当ウェブの更新情報や新着情報はこちらに随時追加していきますので、どうぞこちらをチェックしてから各ページをご覧下さい。また催事出展情報・店舗企画などもこちらでお知らせいたします。
2024.4.26 ヴィクトリア女王がアルバート公とご結婚された1840年に
バーミンガムのシルバースミスGervaseWheelerが手掛けた
全体に輝きを抑え葉脈を飾ったティーキャディスプーンです。


ヴィクトリアンスターリングシルバーのシルバースミスが
威信をかけた英国銀器の勢いを感じさせる風合いです。
葉脈で覆われたスプーンの先端に深く刻まれた刻印が美しく
輝いています。

ベルリンKPMのピンクの薔薇を優雅に描いたティーキャディに
添えますと重厚感とともに気品を醸し出しています。

2024.4.25 ティータイムを華やかせる真っ白なリネンのティーテーブルクロスを
シュシュッとキーピングを吹きかけ、しっかりアイロンかけを終え
テーブルにふんわり広げました。
何枚かMarcheページにご紹介しますのでお待ちくださいませ。


こちらは四隅を左右に広がるフローラル紋様の刺繍&カットワークが
テーブルに掛けた時の垂れ下がり部分を光の反射で浮き上がらせて
います。
正方形のリネンを幅広く丁寧に編上げたアイリッシュレースを代表する
花々の凹凸感が輝いています。

2024.4.24

ナチュラルベージュのノルマンディティークロスをティーテーブルに
重ね、ほぼ同じ色合いのナチュラルベージュにワンポイント刺繍を
施したティーナプキン4枚セットで色合わせです。


ティーカップが半円形型のミントンのティーカップ&ソーサーを合わせ
ますと白地に浮き上がるピンクローズの薔薇をはじめとしたフローラル
紋様がティーテーブルを華やせます。

ティークロス&アフタヌーンティータイムに似合うティーナプキンを
数点まとめてご紹介します。


2024.4.23 ヴィクトリアン後期からエドワーディアンにオーダーされました
スターリングシルバーのティーサーヴィスセットの中で最も華やぐ
エレガントなティーサーヴィスセット
です。

四本の脚にキャスターが付いた移動に便利なヴィクトリアンティー
テーブル
にティートレーに載せた グラスゴー1905年Elkington &CoLtd
のティーサーヴィスセット
を重ねますと執事の代わりに素早く
ティータイムの準備ができます。

2024.4.22 先週はゲスト様に招かれ「素敵なゲスト様のご紹介=TableTalk」
取材に行ってきました。

お誘いを受けながら、なかなか動きの鈍い私達。
3月のロンドン&パリの買い付けから戻り5月の大阪でのお茶会の
準備に取り掛かる前にと、あれこれスケジュールを調整させていただき
ゲスト様宅へお招きいただきました。

ランチタイムから、まさしく当時のアフタヌーンティータイムへとおもてなしを
受け、早々にInstagram&Facebookにはパチパチと撮らせていただき
ましたセッティングからご主人様のシェフ顔負けのお料理をお披露目し
マダムの素敵なお茶のおもてなしをご紹介しました。

お二人で虎徹にお立ちよりいただいた際、英国陶磁器に造詣深い
ご主人様と奥様が主催するマダムのお茶会= 女子会のお話を伺って
いるうちに、虎徹さんもいらっしゃいませんか?とお誘いをいただき
この度、念願叶って楽しい時間をご一緒させていただき時が経つのを
忘れ、おしゃべりタイムを楽しませていただきました。

私達の為に器選びから厳選されたメニュー&この日に合わせお選び
いただきましたアンティークシルバー&グラス&ポーセリン&レースを
素敵にアレンジいただきました。
まさしく「アンティークシルバーのある暮らし」です。
しっかり原稿&画像等を校正しますので皆様もお招きされた気分を
ご一緒に味わいませんか。
この場をお借りしましてO様ご夫妻様にはお忙しい中、この度のお招きに
感謝申し上げます。



2024.4.18 ヴィクトリアンスターリングシルバーのティーサーヴィスセットの中でも
エレガントなスタイルの一つです。
グラスゴーを拠点としたシルバースミスが手掛けたデザインは今も
変わらぬ多彩な技法と美しさを際立てたグラスゴー1905年Elkington
&CoLtdの ティーサーヴィスセットです。

以前にもご紹介したことがありますが、今回はコーヒーポット&ホットウォータージャグと
ティーケトルがお揃いのスタイルで揃えられます。

蓋部分からボディへと緩やかに仕上げ注ぎ口へと繋がるスクロール
紋様に花々を 表情豊かに表現したうえにフット部分のドレープ仕上げ
からハンドルを飾る美しいデザインは貴婦人のように気品に溢れる
スタイルです。

2024.4.17 マイセン・ブルーオニオンシリーズに金彩で飾られた
可愛いティーポットです。
冷煎茶をいただくのもオシャレでしょうか。

もちろんマイ・ティーポットにされても片手で軽く持ち上げ
いつでもお気に入りのお茶時間に持ちやすいです。

これから紹介しますサルヴァに重ねますとバランス良く
上品にセッティングできました。

ちなみに小さなスィーツディッシュに合わせたプリカジュールの
スプーンも紹介画像を仕上げましたらご紹介します。

ボウル部分とハンドルのデザインが面白くコツコツお手入れ
の途中ですが金平糖に似合う?オシャレなスプーンです。

2024.4.16 デザートプレートでお茶時間を過ごされる時に合わせて
いただきたいティーナプキン6枚セットです。

オーガンジーの中に単弁の薔薇と蕾&葉を描いた透け感が
広げた時に思わず目に留まるワンポイトです。
縁取りを刺繍で縁取ったエレガントなティーナプキンをお茶の
時間にデビューしませんか。

2024.4.15 ティータイムセッティングに華やぎを加えるティースィーツに
合わせられたスターリングシルバーのデザートスタンドや
デザートディッシュを組み合わせお茶のしつらいです。


デザートスタンドでも高低差の違うタイプを加えることでティータイム
セッティングの印象が随分変わってきます。
ロンドン1906年Goldsmiths&SilversmithsCoLtd
高さ86mm直径サイズが153mmと縁取りの透かし紋様と
フット部分の透かし紋様がエレガントにセンターを飾ってくれます。


その手前に小判型のヴィクトリアンスターリングシルバーの
シェフィールド1896年JamesDixons&SonsLtdのデザート
ディッシュが愛らしくティーテーブルを華やかせています。


デザートプレートに合わせていただきたいオーガンジーと
ホワイトリネンを合わせたティーナプキンもティータイムに欠かせ
ないリネンです。


2024.4.13 プレゼントの気持ちを表す記念日とイニシャル紋様を印された
クリスニングセットの素晴らしい両面装飾をご覧ください。


お子様への記念すべきカトラリーセットをプレゼントされる
両家のイニシャルをナイフ&フォーク&スプーンの
ハンドルトップ(円形部分)に、表と裏面に異なるイニシャル紋様を
飾っていることから両家からと推測しました。
さらに何々から何々へとFromと記されたうえに1878.1.20の年代を
記されていることからも洗礼式を記念した両家からの
プレゼントなのでしょう。
手掛けたシルバースミスもMartinHall&Coとエレガントな装飾を
依頼した気持ちも納得&納得のクリスニングセットです。

2024.4.12

桜の開花には津軽海峡を越えるまでの時間が遠い?のでしょう。
残雪が消えたお庭にクロッカスが顔を出してくれましたが
桜の花芽はまだまだ膨らみません。

ギャラリーではドイツ800銀の愛らしいティーポットをトレーに
重ね桜の琥珀糖をプチデザートスタンドに盛り付けました。
目にも優しい味わいもほんのり桜のリキュールがほのかに香る
ピンク色のティータイムセッティングです。

注ぎ口のカーブが先端へとシャープに仕上げられ無理なく
自然に注ぎ入れられます。
ハンドルを持ちながら花の種類を検索しながら楽しんでいます。

2024.4.11

つま先立ちの美しい貴婦人のティーポットにご注目ください。
ティーポット全体にフローラル紋様で飾り、ひとつひとつの花々が
流れるように窓枠紋様を飾っています。
トップに聳え立つ蓋の摘み飾りはパルメットの緻密な円環紋様を模り
そのまわりにアカンサスの束で囲ったドイツ800銀の可愛らしい
ティーポットです。

注ぎ口へと飾られたシェルロカイユやハンドルを支えるパルメット
鋳造仕上げなど、実に緻密に仕上げた装飾技術の高さを感じる
美しい 技法です。
ハンドルの程よいカーブを持ち上げ容量450ccのティーポットで
マイティータイムはいかがですか。

2024.4.10 ドラムスタイルと一括りで言い表せられないエレガントな
ロンドン1882年MartinHall&Coのティーポットです。

角を面取りしたうえに注ぎ口の先端にかけて緩やかな
カーブがとてもエレガントなラインを描いています。
注ぎ口ラインにも角を面取りでソフトな窪みに仕上げ
真上からご覧いただきますと角部分を微妙なカーブで
仕上げている細工がご覧いただけると思います。

なによりブライトカットの美しさでしょうか。
ジョージアンのブライトカット力に比べ数段もエレガントに
細やかな装飾紋様を蓋部分から注ぎ口のライン
さらにティーポットのボディを飾る上下の帯状紋様に
MartinHall&Coが手掛けるエレガントさを感じさせられます。

2024.4.9

5月に予定しておりますティーペアリングではご自分にあった
お茶の出会いも一つのテーマに掲げています。

一日のなかで、その時々の気分やご自分の体調に合わせた
お茶を選ぶ楽しみ、そんなお気に入りのお茶との出会いです。
自分にあったお茶とは何かしら?それはお天気やその日の
体調や気分にも左右されるご自分の為の大切なお茶選び。
そのお供に合わせていただきたい「ご自分のティーポット」を
幾つかご紹介してまいります。

球形型のティーポットに美しい弓なりを描いたハンドルを合わせ
花紋様を囲むようにCスクロ―ルのリズミカルなフラワーブーケを
コロンとした愛らしいシェフィールド1892年JamesDeakin&Sonsの
ティーポットを飾っています。

注ぎ口のラインもシャープに真っ直ぐ、先へ向かうほどに細く絞り込み
お茶の注ぎ入れラインをスマートにティーカップへ注ぎ入れられます。
ボディの上部には愛らしいケープを立ち上げ蓋を持ち上げる可愛らしい
八角形の面取りが指先にソフトで優しく持ち上げられます。
容量サイズも500ccと一日のなかで幾度となくお茶に向き合う時々に
寄り添ってくれるマイ・ティーポットです。

2024.4.8 5月22日から24日まで大阪で予定しているお茶会&展示会の
ご案内です。
今年はアンティークシルバーでしつらう初夏らしいティー
セッティングをご紹介し、S*STYLE TEAこと田中純幸様の
大阪西区のギャラリーで ご自分にあったお茶をみつける
ティーペアリングを愉しんでいただくスペシャルお茶会を
予定しております。


ご案内状を今週中に発送しますので、何なりとお問い合わせ等々
お待ちしております。

2024.4.5 陽射しが力強く春めいてきました。
いつの間にか残雪も小さくなり虎徹の目の前に聳える山々も
真っ白な雪に覆われていたのですが樹々の姿がはっきりと目に
するようになってきました。

去年、ゲスト様からお見舞いにプレゼントしていただた和薔薇に
魅入られてから、事あるごとにセッティングにアレンジしています
WABANA RoseFameさんの和薔薇
その中でも特別な和薔薇 Rose Charlotte Perriand

ロンドン1913年JosiahWilliams&Coのセンターピースにアレンジです。
英国オーク材のホールチェアの背もたれをギャラリーにシャンパン
ベージュからシャンパンゴールドの色合いがまるで芍薬のように
花開いています。


コーディネートにはフレンチのヴェルメイユを施しパートドヴェールの
グラスを合わせたクラレットジャグが気品高く美しいです。


2024.4.5 ヴィクトリアンスターリングシルバーのボックス入りクリスニング
セットです。 ロンドン1863年GeorgeWilliamAdamesが手掛けた
Vineパターン
の緻密な装飾とナイフ&フォーク&スプーンです。
スプーンとフォークにはハンドルとの繋ぎ部分を立体的に葡萄の葉を
重ね合わせた裏面の装飾からナイフにはブレード表面&裏面の繋ぎ
部分から背の部分にかけて葡萄の葉&実をハンドルへと繋げた凹凸感が
引き立つVineパターンです。
洗礼式を迎えるお子様へのプレゼントとして美しいカトラリーを記念に
オーダーされたクリスニングセットです。

2024.4.4 ワイン色のビロード地に包まれたボックス入りの重厚感たっぷりの
ケープティスタイルのティーサーヴィスセットです。

チェスター1895年シルバースミスはGeorgeNathan&RidleyHayes

最近まで使われていたのでは?と感じるほどティーポットに熱湯を
注ぎ入れますと紅茶色になりますので、紅茶の色が出なくなるまで
お手入れしています。

容量600ccと小さいながらも実用的な容量サイズです。
一人でも二人でも数名分にも対応できますし、ハンドルを持ち上げる
バランスも不安感を感じさせないティーポットです。
箱入り娘?をお嫁入道具にいかがですか?

2024.4.3 桜の開花宣言が北上していますので気分はすでにお花見?
花より団子の桜を飾った和菓子をいただきます。
古今和歌集から桜の薄紅、柳の緑など美しく彩られた都の情景を
詠った「見渡せば柳さくらをこきまぜて 宮こぞ春の錦なりける」

咲き始めから満開、名残りの桜へと
卯月のお茶は桜につきます。
いつもは花より団子の気分ですがマイセンのインドの華シリーズや
英国らしいピンクローズのティーカップ&ソーサーとともに
お花見の茶会を繰り広げてはいかがでしょうか。


なかなか判読できずにおりましたゴールドギルドを施したジョージ
アンのシュガーニップスにライオンパサートをみつけました。


2024.4.2 一昨日から車に付着する謎の点々、今年も黄砂が舞い降りています。
とうとう札幌の上空も覆われてしまいました。
去年ほどではありませんが、ぽつんぽつんと窓を拭いても綺麗に
ならず簡単には取り除けません。
花粉症にお悩みの方々からも黄砂と花粉がまじりあっている?とのこと
どうぞ悪化させないように、しっかり予防しましょう。

春の陽射しに包まれているギャラリーの中でグラスディッシュに
小さくカットしたサンドイッチをアレンジしてみました。
卵サンドも一緒に並べましたが、グラスディッシュを嵌めている
ので、お手入れもグラスディッシュを洗うだけで簡単です。


オケ―ジョナルテーブルにRウースターの薔薇の妖精が舞い降りる
ティーカップ&ソーサーにティーストレーナーを重ねます。
何年ぶり?でしょうか。
しばらく出会うことは少なかったロシアシルバーのティーストレーナーに
出会いました。
工房名が読み解けるC.1900年Moscow工房名は Grigory Sbitnev
80gの重厚な仕上げで表面に黒エナメル彩のスパイラル紋様で
飾られた堂々たる仕上げです。


2024.4.1

桜の開花宣言が聞こえてきましたが、まだまだ桜は蕾です。
札幌に桜が咲き始める頃はボケも梅も木蓮も一斉に桜と
ともに咲き始めますので、それは見事に百花繚乱?です。
日本列島を南から北へゴールデンウィークまで花開く頃を
待ちながらマイセンのインドの華シリーズからローズピンクで
お花見気分はいかがですか?


ソースボートのハンドルを持ち上げドリンクサーヴィスにも
季節ごとの花々でアレンジしながらお茶時間
スクエアディッシュは245X245mmサイズにスィーツで色合わせ
カバード付きシュガーボウルも蓋を開けた時の感動を秘めて
テーブルにアレンジなどなど
春めくティータイムにお役立てください。


2024.3.30 英国のアンティークシルバーを紐解くジョージ王朝時代にシルバー
スミスとして活躍できたのもジョージ三世の統治下で目覚ましい
技術革新を遂げた伝説的なシルバースミス達の礎により後世へと
引き継がれた英国銀器のルーツを探る旅?そんな出会いが今回の
買い付け中に多々出会いました。

時代を一気に遡れる体験はアンティークを手にした時に感じさせられる
衝撃的な出会いです。アンティークシルバーを通じ時代を遡った出会いに
いつも感謝しています。
世の中が変化するなかで守り続けられたアンティークシルバーです。

伝説的なシルバースミス達はミュージアムに寄贈されますと手にすることは
不可能な ポール・ド・ラメリー、ポール・ストール、へスター・べイトマン等
英国銀器の最高レベルの品々を作り上げた頃を思い描きながらワイヤー
バスケット
をどうぞご覧くださいませ。
スターリングシルバーにゴールドギルドを施しフローラルガーランドで
回りを飾っています。修復技法も当時の手順を思い描きながら人の手を
感じる小さな小さなバスケットです。

2024.3.29 来週には黄砂が近づいてくるとの予報が発令されましたので
今週中に用事を済ませましょうと出かけましたが忘れ物が多く
先に延ばしました。
月末ですし慌てることないと思いますが4月1日は新年度?
混み合うのでは。。。。早めに行動?を心がけます。
虎徹に出て来た頃には小雨も上がり太陽が顔を出してくれましたので
グラスを重ねたシェフィールド1895年JohnRound&SonLtdが
仕上げたスクエアのディッシュにコロコロと焼き菓子を重ねます。
小花紋様にCスクロールの透かし紋様を四方に重ねたリズミカルな
グラスディッシュです。


3pほどの深みがありますのでコロコロと転がるメレンゲも納まりよく
綺麗に飾られます。
シルバーの苦手な酸の強いフルーツ等もグラスディッシュを嵌めて
いますので簡単なお手入れで十分です。
ティーテーブルにもさりげなく置いて頂けるサイズ感も気負いなく
アレンジを楽しめます。

2024.3.28

ロンドン1771年の刻印を確認しましたワイヤーワークス仕上げの
プチバスケットのお手入れを終えました。

日本では江戸幕府の10代将軍徳川家治の頃。
モーツァルトが神童と呼ばれ、マリーアントワネットがルイ16世と結婚
した頃です。
英国ではジョージ三世の統治下で伝説的なシルバースミス達
ポール・ド・ラメリー、ポール・ストール、へスター・べイトマンなどが
英国銀器の最高レベルの品々を作り上げた頃を思い描きながら
ご覧ください。
スターリングシルバーにゴールドギルドを施しフローラルガーランドで
回りを飾っています。

重量272gと重厚仕上げのジョージアンのティーキャディを右画像に
並べてみました。
ロンドン1748年BombeStyleのティーキャディの表面に浮き上がる花々
当時のシルバースミスの技を実際に目にしますと当時の職人の心意気に
圧倒されます。


2024.3.27

苺の蓋摘まみがポイントのカボチャスタイルのティーポットです。
どうぞシェフィールド1842年HenryWilkinson&Coのハンドルと
蓋重ね部分と台座にご注目ください。


ティーポットの下に台座を重ねるように立ち上がる堂々たる
お姿から、ふと目に留まる美味しそうな苺に思わず可愛いと思いました。
蓋摘まみの苺の粒を持ち上げますと茎から葉脈を浮き上がるように
重なる葉の鋳造仕上げが素晴らしいです。
何よりハンドルに手を掛けますとスイカズラを連ねる緻密に仕上げた
ナチュラルな装飾と指に触れるストッパーのアカンサス葉の手触り感を
ご想像いただきながら商品画像をご覧くださいませ。

2024.3.26

ロイヤルウースターのホワイトエナメルのジュールで縁取られ
ピンク ローズガーランドで飾られたティーカップの内側に外側&
ソーサーにデザートプレートを重ねた2セットをご紹介します。

以前にもご紹介しておりますが再び出会いました。

ロンドン1889年Carrington&Co左右に広がるボートシェープに
ゴールドギルドを施した金彩コンポート

舟形タイプは横長にも重ね盛り付けにもボリューム感たっぷりの器に
ピエールエルメのマロングラッセを盛りつけてみました。
右側には ラデュレの新作マカロンを並べてボートシェープをビーズ
ガーランドで飾られたコンポートとロイヤルウースターのホワイトエナメル
ジュールを重ねます。


2024.3.25 ハンドルがスイングするフラワーベースorポプリ入れに愛らしい
サイズのバーミンガム1912年Elkington&CoLtdが手掛けた
フラワーバスケットです。


バスケットを縁取るCスクロール紋様がスイングするハンドルと同じく
緩やかなループを編みながらアレンジしています。
フラワーベースを飾る透かし紋様に光があたると影絵のように
美しくティーテーブルをキャンパスにしつらえ楽しめます。
ベースの中央部分に重ねた透かしの蓋部分は取り外しが出来るように
なっていますので中央の尖り摘みで持ち上げられます。

フラワーアレンジも透かし紋様の隙間に薔薇の茎を差し込みますと
花留めも必要なく自由気ままにナチュラルフラワーをミニブーケ風に
アレンジ。
ようやく春めいてきましたが、まだまだ風は冷たいです。
しばらくギャラリーのなかでお花遊びをアレンジします。

2024.3.23

昨日に続き今日も陽射しが強くなっています。
この時期の札幌は日焼け防止対策を怠りますと大変!なくらい
紫外線数値が高いです。
昨日は虎徹の前を通りかかる方がすっぽりと頭を覆うほどの
日傘?ではないような雨傘を持ち歩いていました。
影がない歩道は持ち歩いた方がよいくらいの好天です。
積雪にも反射し眩しい光と少しづつ太陽のパワーを感じます。

色々なシーンに役立たせるスタイルの美しいヴィクトリアンスター
リングシルバーのブルーグラスをかさねたロンドン1851年
EdwardEdwardJuniorJohn&WilliamBarnardが手掛けたブルー
グラスコンポートです。

ブルーグラスを内側にはめ深みを持たせたコンポートはスクロール
モチーフで構成され、縁取り部分には葡萄の葉を這うように飾っ
ています。すらりとした足首を中央で膨らませたアクセントから台座へと
小花紋様とともにコンポートのポイントになっています。
半円形のブルーボウルはフラワーアレンジなど高杯に見立てるのも
おしゃれです。

2024.3.22 春分の日が過ぎますと、雪に覆われていた北国もようやく?
ぽかぽかと太陽の陽射しに包まれ少し?暖かくなってきました。


春らしい気分を愉しみたいと買い付け中にサイズ等々&お花の
ボリューム感を確認していたイパーンをイメージ通り?
アレンジしたいと思っていたところにシルエットをお披露目せずに
ナチュラルフラワーアレンジをご紹介しましたので、
素顔のイパーン?構造やスタイル等々をご覧ください。

トランペットベースはお花の留まり具合もほどよくボリューム感を
最大に引き立てる嬉しいシェープラインです。
特に中心部分と四方に広がるベースはラウンドやトライアングルの
基本形をイメージできますのでお花のアレンジも気負いなく飾られ
ます。

ラインでアクセントを加えたいとイメージしましたが様々なアレンジを
引き立て色々なシーンをイメージいただけるイパーンです。

2024.3.21

ロンドン&パリから戻り、時差ボケとほっと一息?休息タイムを
のんびり過ごす暇なく?
次から次へと新着アンティークが到着しています。

新着情報と商品UP!が連動しませんが気になりましたお品へのお問い
合わせは何なりとお申し付けください。
インスタグラムに紹介しました新着さんも同様にメッセージをお送り
いただけましたら幸いです。

昨日、とっても嬉しいナチュラルフラワーブーケをプレゼントして頂き
ました。テンションが上がる可愛い花々ばかりです。

特に上向きに咲いてくれるクリスマスローズの愛らしいこと。
中央のベースと四方に広がるトランペットベースにお顔を選びながらクリスマス
ローズの色重ねをアレンジしてみました。
空間花としてもテーブルのセンターを飾るテーブルフラワーとしても
華やぐバーミンガム1913年Elkingtonのイパーンです。


2024.3.20 ロイヤルウースターのペインター達が競って描いたイングランドの
艶やかな薔薇のティーフォーツーセットで幻想的なお茶のシーンを
イメージしました。
スマートなティーポット&ミルクジャグ&シュガーボウルにサーヴィス
プレート1枚と二人分のティーカップ&ソーサー&ケーキプレートが
揃えられています。
C.1911-12年とロイヤルウースターの栄えあるペインター達が競って
描いた時代として魅力的なシリーズです。

札幌はまだまだ薔薇の咲く時期ではありませんのでティーテーブルに
和薔薇と一緒に気分は薔薇の花園で午後のお茶時間を過ごしている
気分を暫し愉しんでいます。

本日、フレンチの置時計をご紹介しました。
帰国してから一週間、時計のネジをしっかり巻き上げ時間の狂い等々を
チェックしていましたが時間の乱れもなく耳元にチクタク。。。。
小さいながらも小刻みに聞こえる時計の音にうっとり聞き惚れています。

2024.3.19

ロンドン1889年Carrington&Co左右に広がるボートシェープに
ゴールドギルドを施したコンポートです。

舟形タイプは横長にも重ね盛り付けにもボリューム感たっぷりの
器orベースとして空間を華やかせます。
くるくるアカンサス葉のスクロール紋様の中に大輪の薔薇から
愛らしい花々がお顔を出しています。
キュッと引き締めた足首から台座へと縦縞紋様の透かし飾りが
ボリューム感に対し尾も重すぎず軽やかなスタイルです。

テーブルにかさねましたナチュラルベージュのノルマンディレースが
優しい雰囲気でテーブルを包み込んでいます。

アイロンをかけ、気になったシワをのばしますとパーツ毎に浮き上がる
凹凸感の見事な刺繍を放射状に仕上げたレースの表面が美しいです。
ひと針ひと針、手触りの良さはノルマンディの独特な風合いです。

2024.3.18 ジョージアンからヴィクトリアン前期にかけてオーダーされた
スターリングシルバーのシュガーニップス達?
ニップス=鋏みの持ち手のように指を掛けトング部分を飾る
リーフやシェルを模ったオブジェのようなデザインで仕上げています。


Parisで気になったショコラショップ「リスがどんぐりを手に抑えた
モチーフ」がトレードマークになったLOUIS FOUQUET
パリのカフェの名前をアレンジしたネーミング?と思いましたが
イースターエッグの中にひと際目立つリスのオーナメントに思わず凝視!
持ち帰りたいと思いましたが、移動中に破損(多分90%の確率)すると
言われますと泣く泣く断念せざるを得なく。
その代わりにボンボンショコラにリスを印したボックス入りセットを
持てるだけ?持ち帰りました。
シュガーニップスはプチスィーツのサーヴィスに程よいサイズです。
ショコラボックスにそっと添えるだけでドキドキするスィーツタイムです。

2024.3.15

フレンチの手巻き時計に出会ってしまいました。
常々追いかけているアンティークはスターリングシルバーの
ティーウエアなどなどですが、ふと目にしたファンシーで
キャビネットに置いても壁に掛けても存在感溢れる小花紋様の
ファンシーな置き時計に心ときめきました。

iPhone片手に腕時計もせずに過ごしている生活スタイルに
一週間に一回、時計を巻き上げる日課を加えても素敵では?
時を刻む、時を奏でる薔薇の置き時計と一緒に過ごしませんか。

2024.3.15

昨日、札幌に戻りました。
10日間程ですがロンドン&オリンピック前のパリを無理せずに
歩き回りました。帰国便はヒースロー空港を朝の9時過ぎに乗り込み
羽田空港へ翌日の8時に到着し、そのまま新千歳空港へ乗り継ぎ
ますと新千歳空港のターミナルではアイスクリームショップ前に
長蛇の列、某スィーツメーカーの前にも長蛇の列と新千歳空港も
観光客に圧倒?される賑わいです。
新千歳空港の国際線ターミナル前にも照明が灯され大型バスが並び
はじめています。

出かける前は左右をうず高く盛り上げた雪で積み上げた車道の
雪壁がなくなったところと、少し背が低くなったところを目にしますと
春が近い?と思いたいのですが風はまだまだ冷たいです。

5月23日&24日(予定)大阪のS*STYLE TEA Gallery様にて
Kotetsuセレクト&ティーペアリングお茶会を予定しております。

今回のパリはゲスト様からお土産に頂戴した紅茶に刺激され!
テーマにぴったりのブレンドを探しにパリのショップに行ってきました。
オリジナルティーセラピーでティーペアリングを企画しています。
※詳細等々は後日、お知らせしますがお問い合わせは何なりと。

今回の買い付けにて出会いましたおススメのアンティークデビュー
到着次第、随時ご紹介しますのでデビューをお待ちくださいませ。


2024.3.12
ParisからLondonに戻りますと最上階のお部屋を案内されペントハウス? いえいえ。屋根裏部屋でしょうか。    

早朝から鳥の囀りに目を覚ますと朝食時には強風&強い雨が降ってきました。路面を叩きつける冷たい雨の日は傘も全く役立たずレインコート必須のお出かけです。

恵の雨にしては風も強く気温も低めと移動するには少々気が重たくなりますがウォレスコレクションで気になる絵画とマントルクロック等々をチェックしてランチタイムを目当てに買い付け最終日を過ごします。


〇左画像
イタリアの道化師を飾った1745-50年頃のMantol Clock
  〇右画像
Louis13世の誓いの萬話
1714年頃のブロンズ像にメダル重ね
 
2024.3.12

まだ夜が明けたばかりの日曜日。
フェアへ向かう為、早めにプチディジュネをいただき、ホテルからタクシーで20or30分程の会場へ。  

会場に着く頃から小雨が降りはじめましたが、この数年ほどメールでやり取りしていたディーラーさんと再会できました。


2024.3.10
ロンドンからユーロスターに乗り込みパリ北駅へ。
オリンピック前の工事が完全には終わらず未だまだ整備されていない?ようです。タクシーの乗車方向等々、以前に比べますとシステムを変えて混雑に備えているようですが間に合う?のでしょうか。   

タクシー乗り場の長蛇の列を想像していましたのでユーロスターの先頭車両に乗り込みダッシュしてタクシー獲得合戦?頑張りました。小雨が降る中、お約束していたディーラーさんのショップへ。
今回も 素敵なフレンチシルバーを紹介していただきました。   

その後、ホテルに向かいギリギリ間に合いましたアフターヌーンティータイムを楽しんでいますとベルサイユ宮殿風のコスプレパーティー。
老若男女の方々のお衣装&ヘアスタイルここはベルサイユ宮殿?かしらです。特にヘアアレンジが素晴らしいです。

2024.3.10
ヴィクトリアンスターリングシルバーの苺の蓋摘みにカボチャシェープのティーポットで お茶にします。

ハンドルを飾るスイカズラが持ち上げる時の滑り止めになり重心もしっかり安定感のあるスタイルです。
ホテルのルームにセットされている真っ白なティーカップにも似合うティーポットです。

早朝のケンジントンパークです。
ようやく朝陽が顔を出し始めますと闇夜がじょじょに明るくなってきます。
この後、 今日はロンドンからパリへ移動します。

2024.3.9
ロンドン3日目も青空&快晴の恵まれ移動もスムーズに動き回っています。ただ、風は冷たく手袋無しで長時間を歩き回るにはどこかでお茶したい気分になります。  

今日は地下鉄で行ったり来たりと便利ですが相変わらず遅れ気味の運行状況。それも苦にならず懐かしく?感じるのですから不思議です。

ブルーグラスを重ねたロンドン1851年Barnardのグラスコンポートを滞在中のホテルの部屋の中で撮影しました。
ロケーション?は気にせず、アンティークシルバーのスタイルの美しいグラスコンポートの雰囲気を感じて頂けると嬉しいです。

2024.3.8
今日もロンドンは気持ちの良いお天気です。週末のお天気が雨模様という予報が出ていますので今のうちに歩き回っています。

以前、ヴィクトリア時代に復刻された小さなワイヤーバスケットをご紹介した事がございます。今回は、そのオリジナルのジョージアンの小さなワイヤーバスケットを手にする事が出来ました。その当時に緻密な技術力を持ち得ていたシルバースミスに驚きとともに感動です。

2024.3.7
昨日の突風が吹き荒れる羽田空港から日付けが変わった午前1時の深夜便に乗り込み早朝6時過ぎにヒースロー空港に到着しました。
今週はロンドンからフレッシュ情報をご紹介します。

日本出発の深夜便は去年の年末に続き2回目。
そのまま動きますと徹夜明けの朦朧とした状態になりますので事前に宿泊先のホテルにアーリーチェックインをお願いし、身の回りの荷解き後にしっかり 朝食を摂り早々に就寝です。

ランチ前に出かける準備をし目の前のケンジントンガーデンをゆっくり歩きながら時差ボケを調整しています。3月とは言え風が冷たいです。 お庭に咲く色とりどりの椿やマグノリアの鮮やか色合いが美しいです。

2024.3.5 二人でお茶時間をイメージしながらネストテーブルに薔薇の
アレンジとティーカップ&ソーサーをセッティングです。
チェンバースティックの台座?を活かして和薔薇をふわふわと
重ねてみました。


電気がまだまだ生活に広がらなかった頃、チェンバー=私室or寝室に
灯りを燈す持ち歩き可能なハンドルが付いているタイプが多いです。
こちらのフレンチシルバーファースト銀のParisに工房を持たれていた
ChalesHarleuxのゆったり広がる部分にお水を含め短めにカットした
和薔薇でアレンジしてみました。
フレンチのマホガニー素材のサイドチェアをネストテーブルに合わせ
Tea for Twoセッティングで春の装いです。


2024.3.4

座面の張り替えを終えましたサイドチェアです。
背もたれの中心部分をエレガントに飾る彫り紋様の美しさがキラキラと
シルエットを輝かせています。

お茶のしつらい等、商品撮影時には背もたれの美しさがギャラリーの
なかで浮き上がるようです。

マホガニー素材は移動等々、片手でも持ち上げ等が楽に動かせますし
気分を変えてサイドテーブルからネストテーブルと一緒にシートハイが
460mmとティーテーブルにも合わせられるチェアです。

座面の生地は個人的な趣味で店内を統一していますため光があたる時に
紋様が浮き上がる生地で張り替えました。
少しづつ春めくお庭を眺めながら過ごすお茶の時間に座り心地のよい
チェアです。

2024.3.2 真っ白な糸で編上げたジュール刺繍のドイリー6枚セットで
春のお茶会に合わせませんか。
直径245mmの中心に四枚花弁の花びらの凹凸感を重ね
その周りを刺繍で浮き上がらせています。
小花紋様を飾り二重三重に円環紋様を重ねた愛らしいドイリー。

ニードルで作った真珠ともいわれるぺルエ技法が横から写した
画像でお分かりいただけますでしょうか。
ベルギーが始まりとされます様々なレース装飾の技法を一枚の
ドイリーにびっしり盛り込まれています。

こちらのドイリーセットの他に直径500mmのバードの羽を
浮き上がらせたラウンドレースとフィレ&ニードルポイントを
重ねた緻密なモチーフ重ねの直径610mmのラウンドレースを
ご紹介します。


2024.3.1 お雛様カラーで雛祭りティーパーティーのしつらいです。
フットの高さを抑えたロンドン1906年WilliamHuttton&SonsLtdの
ケーキバスケットで雛祭りフラワーアレンジです。

着席されたゲスト様の視線を集め自然に映し出すケーキバスケットで
雛祭りのテーマカラーを焦点を合わせました。
スィーツ等を盛りつけるケーキバスケット=フラワーバスケットとしても
アレンジの幅を広げてくれるアンティークシルバーの魅力です。

ファンシーなレースランナーに続き花々が浮き上がる美しい刺繍で
飾られた直径530mmのラウンドレース&270mm大き目サイズの
ドイリーに 直径60mmの小さ目ドイリーが揃います貴重なレース&
ドイリーセットをご紹介します。


2024.2.29 イングリッシュローズをはじめとしたガーデンフラワーを描いたティー
カップの内側とソーサーを飾った英国リッジウエイのティーカップ&
ソーサーをご覧ください。

コバルトブルー地に金彩エナメルのクローバーガーランドとスクロール
紋様で華やかさを加え三方に広がる窓紋様にも愛らしい花々を描かれて
います。ティーカップを持ち上げた時に目にするオールドローズが美しく
咲き誇る様子が英国のガーデン巡りに誘われた気分です。
ティーカップの側面を飾るリーフガーランドも風に吹かれて自由気儘に
表情豊かなナチュラル趣向を感じさせます。

2024.2.28 雛祭りが近くなりますと「ついつい桜餅へ」目が向いてしまします。
コレステロール値が高いといわれていても美味しい和菓子は
お茶会にかかせない主役?と本日も和菓子を色々探してきました。
最近、特に気になるお菓子がございます。
六花亭さんで出された御容赦(というネーミングのどら焼き)です。
日持ちは本日限りと、お送り出来ないのが心苦しいのですが
甘味を抑えた十勝の小豆たっぷりの「どら焼き」です。
北海道へお越しの際はぜひ是非、一口お試しください。

お茶会にかかせないフラワーアレンジ。
こちらも花々の色合いでティーテーブルが一瞬のうちに様変わり。
そんな愛でる愉しみをコンポートを用いてアレンジしませんか。

長時間、スターリングシルバーの器に生花を置かれていますと
お花の栄養素(化学薬品)が付着し思わぬ変色を生じる時もあります。
そのような事態を起こさないようにレースペーパーや若しくは
異素材のグラス類を合わせますと不安なく長時間でも大丈夫です。
いよいよ季節も春へ、と真っ白な銀世界からカラフルな花々で
お茶会をしつらえませんか。

2024.2.27 レースのような縁取りを透かし紋様で仕上げたシェフィールド
1896年PAshberry&Sonsのロングサイズのヴィングスプーンで
お花尽くしのお茶会セッティングをイメージしました。


チュールレースのランナーをテーブルに広げ二段のケーキスタンド
フラットコンポートのディッシュ面にラリックのオンフール&サンチュベール&
ファルスブールを重ね春の優しい光もパワーアップ?
雪雲に包まれ光が弱いなかでも魔法の光を放つように光輝いています。
どうぞシルバー&グラスの組合わせをお試しください。

2024.2.26 春めく頃にはプリマヴェーラが天から降り注ぐ花々に囲まれながら
お茶の時間をイメージしませんか。

ヴィクトリアンスターリングシルバーのエンジェルをモチーフにした
ロンドン1895年EdwinThompsonBryantのペア・フラワーベースに
小花アレンジを飾ってみました。


チュールレースに緻密なボーダーライン飾りを施したアンティーク
レースランナーが到着
しましたので、ふわりとテーブルに広げ左右を
飾るフェストゥーンの浮き上がりを活かして光を集めるように輝く
美しいレースランナーでお茶のしつらいをイメージしています。
様々な草花や果実の束を左右の端で絞り中央を垂らした植物紋様は
古代ローマでは豊穣のシンボルとして華やかな装飾です。

2024.2.24 心待ちにしていましたフローラル紋様のアンティークレースの
ティーコーゼーが無事に到着しました。
春めく季節に嬉しいご紹介ができます。


イングリッシュブレックファーストコーデを色々と組み合わせていますので
一緒にセッティングです。
マイセンの小花尽くしのシリーズヴィクトリアンスターリングシルバーの
1851年にロンドン万博が開催された翌年にホールマークを申請した
シェフィールド1852年Roberts&Hallのティーサーヴィスセットを一緒に
合わせました。

ピアシェープを飾る窓紋様には薔薇の花々とバロック調の緻密な装飾を
飾り蓋摘まみには万物の象徴を意図した鷲の姿を用いられています。

2024.2.23

昨日は一日中、雪が降り積もり再び雪山がもこもこ?と
除雪後に積み上げた雪山がうず高く聳えてしまいました。
帰宅する前に車に積もった雪をはらい、数時間後に帰宅する際には
同じくらいの雪が車を覆っているほど、しんしんと降り続けました。
一夜明けた札幌市内は祝日でも除雪車が絶え間なく行ったり
来たりと除雪隊が行き来しています。

ブレックファーストをイメージしながらスターリングシルバーの
朝食アイテムをセッティングです。
イングリッシュブレックファーストに登場するアイテムをあれこれ
テーブルに並べてみました。

ボイルドエッグの為にオーダーされましたエッグクリュエットには
ゆで卵を口に運びいれやすい先が緩やかに尖ったうえにボウルの
形状はティースプーンよりも浅くしあげたボイルドエッグの為の
エッグスプーンを合わせられ、当時の香辛料入れをまとめてバスケットに
仕上げたコンディメントセットと同様に中央部分の持ち運びやすい
持ち手がポイントです。

真上からご覧いただきますと絶妙なバランス感覚で仕上げた
美しいエッグクリュエットが浮き上がってきます。

2024.2.22 「春の陽気に包まれてきた」と思いきや再び冬型の寒気に覆われ
横から吹き付ける吹雪きです。
積雪が解け始め歩きやすくなった歩道ですが10度程気温が下がり
まるでスケートリンクのようにツルツルと滑ります。
まだまだ油断できないお天気を眺めながらイングリッシュブレック
ファーストをコーディネートです。
トーストラックと一緒にエッグクリュエットは必須アイテム?
イギリス人の卵好きを想像させるブレックファーストの定番アイテムです。
ヴィクトリアンスターリングシルバーでオーダーされたエッグスタンドを
まとめて持ち上げられるように作られましたバーミンガム1883年
FredericElkingtonのエッグクリュエットにはエッグスタンドが四個に
同年に同じシルバースミスが手掛けたボイルドエッグを口にしやすい
口触りのよい ボウルに仕上げたエッグスプーンが揃えられています。


もうひとつ果物を一緒にコーディネートです。
シェフィールド1892年透かし紋様のCooperBrothersのグレープ
シザーズを添えてブレックファーストを華やかにセッティングです。


2024.2.21 シェフィールド1897年WilliamBatt&Sonsのピクルスを取り出す
シャープな刃先にピクルスフォークを添えてモーニングorランチ
タイムにしませんか。

ロングハンドルのトップを飾る透かし紋様のなかには小さな
葡萄のリーフ紋様やパルメット紋様を丁寧にフォークの刃先から
ハンドルへと飾られています。
瓶詰に漬けられたピクルスを取り出しやすい刃先の形状など
独特のデザインでオーダーされたピクルスフォークです。
オリーブにも同様に取り出せます。
そのうえでピクルスフォークをピクルスと限らずカットフルーツの
サーヴィングにいかがですか。
特徴のあるフォークの刃先はメロンをサクッと盛り付けやすく
用途に限らず合わせませんか。

2024.2.20 マルタ騎士団を象徴するマルタクロスを美しく重ねたシルクで織られた
ランナーもしくはショールにされていたのかもしれません。
立体的に編上げた花紋様の色変わりにお気づきになられましたでしょうか。
手触りはさらりとしたシルクの風合いのなかに色違いの糸を丁寧に浮き
上がらせた紡ぎ方に目がとまりました。

去年のクリスマス前に向かった買い付け時に出会いましたが春めく頃に
ご紹介しましょうと思っていたシルク素材のマルタレースです。

ホワイトリネンをレースで縁取られたティーナプキンを飾るクローバー。
こちらもテーマをクローバーでしつらうクローバー尽くしのお茶会に合わせて
いただけると素敵ではと思います。
春から初夏へ爽やかな風をイメージされながらお茶会のテーマに合わせ
ティーテーブルを華やぐティーナプキンをご紹介します。

2024.2.19 宮廷楽士達の動きをハンドルトップに飾ったドイツ835銀の
ティースプーン6本セットです。

表面&裏面に楽師の姿や楽器を演奏する姿を仕上げています。
ハンドルを飾る大輪の薔薇をポイントにスクロール紋様を重ねた
物語を伝える宮廷楽師ティースプーンセットでお茶会のテーマに
掲げませんか。
季節ごとのテーマからストーリーを物語るお茶会をあれこれと
イメージしてみるのも「アンティークシルバーのある暮らし」を日々
愉しむエッセンスです。


2024.2.17 イングランドの薔薇にドイツ銀の薔薇のスプーンを合わせ
薔薇尽くしのティーコーディネートです。


薔薇の描き方は筆さばき一つで表情が異なります。
RoyalCrownDerbyの二連薔薇のティーカップ&ソーサーも
製造された年代が1902年と1940年で微妙に異なる
ピンクローズの色合いや金彩のマットな輝きなど
ご紹介画像をじっくりご覧ください。


薔薇尽くしにはドイツ銀の薔薇尽くしシリーズをあれこれ
組み合わせました。

見事に開いた薔薇の表情から五分咲きの薔薇の表情
ハンドルを飾るナチュラルな枝の動きから前後左右に広がる
葉の重ね方など変化を比べてください。
薔薇尽くしのお茶会に華を添える薔薇のカトラリーです。

2024.2.16 コーヒーや紅茶と一緒に物語のある砂糖で愉しみませんか。
最近はお砂糖を必要としなくなりましたが、時には目を楽しませる
小さな小さなお砂糖に添えていただきたいシュガースプーンに
合わせたいドイツ925銀の薔薇のマスタードスプーン。
お茶の時間にしつらうシュガーポットに添えてるだけで華やぎます。


薔薇の花びらをアレンジした茶葉をフレンチシルバーのグラスを
合わせたボンボニエールに添えましたロングハンドルのトップに
薔薇の蕾を飾ったドイツ835銀シュガースプーン

さくさくキャディスプーン代わりに合わせました。
ボウルがおおぶりの涙型で仕上げられていますので茶葉でも
シュガーでもサクサクと掬えます。

お茶時間のテーマに薔薇?などなど気になるポイントをひとつ掲げ
しつらう愉しみもアンティークシルバーのある暮らしです。

2024.2.14

バレンタインショコラ熱も本日まで?
味見しましょうと取り寄せたショコラとは別に沖縄黒糖のパワーを
楽しめるハードバウムもお取り寄せしました。
外はさくっと中はしっとりに黒糖が甘すぎず、ふんわり漂う香りにうっとり
しています。
マザーオブパールハンドルのケーキナイフにアスパラサーヴァーを
組み合わせティーセッティングです。

春らしい色合いをテーブルに並べますと気分も晴れやかになります。

この数年ほど追い求めているSALON DU CHOCOLATの人気女性
パティシエールのお一人クリスティーヌ・フェルベールさんの
アルザス地方の花や果物を香らせたガナッシュに薔薇のミニミニ
トングを添えて優雅にティーセッティングをしつらえました。

花の香りと蜂蜜にレモンやキャラメルを膨らませた味わいで
お茶にしましょう。

2024.2.13 春の訪れを感じながらマルシェページにご紹介したいシルクの
しっとりしなやかなマルタレースのランナー等など商品撮影を
始めています。
薔薇のティーナプキンに合わせていただきたいティーナプキンも
ご紹介します。

お茶の時間に合わせたい小ぶりサイズのティーナプキンは
お茶会のテーマやポーセリンの絵柄紋様など
組み合わせを愉しめるオシャレなティータイム小物です。
お茶の時間のためにオーダーされましたレースのティーマットも
合わせてご紹介します。

2024.2.12 春めく陽射しで飾るお茶時間のセッティングです。
陽の光を包み込むクリーム地のテーブルクロスの中央にふんわり
チュールレースに凹凸感を重ねたフローラル紋様のアプリケット
飾りのランナーを重ねます。

テーブルを引き立てるアンティークレースはクロスのアクセントにも
なります。同じような色彩に魔法の光のスポットのようにレースが
一瞬でイメージを変えてしまう組み合わせです。
テーブルにふわりと掛けるレースの合わせ方も素敵ですが気分を
替えて異なる生地を重ねてみませんか。

太陽の光がポーセリンやテーブルカトラリーにナチュラルなスポットを
当ててくれます。 ピンクローズで描かれたマイセンのテーブルウエア
とともにカトラリーレストにはピンクローズのインドの華を合わせます。

2024.2.10 ドイツ925銀の薔薇のトングでフレッシュミントを取り分け
爽やかなホットミントティーでお茶の時間にしませんか。
この時期なのにミントがフレッシュな状態で感激します。
週末はハーブティーをいただきながら、ゆっくり読書しましょう。

札幌は比較的?穏やかな冬型気候になり雪もふわふわ程度です。
これからの雪雲の流れで一喜一憂するのですが今のところは
静かな週末です。

さっぽろ雪まつりも明日までとなりました。
例年よりも積雪が少ないと心配していましたが、冷え込みがキツク
なったり緩んだりと油断できない日が続きましたが夜のライトアップが
綺麗です。
今週初めに関東甲信越に降り注ぎました積雪も落ち着いたとの
お知らせをいただきホッとしました。
関東&関西から札幌へ届く荷物も二日ほど遅れ賞味期限が短く
なったお菓子がございますが・・・・ 物流も平常に戻ったようです。

2024.2.9 お茶会を華やかせるアンティークシルバー色々
ティーカップ&ソーサーにそっと添える刺繍を施し小さ目サイズの
ティーナプキンをおしゃれに飾ってみませんか。
ディナーやランチ用のテーブルナプキンに合わせるナプキンリングに
比べ小さなティーナプキンにも似合うナプキンリングです。
薔薇の透かし紋様がくるくると何処を取り上げても薔薇の表情を手に
眺められます。


お茶会必須アイテムのひとつティースプーン
ミルクを注ぎ入れティースプーンでくるりん!
ミルクを注ぎ入れられない方でもティーカップ&ソーサーに添えて
あるティースプーンに目を留め暫し眺めるのも愉しみです。

お茶会を催す時に何かひとつのテーマを掲げられますと
組み合わせコーデもそれに合わせるように広がります。

皆様よりご注文いただき週初めにお届けしましたアンティークが
関東甲信越の積雪により配送に多大な遅延が生じております。

ご心配されているゲスト様にお知らせしております配送伝票番号で
追跡状況での確認をお願いいたします。
早い地域でも二日遅れ?でお受け取りされたとメッセージを頂戴
しましたので、何なりと当店にもお問い合わせくださいませ。

2024.2.8 バレンタイン2024年おすすめのチョコレートは?を追い求め
今年も地元の丸井今井百貨店の特設会場に通っています。

すでにSALON DU CHOCOLATオンライン販売開始と同時に
購入しました自分用のショコラ
も色々お気に入りを買い集め?
ましたが売り場で選ぶのも楽しい? 美味しい時間です。

ちなみに本日もさっぽろ雪まつり会場は観光客の方々で賑わっています。
気温はマイナスですが冬の青空のなか大小様々な雪像を眺めながら
真っ白な雪道お散歩も楽しいです。

さっそくトップショコラティエのガナッシュをケーキスタンドに並べて
ドイツ925銀の薔薇のケーキトングでそーっと優しく持ち上げ
いただきます。

ロゼシャンパーニュのフルーティーさとシャンパーニュのブリュット
とロゼの酸味が詰まったダークガナッシュを味わいながら
ショコラティータイムにしませんか。

2024.2.7 ロンドン1890年の優美な銀器を得意としたシルバースミス
WilliamComyns&Sonsのティースプーン6本セットです。

ハンドルを飾る透かし紋様には表面&裏面に浮き上がる
小花紋様とリーフスクロールを重ねボウルの繋ぎ部分にも
スクロール重ねで優美さを飾っています。

小ぶりのボウルに繊細なハンドルとのバランスが美しく
英国の重々しいインテリアからリージェンシーへと研ぎ
澄まされた時代への変化を先取りした意匠方法です。

アンティークジュエリーで例えるならば重々しい大きな石素材の
ジュエリーから、より繊細なプラチナやダイヤモンドが主流となる
時代へと変化する人々の好みや趣向が表れています。

2024.2.6 お雛様祭りに合わせるティーカップ&ソーサーを悩んでいます。
桃の節句にちなみ ピンクローズのティーカップ&ソーサー
優美な薔薇の表情をティーカップの内側とソーサーに描き
茎から葉へと棘部分も金彩で飾られたC.1890年の英国陶磁器
AlfredFenton&Sonsのティーカップ&ソーサーを合わせましょうか。


明るめのクリーム色のクロスにナチュラルベージュカラーの
レース
を重ねあれこれイメージしています。

ジョージアンスターリングシルバーのティーポット&ミルクジャグ
セットのロンドン1836年JohnHenry&CharlesLias

お花尽くしのコーディネートもお茶会に華を添えられそうです。

2024.2.5

オープン記念を祝し沢山のメッセージに感謝申し上げます。
そして虎徹バースディ企画にご参加いただき有難うございます。

立春を迎え旧暦での一年の始まりです。
札幌雪まつりも青空&快晴のなか昨日から始まり沢山の観光客
で賑わっています。
気温は氷点下ですが太陽のパワーが春めく力強さを感じます。

まだまだ油断の出来ない雪のシーズンですが陽射しの強さに
春を感じるようになってきました。

その春めく光の中に美しく輝くマザーオブパールハンドルの
アスパラサーヴァーをご紹介します。

Vienna1845年81.25銀のシンメトリーに仕上げた透かし紋様と
マザーオブパールハンドルを飾るバロック調の装飾モチーフが
とてもエレガントです。
アスパラと限らず焼き菓子等のサーヴィスにも程よいサイズです。
そして持ち上げるハンドルのボリューム感も指に馴染みます。


2024.2.2 そろそろ雛祭りのティーパーティーをイメージ中です。
気温が緩みはじめたところで、再び寒波に覆われました。
一桁のプラス気温でも、マイナス気温になりますと手が悴み
なかなか動きが鈍くなりますが、 ゆっくりイメージUP!です。

こちらのキャンディラブラを見る限り、今までにご紹介していた
キャンデラブラと何ら変わりはございませんが一本の重量が
800から850g程でしたが、1800から1950gと二倍以上の
重量で仕上げられています。

その分がお値段に反映してしまいますが、お対でダイニング
テーブルにキャンドルを灯した時も不安感なく安心して 灯りを
付けられる安定感です。

雛祭りを華やかせるケーキバスケット等々色合わせなど
愉しいアレンジをイメージします。

2024.2.1 2月に入り本格的に冷え込んできました。
札幌雪まつり会場も着々と雪像が仕上がっています。
先週末の緩んだ気温が嘘のように横から吹き付ける北風に
ぶるぶるです。

虎徹のバースディ感謝祭も2月3日までとなりました。
色々お悩みいただいております皆様、2月3日の23時59分まで
受け付けておりますので何なりとお問い合わせくださいませ。


2024.1.31 スターリングシルバーのフラットウエアのなかでも身近に
しかも気軽にお茶会に登場していただきたいスプーン類
アイスクリームやデザートスプーンと紹介されていますが
色々な用途に合わせられます。


ロングハンドルのデザートスプーンに限らずティースプーン
サイズに仕上げたフレンチシルバーのMaisonOdeotのプチ
デザートスプーン
EugeneLefebvreのロカイユ紋様の透かし
紋様を施したボウルの形状はアイスクリームやプチデザートに
合わせていますのでクリームティーのジャムの取り分けから
いつものおやつの時間にプディングやみつ豆やおぜんざいにも
合わせられます。

その時々のデザートシーンに似合ったフラットウエアアレンジを
しつらえてみませんか。

2024.1.30 ピンクローズでお茶時間をコーディネートしました。
マイセンのインドの華シリーズのナイフレストに葡萄尽くしの
バーミンガムHilliard&Thomasonのシュガースプーンor
金平糖やドラジェのサーヴィングスプーンとしても可愛いです


気負わないスィーツタイムにぴったりのフレンチシルバーの
デザートスプーン&フォークセットはいつものお茶タイムに
活躍する手に馴染む程よいサイズです。

フォークで切り分けも可能ですし、スプーンはカリカリのカラメルを
こんこん割りながらいただくクリームブリュレが美味しいです。

2024.1.29

漆器に合わせたティーセッティングをコーディネートするならば
ティーポットの高さを抑えた美的な装飾を施したティーサーヴィスセット
が似合います。 金蒔絵や象嵌細工等々にも劣らぬ緻密な自然調の
ナチュラルフラワー紋様の凹凸装飾がアールヌーヴォー調のティーカップ&
ソーサー等のポーセリンにも引け目を感じさせない存在感です。
尾形光琳の大胆な紅白梅図写しの菓子箪笥に引き合う装飾技法です。
※菓子箪笥と似た構図で文箱を仕上げた作家さんを図書館の
 貯蔵書から見つけました。

尾形光琳の紅白梅図屏風には具象的な自然描写と抽象的な文様や
金銀箔による装飾技法が印象的に目に飛び込んできます。
屏風の右隻と左隻の混合物は自然らしさと意匠化された不思議な空間です。
そこに違和感なくティーセッティングに調和するティーサーヴィスセット
グラスゴーのシルバースミス1898年HoraceWoodward&CoLtd

馴染むしつらいは銀器と漆器の不思議な魅力です。

2024.1.27

立礼でしつらうお茶時間をヴィクトリアンスターリングシルバーの
JohnSamuelHuntが手掛けたティーケトルでセッティングです。

手前盆に見立てたオーバルシェープのトレーでしつらえます。

スターリングシルバーの上品な輝きと漆器との組み合わせは
日常のなかでも気軽にお茶を愉しめる時間です。
お茶の味わう自然との恵みを静かな輝きのなかで浮き上がせます。
マイセンやロイヤルコペンのコバルトブルーの絵付け紋様を重ね
ながら不思議と気持ちを落ち着かせる日本の茶の心得をもくすぐる
ひと時をアレンジしてみませんか。

2024.1.26 英国ハマーズレイのティータイムセットJohnSamuelHuntの
ティーケトル
を合わせ直径950mmのマルタレースを重ねますと
まさに貴婦人?のお茶時間です。
マルタレースの優しいナチュラルベージュカラーがテーブルに
浮き上がりハマーズレイの金彩紋様を引きたてる色重ねです。

大容量のティーケトルの場合はティーケトル専用のテーブルに
セットしますが容量800ccのティーケトルはティーテーブルに
一緒にセッティングされた方がティーセレモニーを本格的?
英国流のお茶を愉しむセッティングにアレンジしやすいです。

今日は昨日のようにしんしんと降り続ける雪も少し落ち着き
突風のように吹き付ける強風から静かな雪の降り方になりました。
大寒を過ぎますと少しづつ春めくのでは?と期待しています。

虎徹バースディプライスのご紹介も立春まで。
お気にされているアンティークがございましたら何なりとお申し付け
くださいませ。
雪による遅延もほぼほぼ?落ち着いてきたようですが、通常よりも
お届けのお日にちに余裕を持ちながらお届けしますので宜しく
お願いいたします。

2024.1.25

ヴィクトリアンスターリングシルバーのJohnSamuelHuntが手掛けた
ティーケトルをお手入れしました。
どうぞ注ぎ口を飾る花紋様にご注目ください。

花びらを何重にも立体的に重ね合わせたお花のティーケトルと称したい
注ぎ口の上側と下側を丁寧に飾られた装飾方法はシルバースミスの
職人芸です。
さらにティーケトルのボディ両面にCスクロールで花紋様を囲んでいます。
象徴的な蓋摘まみにもティーケトルのシンボルとなったお花を重ねた
造形が緻密で丁寧な細工です。
どうぞご紹介画像UP!をお待ちください。

2024.1.24 日本列島各地に雪の警報が出ていますので足元にお気を付け
ください。

北海道はいつもの雪道と思い対処しますが慣れない地域では無理を
なさらず、すりすりと足を上げずに冬道歩きに徹してください。
冬は必ず滑り留めの付いた靴を履いていますので積雪の上でも
気にせずにトコトコと歩きますが、ブラックアイスと言われます
スケートリンクのような氷の上でも滑らないガラス素材の滑り留めが
開発され、とても歩きやすくなりました。
毎年のように開発される冬靴には感動します。

しんしんと雪が降り続けるなか、到着しましたニューフェイスの
ティーサーヴィスセットです。
グラスゴーらしい?1898年HoraceWoodward&CoLtdの
600ccの容量はマイティータイムを愉しめます。

JohnSamuelHuntのティーケトルと組み合わせますと風格に負ける
ことなく堂々とした緻密な装飾紋様が互いに共感しています。

2024.1.23

先週末にエベレストのように渦高く山積みされた雪山が崩れるのでは?と
危険を感じるほど気温が上がっています。
今年も皆様のおかげで1月23日虎徹のバースディーを迎えました。
今日も青空&快晴にめぐまれ太陽が眩しいです。

オープンした日も冷え込みはとってもキツイく、店内もチルド室?でしたが
清々しい冬の青空でした。
今年も皆様より先行予約をいただいておりますバースディープラスへの
お問い合わせを有難うございます。
立春を迎える節分祭まで承りますのでお問い合わせくださいませ。

今回、親子代々で引き継がれた貴重なティーケトルに出会いました。
ロンドンに工房を開いていた名高いシルバースミスJohnSamuelHuntが
1856年に手掛けたティーケトルと時代を経た1881年の刻印が
印されたオイルスタンドを重ね合わせたティーケトルです。

ヴィクトリア時代のティーケトルとしましては、とても小ぶりサイズで800cc
当時は1500ccから2000ccほどの容量を求めた時代にスモールサイズ?
これは勝手な想像ですが書斎でお茶を愉しむ時にマイティータイムの為に
ティーケトルとお揃いのティーサーヴィスセットをオーダーされたのでは?
その後、オイルスタンドが破損?紛失?により子孫がJohnSamuelHuntに
オーダーしたのでは?とその時の物語が綴られるティーケトルです。

2024.1.22 透かし紋様の繊細なケープに飾られたティーキャディが
可愛いです。

ロンドン1895年Goldsmiths&SilversmithsCo
の丁寧に
仕上げた透かし紋様にフローラル紋様を重ねた紋様がキャディの
肩部分にぐるりと浮き上がらせています。
茶葉をたっぷりいれられますので、蓋を開きサクサクと
ティーキャディスプーンで茶葉を取り出しティーセレモニーを
引き立てるセレモニーの主役です。

ティーキャディに似合うスコップ型からドロップ型のティーキャディ
スプーンなどなど。
ティーキャディと一緒にお似合いのキャディスプーン選びも
愉しい時間です。

2024.1.19

冬の青空は眩しいほど美しいです。
油断していますと雪焼けしますので、心して雪焼け対策をしながら
雪原の散歩?というほど、もこもこと雪が積もりました。

一昨日も昨夜も虎徹を出てから下る坂道は魔の一車線?
しかも上っている車も下がる車も交差する横幅が全くない状態で
逃げるスペースが無い魔の道路を凝りもせずに。
一昨日は対向車とすれ違い様にぶつかるかも?と思うほどのドキドキ&
スリルで互いに譲り合いながら、ようやく通り抜けた道を再び?
二日連続ですから、三日目の本日も魔の坂道になるかもしれません。

バースディープライスというのは?というご質問を頂戴しましたので
今年も元気に虎徹がオープンした日を迎えられます事に
いつも虎徹サイトをご覧くださっている皆様へ感謝の気持ちを込めて
お得かしら、と思っていただけますプライスをご提示する企画です。
それぞれの仕入れ状況によりますので、個別対応とさせていただき
ますが「嬉しい」と思っていただけますように、ご遠慮なく節分祭まで
メッセージをお待ちしております。

冬の陽射しに浮き上がるロブマイヤーグラス色々の右画像には
ドイツ銀800のトング部分を薔薇のガーランドで膨らみを持たせ
ハンドル部分にもローズガーランドが愛らしいケーキトングです。


2024.1.18 早々に虎徹バースディープライスのお問い合わせをいただき
有難うございます。

どうぞどうぞ、お目に留めていただいております「気になる子」に
愛の手を差し伸べてください。
皆様のもとにお届けすることで「アンティークシルバーのある暮らし」
その思いを共感いただけると思っています。

和のしつらいにも洋のしつらいにも静かに輝くスターリングシルバーの
魔法の一振りで瞬く間に美しい空間をしつらえます。
気持ちを清めるシルバーウエアは四季折々の色合わせにも馴染む
不思議な魔力?です。
只今、愛読書の「本好きの下剋上」の主人公マインの魔力を借りたい
気分ですが、ご紹介中のアンティーク達から沢山のメッセージが
届きますように。

新着画像にご紹介しましたクリスニングセットをご覧ください。
ヴェネチアンパターンをナイフブレ―ドやハンドル装飾に飾った
緻密な装飾技法が折敷に浮き上がります。
シェフィールド1898年JamesDixon&SonsLtdが手掛けた美しい
クリスニングセットです。


2024.1.17

今年は積雪が少ないと思っていますと、寒波の流れが石狩方向へ
流れますと突然? 降り止むことを忘れたように降り積もる雪。
昨日は除雪作業も覚束ないほど、真っ白な雪景色でしたが一夜明け
今日は冬の青空に太陽が眩しく、空気も凛とした心地よさです。

そこでお膝元の北海道神宮へ節分祭の福豆を分けていただきに
お参りしてきました。

今年もオープン記念日1月23日の虎徹バースディーを迎えます。
日頃より虎徹を支えていただいております皆様へ
感謝を込めて虎徹バースディープライスをご紹介申し上げます。
本日より先行予約を承りますので2月3日節分までご参加くださいませ。
ご参加いただきましたゲスト様には個々にメールにてお応え申し上げ
ます。どうぞ皆様のお問い合わせをお待ちしております。


2024.1.16

直径218mmに331gと重量を軽めに仕上げていますので
折敷やディッシュとしても使えるビーズ&透かし紋様で飾られた
シェフィールド1896年Mappin&WebbLtdのサルヴァです。

サルヴァ面の美しいエングレーヴィングはティーキャディや
ホールケーキを重ねディッシュとしてテーブルにセッティングなど
気軽に持ち運べるサイズ感です。

裏面には半円のフット装飾が家具を傷めずに直接、テーブル面に
置かれても安心です。
右側画像のジョージアンのティーキャディを置いた時もサルヴァの
輝きがスポットとして引き立ててくれます。

2024.1.15 ヴィクトリアスターリングシルバーのグレープシザーズを
二つ並べてみます。 どうぞ見比べてください。


左側のグレープシザーズはエクスターでホールマークを
1879年に申請したシルバースミスはJosiahWilliams&Co
手掛けた長さ163mm86g
蝶番の飾りからハンドルを飾る透かし紋様に扇状に広がる
ハンドルラインにエングレーヴィング彩がきらきら。

右側のグレープシザーズはロンドン1890年にホールマークを
申請したシルバースミスWilliamHutton&Sonsが手掛けた
長さ160mm69g
蝶番の飾りからハンドルを飾るシーフスクロールから横幅を
抑えたハンドルを飾るエングレーヴィング彩がビーズのように
仕上げられています。
ヴィクトリア時代のエレガントな透かし紋様をバランス良く
仕上げたグレープシザーズです。

2024.1.13 鏡開きが過ぎますとお正月気分も終了でしょうか。
年明けは落ち着いた気分で新春のテーブルセッティングイメージする
機会が少なかったのですが、そろそろ節分のお豆を売り場スペースに
飾っていますので気持ちを新たにマイセンのブルーオニオンシリーズで
セッティングです。

ブルーオニオンのシリーズでも透かしのレース紋様と金彩を加えた
華やかなデザートプレートに円形のサーヴィスプレート

先にご紹介しました編み込み模様の持ち手が付いたオーバルディッシュ
に合わせられますと気分も晴れやかになります。
ドリンクサーヴィスにはロブマイヤーのロココシリーズを合わせ上品に
まとめました。
折敷に合わせられてもチャームプレートに合わせられてもコバルトブルーが
見事に浮き上がる描きの強弱をご覧ください。
ちなみにテーブルカトラリーはC.1870年にオーダーされましたOdiotの
ルイ16世スタイルがテーブルに輝きを加えます。


2024.1.12 マイセンのヨーロッパ的なスタイルの中にジャポニズムの流れを目に
します 。 日本の柿右衛門を描いた柿右衛門写しの木瓜型カップ&
ソーサーもマイセン独特の色彩に柿右衛門の独特の赤を表現しよう
とトライした 色合いです。


新春のセッティングにジャポニズム調が似合うのではとブルーオニオン
シリーズに重ねてみました。
サーヴィングスプーンとデザートスプーンはヴィクトリアスターリング
シルバーのフラットカトラリーに秀でたシルバースミス
FrancisHigginsUの造形美も漆器の金蒔絵に映えるカトラリーです。


2024.1.11

マイセンのブルーオニオンシリーズ。
ドイツ語で玉葱の意匠Zwiebelmuster、英語でオニオン・パターン。
日本でブルーオニオンとして親しまれる文様は和食器にも共通する
コバルトブルーに東洋の花(柘榴・牡丹・桃・エゾキク・竹など)を
重ねた東洋の伝統的なモチーフに惹かれます。

1739年頃にブルーオニオンの意匠が考えられたマイセンでは
注目を浴びることがなかったのですが1860年代に入りヨーロッパの
各都市で注目されるようになり模倣のブルーオニオンが出回ります。
実に似たブルーオニオン擬きを目にするのも当時の爆発的な人気?が
お分かりになるのではと思います。

日本では染付け等々、身近に目にするコバルトブルーの濃淡表現は
折敷にも和食器にも馴染むシリーズです。
白磁の艶やかな色合いに浮き上がる紋様の縁取りをレース紋様の
繊細な透かし編みに金彩で縁取られますと華のある美しさです。


2024.1.10

朝の気温から一気に冷え込みがきつくなってきました。
お天気の良い時はお散歩途中に立ち寄ってくれるふわふわの
毛並みの美しいゴールデンレトリバー=ハンサムボーイが
今日も来たよ!とふわふわの尻尾でバシン!ふわふわの毛を
触らせてくれます。
思わず彼のふわふわ毛で暖を取ってしまいました。

昨日、ちらりとセッティング画像でお披露目しましたBarnardの
サルヴァ面をご覧ください。
縁取りを飾る小花紋様がサルヴァを飾るエングレーヴィングの
なかに愛らしく描かれています。


2024.1.9

久しぶりに気合を入れて磨きあげました。
いつも英国のスターリングシルバー専門のプロ磨き屋さんの手を
お借りしていますが年末年始のお忙しい時期ですし
いざ!磨きましょうとクリスマス前からコツコツ&必死にフット部分から
はじめ、サルヴァ面へ。
さらにサルヴァの裏面へと虎徹の仕事納めの日も帰宅する前には
完璧に?と 磨き上げました。

ヴィクトリア女王がご結婚される前の1839年ロンドンでアセイ
マークを申請したEdwardEdwardJuniaJhon&WilliamBarnardが
手掛けたサルヴァです。

直径334mmの縁取りをリーフスクロール紋様に愛らしい鋳造仕上げの
透かし紋様のなかに花紋様を飾っています。
サルヴァの縁取り装飾を引き立てる脚細工もご覧いただけますでしょうか。

2024.1.8

昨日からしんしんとふわふわ雪が降っています。
年末&年始と雪が降らず、過ごしやすいと思っていましたが
やはり心配しなくても北国は雪が降ってくるものです。
今年は例年以上に積雪が少ないことから、札幌雪まつりの雪像に
使う綺麗な雪を道内から集めはじめますと報道されていました。

ちなみに雪まつり用の雪は不純物の少ない綺麗な雪質でなければ
雪像用に使えないそうです。
札幌市内には余るほどの雪があるのに足りない?のは何故と疑問に
思っていましたが雪像が崩れないのは綺麗な雪のみということで
札幌市内にどんなに降り積もっても役に立たないようですが
近郊のスキー場は嬉しい雪となりますように。

マイセンの王道?ブルーオニオンの透かし紋様にアクセントの
金彩を加えたオーバルバスケットです。

オーバル状のディッシュ面をフラットに仕上げ側面を透かし紋様で
立ち上げています。左右の編み込みハンドルにも金彩ラインを加え
マイセンの美しい白磁に金彩が華やかさを引き立てています。

2024.1.6 マイセンのお得意の薔薇を中心に小花&リーフのアプリケットを
施したティーボウル&スタンドです。

重ねますと一体になりますがスタンドとボウルはそれぞれに分かれ
台座もそれぞれに付いています。
以前にもご紹介しましたが、今回はさらにサイズを小さめに仕上げた
ティーボウル&ティースタンドです。
C.1880のティーボウルに合わせスタンドを付けた特別な装飾が丁寧に
仕上げられています。
中国茶に似合う容量ですが、ティスティングセレモニーに似合う
可愛いティーボウル&スタンドです。

2024.1.5 新春を迎え少しでも春らしい色合いを楽しみませんか。
久しぶりにタンド付きの透かし紋様のティーストレーナー
シェフィールド1907年HarnisonBrothers&Howsonの
ご紹介です。
しかもストレーナーを重ねるスタンド部分に歪みや違和感もなく
ぴたりと重ねられます。

お茶の時間、ティーストレーナーを添えられた方がエレガントな
雰囲気を醸し出すティー小物です。
直接、ティーポットからティーカップへ注ぎ入れるサーヴィスは
格式を持たれたロンドンのティールームではタブーではと感じるほど
丁寧にティーカップにそっとティーストレーナーを重ねたあと
ゆっくりティーポットから注ぎ入れられる美しい琥珀色の弧を眺め
紅茶の雫を静かに切ったあと、「どうぞ!楽しんでください」と
サーヴィスを受けるイントロがおもてなしの極みです。

春らしい色合いは?と思い描く色に桃や桜の優しいピンク色が一番に
イメージされます。
そんな大人のローズピンクをベースにしましたマイセンの
インドの華シリーズからピンク色で包まれたマスタードポットです。

蓋摘まみの薔薇の摘みがなんとも愛らしく指でつまみながら
中には金平糖やショコラを合わせてもおしゃれです。

2024.1.4

本日から2024年の仕事始めです。
気持ちを新たに心ときめくアンティークをご紹介してまいりますので
どうぞ宜しくお願いいたします。


年明け早々に日本列島を襲う出来事が続き、お正月ですが・・・・・
目を覚ませと天からのお告げでしょうか。
気持ちを引き締め、どんな時でも動揺せず冷静な判断をくだす
揺るがない精神を鍛えなければと自分自身に言い聞かせています。
皆様も不安や心配ごとを抱える時があると思います。
誰もがシンドイと感じる時だと思いますので声を掛け合いニコニコ
笑える時間を持てます様に。
心を落ち着ける方法はと聞かれますと何はなくても一杯の紅茶。
「A cup of Teaを」忘れずにお好きなお茶の時間で心を静めましょう。


mm