手掛けた縁取り装飾は
アカンサス葉をスクロール紋様のアクセントに仕上げながら
軽やかにリズミカルに飾られています。

ディッシュ面の透かし紋様に台座の裏打ち仕上げと全体的に
とても安定感のある仕上げです。

1857年JohnHallとGeorgeWalkerによりシェフィールドで営業を
始め1884年にヴィクトリア女王から王室御用達の称号を授与され
英国王室をはじめ王侯貴族へお届けしたシルバーウエアが
今もアンティークとして残されて時空を超えた出会いです。

2024.10.15

イングランドの薔薇を描いたコープランド窯のスワンシー
ローズ・ティーカップ&ソーサー&ケーキプレートセットです。

薔薇の表情から金彩紋様のコンディションも美しく
スワンをイメージした曲線ラインのハンドルとティーカップの
口径を模るシェープラインが美しいです。
1890年から1920年までニューヨーク五番街に輸入代理店
としていた店を構えていたGilmanCollamore&Coのスタンプも印された
ダブルスタンプ
のティーカップ&ソーサー&ケーキプレートセットです。

2024.10.14

マーガレットの花が一面に描かれたシュガー入れに
シュガートング&ミルクジャグをオリジナルのボックスに
収納されたバーミンガム1892年Millis&Coが無事に
届きました。

オリジナルのボックスのコンディションもとても美しく
ヴィクトリア時代から大切に受け継がれていたのでしょう。

しかも内側から外側を全てゴールドギルドで覆い
そのコンディションもとても素晴らしい状態で維持し続けたの
ですからオリジナルボックスに長く眠りについていたセットでは
ないでしょうか。

2024.10.12 秋めく札幌に合わせました「10月17日の虎徹でのお茶会」
いよいよ来週にせまりました。

今回のテーマは『アンティークシルバーのある暮らし』をご紹介する
うえで掲げたテーマ「アンティークシルバー&アンティーク陶磁器
&アンティークグラスに加えジャポニズムセレクションを組み合わせ
錦秋のティーペアリングに挑戦です。

大阪からお越しくださいますS*STYLETEAこと田中純幸様の
ときめき魔法のひと雫で旬のフルーツをコラボレーションしたショコラ、
旬のフルーツをVittorio纐纈シェフ仕立てのデザートを合わせ
錦秋のイメージぴったりに仕上げたふわふわの金団を主菓子

ご用意しワインのテースティングを愉しむようなティーペアリングを準備
しております。

ご参加の皆様、ギリギリまで調整いただきお越しいただけない等など
多々メッセージを頂戴しました皆様へ画像にてお伝えして参ります。


2024.10.11 クランベリーグラスを合わせたシェフィールド1900年Walker&
Hallのコンディメントセットに小さなサルヴァがぴったりです。

太陽の光が射し込みますと鮮やかに透き通るクランベリーの
色合いが浮き上がってきました。

こちらのセットに添えましたバーミンガム1885年GeorgeUniteの
ソルトスプーンとマスタードスプーンセット
まるであてがえたようにコンディメントに華を添える愛らしい
マスタード&ソルトスプーンセットです。

ディナーのテーブルをしつらえる際には必ずとも言われます
必須アイテムの香辛料入れは食卓を彩るテーブルマスコットとして
コーディネートを演出いただけます。

お茶の時間には金平糖をころころと器遊びをされても華やぐ
クランベリーグラスのコンディメントセットです。

2024.10.10

蓋部分からハンドル&注ぎ口&ボディ全体に輝く星印を連ねた
ジョージ三世スタイルを再現したティーポットをギャラリーに
射し込む光のなか、スクエアトレーやサルヴァの上に合わせる
だけで荘厳な光に包まれる高貴さを感じるバーミンガム1874年
FrederichElkingtonのティーポットです。

シルバースミスElkington工房としてではなく個人名で申請した
その理由には何か訳があるのかもしれません。
後世に残す自作のシルバーウエアとして伝えたかったのか?
その点をご説明できることがわかりましたら付け加えます。

ジョージ三世のイメージはハノーヴァー王家の血統ながらイギリスに
生まれ英語を母国語とした典型的な英国人としてジョージ一世&
ジョージ二世のドイツ生まれの英語を解さない国王と比べ英国を愛し
自ら内政外交に介入したと言い伝えられています。
そのジョージ三世を象徴したティーポットです。

2024.10.9 フランスのノルマンディレースを数点ご紹介します。
ホワイトワークやレースを組み合わせパッチワークのように多彩な
構図でラウンドやスクエアレースに仕上げたノルマンディ地方の女性達の
手で紡ぎあげたことからノルマンディレースの発祥とされます。
レースから刺繍などの巧みな技法を一枚のスクエアやラウンドレースで
楽しめるレースはどこか懐かしい子供の頃の洋服にアプリケット刺繍で
飾られた手触りのよいブラウスやワンピースを思い出されます。
ひと針ひと針ナチュラルフラワー紋様が優しいノルマンディレースです。
生地の色合いはホワイトと限らずナチュラルクリームもございますが
今回はホワイトカラーのノルマンディレースをまとめました。

2024.10.8 テーブル茶会のお点前に合わせられます程よい高さが魅力的な
ヴィクトリアンスターリングシルバーの星座紋様のティーケトルを
ご紹介します。


ロンドン1879年ホールマークを申請したシルバースミスGeorgeFox
の球形型シェープケトルを飾る帯状のボーダーラインにひとつひとつ
星座をモチーフに飾りあげています。
英国銀器の礎となったジョージアンのシルバースミスのファミリー工房の
ひとつとしてCharlesThomasFox&GeorgeFoxからGeorgeFoxへ。
さらに、その息子たちへと引き継がれたファミリー工房です。


こちらの星座を連ねたボーダーラインを囲むように上下に緻密な
リーフボーダ―ラインを描きあげています。
菊花紋様の放射状に仕上げた蓋摘まみも丁寧に仕上げていますので
どうぞ詳細画像にてご覧くださいませ。

2024.10.7 英国コープランドの古典的なモチーフで描かれたティーカップ&
ソーサー&デザートプレートセットです。

花開く花を真上から覘いた時に円の中心から放射状に花弁を広げた
文様に見えることから古代北メソポタリアを占めていたアッシリア発祥
の女神イナンナを象徴としたロゼットをオリーブの葉をガーランド状に
円環文様で気品あるゴールドとグリーンの二色の色彩で飾られています。
ティーカップの口元&内側にも飾られティーカップ&ソーサーと
デザートプレートを重ね真上からも美しい円環紋様を楽しめます。

デザートプレートに合わせましたロンドン1868年MartinHall&Coの
クリスニングセット
のハンドル装飾にも美しい円環紋様がポイントに
描かれています。


2024.10.5

ペインターの視線で花々を描く技法や色合いや発色度の高さなど
一枚一枚並べてみますと「こんなに特徴がある?」と新鮮な思いで
描かれた花々を並べてみました。


左側のドレスデン・CarlThieme工房のデザートプレート(直径220mm)
中央に見事に花開く薔薇を中心にしたブーケ紋様が目に飛び込んで
きます。縁取りの金彩レース紋様がエレガントな雰囲気を漂わせています。

右側の英国コールポートのデザートプレート(直径225mm)は中央に
白磁に浮き上がるイングリッシュローズをブーケ紋様に仕立て
ガーランドのようにまとめた絵付けが愛らしいです。
そのまわりをグレー地で縁取り、その上に金彩スクロール紋様を重ね
自然と視線がピンクローズへ向いてしまう魅力的な絵付けです。

2024.10.4

ロンドン1830年のJosephAngellの魅力的なハンドル装飾と
蓋摘まみの蕾をコサージュに仕上げた装飾を左右の後ろから
眺める角度を左右の画像に並べてみました。

葉脈を浮き上がらせた表現とハンドルをスイカズラのように
連ねた装飾技法でしょうか。
JosephAngellが親方として独立したあと、二人の弟と提携し
跡継ぎの息子とも提携を結び揺ぎ無いAngellファミリーの礎を
築いた手腕とセンスと当時の富裕層向けに多々注文を受けた
ことから21世紀の私達にも、その魅力を伝えてくれるのですから
アンティークスターリングシルバーの出会いとは時空を超えた
素晴らしいメッセージに感謝します。

2024.10.3

10月に入りますと空気が一変しました。
まだまだ蒸し暑いと思っていましたが昨夜から肌寒さを感じる
気温になってきました。
子供たちも半袖姿から長袖へ、やはり秋が近づいています。

いよいよKOTETSUの秋のイベントに向け頭のなかが
イメージと現実と迫ってくる日程に気持ちもそわそわです。
あれこれとイメージしていることを実現できますように
ご参加の皆様をお迎えしたいです。

二日間の予定を企画しましたが、それぞれに異なる
アンティークシルバーのしつらいでお迎えしたいと思って
おります。一週間前まで、 ご予約のお問い合わせも承って
おりますので何なりとお問い合わせくださいませ。

2024.10.2 英国スターリングシルバーの名立たるシルバースミス達のなかで
アルバート公お墨付きのシルバースミスとして際立つセンスと
優れた技術力で1851年ロンドン万博&1853年ニューヨーク
万博に出品したAngellファミリーがロンドンから無事に届きました。
ロンドン1830年JosephAngellのティーポットです。


書籍『アンティークシルバーのある暮らしU』 の十勝千年の森で
撮影をしましたティーサーヴィスセット
をご覧いただきますと
その当時の造形美の素晴らしさと蓋摘まみのコサージュのような
花々を参考にご覧くださいませ。

2024.10.1

秋晴れの神無月スタートです。
太陽の陽射しは元気よくパワーは衰えませんが気持ちの良い
雲一つない 青空です。
ようやく札幌らしい爽やかな秋風を心地よく感じています。
街路樹も枯れ葉?フレッシュなグリーンから黄色や赤へと色の
変化が〜虎徹の目の前に聳える大倉山や藻岩方面の樹木にも
黄色や少しオレンジがかった葉が目につくようになりました。

ようやく午後のお茶時間もスターリングシルバーのティー
ポットを 合わせ香り立つティータイムが似合う季節です。

可愛らしい花びらシェープのスモールディッシュにボンボン
ショコラを盛り付けフレンチシルバーのシュガートングを添えます。
その隣に小さ目の透かし花紋様のドレスデンのコンポート
合わせ一緒にスィーツアレンジを楽しみたいと思います。