当ウェブの更新情報や新着情報はこちらに随時追加していきますので、どうぞこちらをチェックしてから各ページをご覧下さい。また催事出展情報・店舗企画などもこちらでお知らせいたします。
2024.10.5

ペインターの視線で花々を描く技法や色合いや発色度の高さなど
一枚一枚並べてみますと「こんなに特徴がある?」と新鮮な思いで
描かれた花々を並べてみました。


左側のドレスデン・CarlThieme工房のデザートプレート(直径220mm)
中央に見事に花開く薔薇を中心にしたブーケ紋様が目に飛び込んで
きます。縁取りの金彩レース紋様がエレガントな雰囲気を漂わせています。

右側の英国コールポートのデザートプレート(直径225mm)は中央に
白磁に浮き上がるイングリッシュローズをブーケ紋様に仕立て
ガーランドのようにまとめた絵付けが愛らしいです。
そのまわりをグレー地で縁取り、その上に金彩スクロール紋様を重ね
自然と視線がピンクローズへ向いてしまう魅力的な絵付けです。

2024.10.4

ロンドン1830年のJosephAngellの魅力的なハンドル装飾と
蓋摘まみの蕾をコサージュに仕上げた装飾を左右の後ろから
眺める角度を左右の画像に並べてみました。

葉脈を浮き上がらせた表現とハンドルをスイカズラのように
連ねた装飾技法でしょうか。
JosephAngellが親方として独立したあと、二人の弟と提携し
跡継ぎの息子とも提携を結び揺ぎ無いAngellファミリーの礎を
築いた手腕とセンスと当時の富裕層向けに多々注文を受けた
ことから21世紀の私達にも、その魅力を伝えてくれるのですから
アンティークスターリングシルバーの出会いとは時空を超えた
素晴らしいメッセージに感謝します。

2024.10.3

10月に入りますと空気が一変しました。
まだまだ蒸し暑いと思っていましたが昨夜から肌寒さを感じる
気温になってきました。
子供たちも半袖姿から長袖へ、やはり秋が近づいています。

いよいよKOTETSUの秋のイベントに向け頭のなかが
イメージと現実と迫ってくる日程に気持ちもそわそわです。
あれこれとイメージしていることを実現できますように
ご参加の皆様をお迎えしたいです。

二日間の予定を企画しましたが、それぞれに異なる
アンティークシルバーのしつらいでお迎えしたいと思って
おります。一週間前まで、 ご予約のお問い合わせも承って
おりますので何なりとお問い合わせくださいませ。

2024.10.2 英国スターリングシルバーの名立たるシルバースミス達のなかで
アルバート公お墨付きのシルバースミスとして際立つセンスと
優れた技術力で1851年ロンドン万博&1853年ニューヨーク
万博に出品したAngellファミリーがロンドンから無事に届きました。
ロンドン1830年JosephAngellのティーポットです。


書籍『アンティークシルバーのある暮らしU』 の十勝千年の森で
撮影をしましたティーサーヴィスセット
をご覧いただきますと
その当時の造形美の素晴らしさと蓋摘まみのコサージュのような
花々を参考にご覧くださいませ。

2024.10.1

秋晴れの神無月スタートです。
太陽の陽射しは元気よくパワーは衰えませんが気持ちの良い
雲一つない 青空です。
ようやく札幌らしい爽やかな秋風を心地よく感じています。
街路樹も枯れ葉?フレッシュなグリーンから黄色や赤へと色の
変化が〜虎徹の目の前に聳える大倉山や藻岩方面の樹木にも
黄色や少しオレンジがかった葉が目につくようになりました。

ようやく午後のお茶時間もスターリングシルバーのティー
ポットを 合わせ香り立つティータイムが似合う季節です。

可愛らしい花びらシェープのスモールディッシュにボンボン
ショコラを盛り付けフレンチシルバーのシュガートングを添えます。
その隣に小さ目の透かし花紋様のドレスデンのコンポート
合わせ一緒にスィーツアレンジを楽しみたいと思います。

2024.9.30

ホワイトカラーのアンティークレースランナーです。
マホガニーのティーテーブルに合わせますと薔薇&小花
紋様が華やかに浮き上がっています。


真っ白なテーブルランナーはオケ―ジョナルテーブルやティー
テーブルにふわりと広げるだけで気分が華やぎます。
秋から冬へとフレッシュな花々を飾れないときは長さ1140mm
横幅290mmの薔薇のレースランナーでお茶時間です。

2024.9.28 午後のお茶時間はフレンチシルバーのデザートカトラリーで
セッティング。
Paris窯のティーカップ&ソーサーにLiseronのティースプーン
合わせデザートプレートにはOdiot監修のもとEmilePuiforcatの
デザートナイフ&フォークを重ねティータイム
です。

ティーテーブルに流れるように合わせました花々の凹凸感が
優雅に編み込まれたアンティークレースランナーもMarche
ページにご紹介しますのでお待ちくださいませ。

マホガニー素材のティーテーブルに合わせてもテーブルクロスを
掛けた上に重ねても花々の凹凸感が美しく浮き上がりますので
気分を華やかにするアンティークレースランナーです。

2024.9.27

シュガーと限らずショコラやプチフールのサーヴィスに添えて
いただきたいゴールドギルドを施したフレンチシルバーの工房
CharlesMuratがLiseron(昼顔)をモチーフに模ったシュガートングを
合わせ
お茶の時間です。

右画像にはParisC.1890年にオーダーされました LouisCoignet
(1889-1893年)
Viollttを模ったシュガートングはミニミニディッシュに
似合います。


フランスから届きましたアンティークシルバーに続きイギリスからの
アンティークシルバー&ポーセリンのご紹介もお手入れ等を仕上げ
ご紹介してまいります。
ようやく?欧州も長い夏休みを終え仕事モードに切り替わっています。


2024.9.25 ParisC.1890年にオーダーされたティースプーン・ティーストレーナー
&シュガートングの工房はLouisCoignet(1889-1893年)

スミレの茎を模る細かなジュール細工にハンドルとボウルの裏面を繋ぐ
愛らしいスミレのポイントの細かな装飾をコツコツ磨き上げました。

ティーストレーナーのボウルの側面部分を透かしの編み目紋様が丁寧に
飾られハンドルの表&裏面には凹凸紋様のスミレ&葉を緻密に仕上げて
います。 シュガートングの摘み部分を飾るスミレの愛らしい姿も丁寧に磨き
上げますと花びら一枚一枚の抑揚が浮き上がり可愛いです。
どうぞ詳細画像をご覧ください。

2024.9.24 真っ白なアイリッシュリネンに花かごバスケットに花々刺繍と
透かし紋様&バスケットのハンドルにリボンを飾ったティーナプキン

に似合う薔薇をはじめとした愛らしい花々ブーケ紋様の
ロイヤルコールドンのティーカップ&ソーサーにゆったりサイズの
デザートプレートを合わせました。


ティースプーンはフレンチシルバーのヌーボー調のLiseron(昼顔)を
トップに模りゴールドギルドを施したティースプーン
を合わせますと
金彩縁取りのボーダー紋様に重なりティーセッティングが華やぎます。

2024.9.23 1823年に設立された19世紀後半の代表的なガラス工房
ロブマイヤーの 小さいながらも可愛らしいデキャンタ
です。
モチーフのパターンは二代目ルードヴィヒ・ロブマイヤー
1862年ロンドン万博に出品した時の ルネッサンス・エングレー
ヴィング紋様を取り入れ作られたお揃いのデキャンタです。

18世紀のボヘミア地方に伝わる伝統的な紋様を創業者の
ヨーゼフ・ロブマイヤーが残したデザイン画から作られた
テーブルグラスセットは最も華麗なカリクリスタルの特性でも
あります光の屈折度を考慮した精巧なカッティング技術&繊細な
コパーウィール・エングレーヴングを活かした技法が際立ちます。
しかも高さは185mmとその小さなサイズにもかかわらず緻密で
愛らしいデキャンタです。

2024.9.21 英国ハマーズレイのティータイムセットで午後のお茶会です。
イングランドの薔薇を中心にしたフラワーブーケ紋様を浮き上がら
せるように幅広い金彩紋様で縁取られた飾られたティーカップ&ソーサー
お揃いのプレートもアフタヌーンティータイムに程よいコンパクトサイズの
ケーキプレートが揃えられています。

ティースプーンはゴールドギルドを施したフレンチシルバーの工房
CharlesMuratがLiseron(昼顔)をモチーフに模ったティースプーンを
合わせ
ボリュームのあるハンドルモチーフもハマーズレイのゆったりとした
ティーカップ&ソーサーを美しく輝かせています。

2024.9.20 フレンチシルバー・ミネルヴァファースト銀のスミレの花を
ヌーヴォー調にアレンジしたティースプーンにティーストレーナー
&シュガートングが揃えられた愛らしいシリーズをご紹介します。

スミレの花と気が付いてから茎や葉の動きを持たせた透かし紋様に
心惹かれました。

ParisC.1890年にオーダーされたティースプーン・ティーストレーナー
&シュガートングの工房はLouisCoignet(1889-1893年)

スミレの茎を模る細かなジュール細工にハンドルとボウルの裏面を繋ぐ
愛らしいスミレのポイントには自然に目が点・・・になります。
ティーストレーナーの内側は綺麗にゴールドでギルディングされていますが
外側はシルバーの状態で凹凸紋様のスミレ&葉を緻密に仕上げています。

2024.9.19

ファンシーなアンティークリネンに刺繍を施したティーテーブル
クロスをご紹介します。

Othersページにご紹介中のオーバルスタイルのティーテーブル
ふわりと広げティートレーの上にはファンシーな大き目のドイリーを
重ねティーポットとRoyalCauldonのティーカップ&ソーサーを合わせ
二人でティータイムをイメージしたセッティングです。

フローラルディッシュには大き目のフィナンシェを盛り付けます。
切り分けられるようにデザートナイフ&フォークを用意し
ティーテーブルに刺繍を施した愛らしい似たタイプの小花紋様の
ティーナプキンを添えて完成です。

2024.9.18 十五夜さんを愛でられましたでしょうか。
ぼんやり気分で帰宅してしまい、フォローさせていただいている皆様の
名月や!のお写真を拝見しながら中秋の名月気分になりました。

ようやくアイロン掛けができる気温になりました。
ふわりとティーテーブルに広げましたバードの ティーテーブルクロスを
お披露目できそうです。
960X960mmの正方形に中央部分を透かし紋様のレースで飾り
ホワイトリネンを縁取り幅広い凹凸を持たせたレース紋様のなかに
様々な表情で飾られたバード紋様が光の加減で浮き上がってくれ
ました。Marcheページにご紹介しますので、お待ちくださいませ。


右側の画像に楚々としたシュガートングにご注目ください。
フレンチシルバーMinerva1Standardのシュガートングです。
まだ磨きが完璧ではないのですが、楚々としたスミレの花を摘みに
とても愛らしいです。

2024.9.17 ロイヤルウースターの幻想的な薔薇を描いたティーポット&
ミルク&シュガーボウルにティーカップ&ソーサー&ケーキ
プレートが揃いましたティータイムセット
に和薔薇を合わせ
お茶時間です。

マホガニーのティーテーブルバード&フラワーをホワイト
リネンの縁取りに幅広く飾られた凹凸細工のレース紋様で
仕上げたティークロス
を合わせ、当別のロイズファクトリーで
買い求めましたカカオ豆を模ったフィナンシェをピアッシング装飾の
ケーキバスケット
に並べティーセッティング。

先週末にフランスから到着しました愛らしいフレンチシルバーの
カトラリーを合わせ、ご紹介画像諸々撮影中です。

お花をモチーフにしたティースプーン&シュガートング&
ティーストレーナーとお手入れを終え次第、お披露目します。

2024.9.16 暑さの厳しい7月、虎徹のゲスト様から「お茶をどうぞ!」
とのお誘いを受けました。
構成諸々を仕上げTableTalk「Y様母娘様」に招かれました
お茶事をご紹介します。


暑い頃ですが、お茶室は涼やかな夏らしさを表すお道具ばかり
アンティーク陶磁器&アンティーク銀器をお茶道具に見立てた
幅広いコレクションの数々を一期一会の茶懐石に合わせて
いただきました。

あらためて「お茶道具も骨董品」西洋東洋の垣根をはらい
しつらえた清らかなお茶事を皆様もご一緒しませんか。

2024.9.14 月の女神をハンドルトップに飾った ロンドン1893年
Wakely&Wheelerが手掛けたヴィクトリアスターリング
シルバーのデザートスプーンです。

月と狩猟の女神アルテミスが弓矢を持ち犬を連れている様子を
トップのパネル紋様に浮き上がるように描かれています。

ハンドルを飾るCスクロール重ねが丁寧に繋ぎ合わせた美しい
装飾に立ち上がりを持たせたボウル面をフラットに仕上げ
シャープな刃先でプチデザートに似合うサイズです。
ゴールドギルドを施した中に女神の姿が凛々しく輝いています。

2024.9.13 虎徹で開催します2024年秋のお茶会(10月17&18日)の
イメージを膨らませています。

アンティークシルバーを引き立たせる器を色々組み合わせながら
大阪よりS*STYLE TEAの田中純幸様にお越しいただき、お茶菓子と
厳選されたスペシャルティーセレモニーを演出します。
小さなギャラリー内でのセレモニーですが 数々のシーンに合わせた
ティーセレモニーをイメージしておりますので、どうぞお気軽にお声を
かけてください。

翌日10月18日のお隣りのLocandinoZioVittorio纐纈シェフの
イタリアン・ランチ&ドルチェコースに合わせたS*STYLE TEAの
田中純幸様が繰り広げるティーペアリングも去年に続き素晴らしい
ティーペアリングに感動されることと思います。
北海道の秋の味覚とともにお待ちしております。

2024.9.12 マイセンの花籠バスケットに和薔薇でアレンジです。
ふわりと咲き誇る和薔薇の美味しい?色合いに合わせマイセンの
ロカイユにアプリケットを飾ったナチュラルカラーに合わせますと
気分はお姫様カラーのティータイムです。

小ぶりサイズのマイセンティーカップ&ソーサーに揃えられました
ケーキプレート
にグラスコンポートを合わせ冷たいデザートを
イメージしてみました。
ゴールドギルドを施した女神のデザートスプーンが色を添えます。

2024.9.11

イギリスのレースを代表するHonitonレースです。
1560年頃からデボンシャー一帯で作られたボビンレースを
ホニトンの町で集荷しロンドンへ出荷されたことから地名で
呼ばれるようになりますが連合王国それぞれの国花で紡いだ
伝統的なレースです。
イングランドの薔薇&スコットランドのアザミ&北アイルランドの
シャムロック&ウェールズの水仙をレースに仕上げた中に
鳥や蝶に野の花やスズランなど花の種類を探すのも楽しいです。

ヴィクトリア女王の婚礼の衣装&ヴェールにも製作されたのち
王室に代々伝わる英国のレースとして大切に取り扱われている
貴重なレースをご紹介します。
英国のレースを取り扱われるディーラーさんからもHonitonレースの
貴重性等々を丁寧に伝えてくださいました。

2024.9.10 ジョージアンの頃に作られた銀器のなかでもミュージアムに所蔵
される大御所とも言えます Paul Storrと同じ時代に活躍
しましたシルバースミスWilliamEatonがロンドン1829年に手掛けた
クリスニングセットです。

1810年から1840年にかけて活躍したシルバースミスWilliamEatonの
手掛けたスプーンのボウル裏面を飾る葉を重なるように仕上げた葉脈の
美しさに魅入らされます。
当時もスプーンのスペシャリストとして誉れ高きシルバーウエア
丁寧に作り上げたのでしょう。

2024.9.9 C.1892年ロイヤルウースターのブラッシュアイボリーのデザート
プレートに色鮮やかなWild Chrysanthemum(野菊)を描いた
デザートセルヴィスセットを10月17日にKOTETSUで開催します
秋のお茶会に合わせ色々とイメージを膨らませています。
デザートプレートの花びら文様の縁取りを金彩エナメルで仕上げ
内側へと二重の花びら重ね合わせた美しい造形


ボヘミアのエナメルグラスにも引けを取らない見事な絵付けにはロイヤル
ウースターのペインター達が東洋に感心を持ち、さらに超えようとした頃の
作風でしょうか。

2024.9.7 ホワイトリネンに花籠&リボンモチーフの刺繍を施したナプキンや
四つ角のひとつをオーガンジーを合わせたラッパ水仙を飾った
窓紋様など、英国のティーナプキンにはイギリスの国花を刺繍で
飾ったタイプを多く目にします。


広げますと420〜430mm正方形のティータイムからランチタイム用に
用いられる糊のきいた真っ白なナプキンをご紹介します。
セッティングのテーマに合わせナプキンを刺繍で飾った花々を重ねて
セッティングのメッセージにされても素敵なアレンジになります。


2024.9.6

1789年ジョージ三世から英国王室御用達を受けた最古の歴史を
誇るロイヤルウースターのデザートセルヴィスセットです。


C.1892年に製造されたブラッシュアイボリーにロイヤルウースターの
ペインターが色鮮やかなWild Chrysanthemum(野菊)をナチュラルに
描いています。
デザートプレートの花びら文様の縁取りをマットな金彩エナメルで
仕上げ内側へと二重の花びら重ねで造形美を膨らませています

デザートプレート6枚とともに背の高いコンポートと低めのコンポート
二個を揃えたデザートサーヴィスの為にオーダーされたシリーズです。
プレートに描かれた野菊を縁取るように金彩を加えキラキラと華やかな
雰囲気を醸し出しています。

2024.9.5

ヴィクトリア女王が世界で最も美しい「ボーンチャイナ」と賞賛された
英国ミントンの特徴的なミントンブルーで仕上げた特徴的なシェープ
ラインのティーカップ&ソーサー&ケーキプレート&B&Bプレートを
揃えたミントン・ティータイムセットです。


ミントンブルーをたっぷり盛り上げたガラス釉がとても美しく縁取られ
そのボーダーの窓紋様に全て異なるバードを丁寧に描きエッチングを
施した金彩ボーダーラインで縁取られています。
さらにティーカップのハンドル上下を留めるように金彩ボーダーが
チャームポイントになっています。
ミントンブルーを愛でながらバードウォッチングはいかがですか。

2024.9.4

9月に入りましたが太陽のパワーはまだまだ衰え知らずです。
ギャラリーに射し込む陽射しが強すぎブラインドを下げ
光の調整をしながら撮影をしています。

涼やかなしつらいにグラスウエアをあれこれキャビネットから
取り出しセッティング中です。
アラベスク文様の透かし紋様を重ねたスターリングシルバーの
パンチボウルに合わせました「レモンストレーナー ロンドン1908年
John&FrankPairpoint 」が納まりがよく当時のイメージを色々と
膨らませています。
ジョージアンスターリングシルバーの復刻でオーダーされた
ボウルの縁取りに掛けるためにフックのついたスタイルを
当時と同じく復刻されたレモンストレーナーです。


どのような取り扱い方法かをご覧いただける資料にDownton
Abbeyの撮影特集のCocoktailBookにもカクテルの紹介に
フックはございませんが大ぶりのレモンストレーナーが登場して
います。
シェフィールド1931年Mappin&WebbLtdのパンチボウルに
重ねてみますと当時のしつらいをイメージいただけますでしょうか。


2024.9.3

ブルー・オニオン文様の透かし縁取りで飾られた直径200mmの
マイセンのデザートプレートです。
ドイツ語で玉葱の意匠(Zwieblmuster) 英語でオニオン・パターン、
日本ではブルーオニオンとして称されますC.1739年に完成した
マイセンの代表的な文様です。


玉葱のようにみえるのは中国の染付磁器に描かれていた柘榴です。
そのほかのモチーフも牡丹、桃、エゾ菊、竹など東洋の伝説的な意匠を
模した絵柄です。
C.1739年この時代はドイツの花などの華やかな色絵文様に隠れ注目を
浴びることがなかったのですが、1860年代に入りヨーロッパの中流階級の
ステータスシンボルとしてテーブルウエアを求めるようになります。
そこで流行した「オニオン・パターン病」によりドイツ国内以外のイギリスや
フランス・デンマークなどの諸窯でも模倣をはじめます。

この事態に対抗し、マイセンのブルーオニオン文様は竹の幹の根元に
双剣のマークを書き入れるようになります。
今回、ご紹介します竹の幹の根元に双剣のマークが書き入れていない
ことから製造されたのはC.1860年以前と推測します。

2024.9.2 フランス・ルイ15世の認可を得、王立のガラス工場となった
Saint-Louis王立クリスタル工房のモスグリーンとクリアグラスを
重ねセッティングの色合わせ遊びです。


ボウルに描かれたスフィンクスの優雅な姿にナチュラルフローラル
モチーフに重ねたステムが優雅です。
そろそろ秋風が吹いて欲しい!の願いを込めてCeramicページ
ご紹介します ロイヤルウースターのデザートセルヴィスセット等々と
合わせてみました。

2024.8.31 LOBMEYE・MariaTheresiaの紋章&ロココスタイルの
花籠を飾ったワイングラスです。


ルードヴィヒの晩年1894年頃に甥のシュテファン・ラートを呼び寄せ
自分の仕事を継がせる準備に入ります。 それまでのバロック・ロココ
スタイルを中心としたドリンキングサーヴィスのデザインはもとより
比重が軽く屈折率も高く輝きを持ったロブマイヤークリスタルの美しさ
ミラマーレと呼ばれるシリーズは空気?のように薄く持ち上げた時の軽く
コパーウィールの限界まで挑戦したC.1855年にデザインされた
ルネッサンスエングレーヴィングを重ね続けたロブマイヤーの輝く
クリスタルドリンキンググラスです。

2024.8.30 今週は台風の進路をはらはらと見守る?気持ちで過ごしました。
札幌は青空&快晴に恵まれ台風の被害もなく過ごせましたが
気圧配置が少しでもズレますと暴風雨の破壊力に巻き込まれる
ことがあるのでは?と地震に続き備えを忘れるべからずと
天からの注意警告と思い、常に忘れてはならないと感じます。

Baccaratのエンパイアシリーズのワイングラス
数を揃えたいと探し求めていますが、なかなか出会えずじまい。
しかも重厚なボックスに収納されたセットが3個?揃いますと
12個とフルセット人数でのセッティングに使われていたのではと
あれこれ想像を膨らませるグラスセットです。
グラスを包み込みこむ収納ボックスのなかに収納されているならば
保管的にも優れもの?ではないでしょうか。

2024.8.29 マイセンブルーでセッティングです。
オーガンジーを飾るフローラル紋様のレースランナーをクロスに
重ね涼やかな雰囲気を。

C.1880年マイセンブルーオニオンのデザートプレートを並べ
コバルトブルーとヴェネチアグラスの透き通る水色を重ねます。
目にも爽やかなマイセンブルーセッティングです。
最後にクィーンズパターンのデザートカトラリーとティーナプキンを
重ねたコーディーネート。

迷走する台風にメゲズ、ハンドタイプの扇風機を片手に今日も
涼やかなセッティングイメージを膨らませています。

2024.8.28 ルネ・ラリックのMOLSHEIMで爽やかさを感じませんか。
ハンドルを飾るシダ紋様のリボンを組み紐のように結びあげた
美しいグラスです。

朝から青空&太陽の眩しい陽射しに包まれていますと
喉を潤す加賀棒茶の水出しを何杯も何杯も頂いています。

そこに嬉しい巨峰が冷蔵便で届き、さらに一口一口美味しい。
昨日のどしゃ降りが嘘のように陽の光が射し込んでいます。
勢力を増していく台風が悪さをしないように!を願っています。

2024.8.27

午後から雨粒が強くなってきました。
しかも札幌らしからぬ蒸し蒸しとした湿度が続いています。
雨の日は少し気分を変えて透き通る爽やかなグラスで
冷煎茶をいただきませんか。


ヴェネチアグラスの優しい質感。
ステムの美しい曲線ラインを指で持ち上げた瞬間に感じます。
神話をモチーフにグラス全体を飾りイニシャル紋様を象徴的に
浮き上がらせています。

2024.8.26 台風が日本列島を縦断?
そろそろ夏の疲れが出てくる頃に、またまた緊張感を感じます。
札幌からのお届けも台風の進路を避けながら、発送しますので
ご了承くださいませ。

秋の夜長にグラスを傾けませんか。
ThomasWebbの野バラを描いたグラスは真横からも真上からも
ナチュラルで愛らしいモチーフに目が留まります。
幾つかGlassページにご紹介してまいります。


2024.8.24 札幌とは思えない?外の空気と気温に昨日からぐったりです。
北海道各地でも同様な現象が起こっているとのこと。
しかも昨日は石狩管内は雨雲に覆われませんでしたが胆振地方や
襟裳方面に大雨をもたらし、土砂崩れが起こっている地域も多々みられ
ました。一夜明け少しは暑さも落ち着くものと思いきや、まだまだ続いて
います。

蒸し暑い時にはエレガントなグラスをティーテーブルに並べ涼やかに
演出しましょう。
梅酒に似合う?グラスを幾つかご紹介しております。
ステムとグラスの大きさがレディの指先に似合うグラスばかりです。


2024.8.23 美しく咲き誇るイングリッシュローズを中心に細かな棘の
ついた薔薇の茎の先には上向きに立ち上がった蕾が
描かれ、その対面に葡萄の房&葉をベース面を緻密に
飾られたイングリッシュグラスのセロリベースです。


「8月の和薔薇 光彩のブーケ二種類」をセロリベースに
ふわりとアレンジしティートローリーのトップに飾りますと
瞬く間にお茶の時間を華やかせてくれました。

本来は英国のキッチンスペースにフレッシュなセロリを用意
する為にたっぷりと広がる口径に安定したステムで仕上げた
セロリ―ベースです。グラスベースの大き目タイプはキッチン
にもテーブルにもフレッシュグリーンやハープ類等でお好きな
アレンジを愉しみませんか。

2024.8.22

暑さが落ち着く?事を期待しましてティーサーヴィスセットの
似合うシーンをイメージしています。


秋のティーセレモニーに合わせ届けてもらいましたが準備中の
状態で暫く、お手入れ等々でご紹介が遅くなりました。
ロンドン1868年ヴィクトリアンスターリングシルバーのティー
サーヴィスセットです。
シルバースミスMartinHall&Coを代表するデザイン。
手にする度にセンスと技を兼ね備えた工房に魅了されます。


ティーポット&コーヒーポットの蓋摘まみに飾られたマツカサ、
実りの豊かさや生命の源にふさわしい象徴的なシンボルです。
ティーサーヴィスセットのボディを飾るザクロの意匠を中心に
アラベスク文様をボーダー飾りとして緻密に飾られています。
そのうえに蓋重なりの縁取りと台座部分アカンサス葉のボーダー
紋様が彫り深く丁寧に飾られています。
仕上げ部分にはビーズ紋様を一粒一粒、ベビーパールの輝きの
ように美しく輝いています。
それぞれのハンドルを飾るねじれ紋様に組み紐アレンジを施した
美しいティーサーヴィスセットです。

2024.8.21

イングリッシュグラスを飾るナチュラリスティック・モチーフは
ステムに指を掛けた瞬間、イングリッシュガーデンへと気持ちを
動かされます。

野に咲くように集められたガーデンの草花。
スケール感の違いがあれども樹木をはじめ風景を崩すことなく
そよそよと風にたなびく様子が浮かぶようです。
ほっそりとしたステムからグラスを描く草花を眺めませんか。

2024.8.20 月桂樹のガーランドを飾ったフレンチシルバーMinerva1
Standard(950/1000銀)のLouisXVIスタイルのクラレット
ジャグにアイスティーを。

ナチュラルリーフ紋様のイングリッシュグラスと一緒に
夕涼み?です。

赤ワイン用にオーダーされましたクラレットジャグを合わせ
涼やかさを愉しむならば、ノンアルコ―ルも似合うのでは?
色々な色合いを試してみますと泡立つタイプは変?
こちらの琥珀色もグラスを飾るフローラル紋様が浮き上がらず
緑茶ベースやダージリン系の水色の優しい方がしっとりと
似合うでしょうか。
グラスを飾るエングレーヴィング彩を重ねてみました。

2024.8.19

ようやく台風の余波が落ち着き日中の空気?風も北国の夏らしく
なってまいりしました。
とはいえ、なかなか日中はアイロン掛けが出来ず、しゅわーっと
高温でプレスに励むのには、息苦しく先送りしています。
そこに、 とても美しいティーテーブルクロスが到着しました。
これは秋に向けてお披露目したいと思っておりますが・・・
シュワ―とアイロンを掛け終えるまで、少々お待ちくださいませ。


先週からサイズ違い&意匠違いのティーコージーをご紹介して
おります。
お一人様のティーポットには花かごタイプ、もう少し大き目には
アイリッシュレースの全体を膨らませられるタイプなど。
お好みでお選びいただけましたら嬉しいです。


こちらのリボン&花かごカットワーク刺繍とお揃いに合わせられる
オシャレなティーナプキンも何点かご紹介しますので、どうぞお待ち
くださいませ。

2024.8.17

ティーコージーカバーの内側に保温性の高いクッションを合わせ、
その上にアンティークレースで作られたアイリッシュクロッシェを
重ねます。


鎖編みの上に愛らしい小花を飾ったアイリッシュクロッシェは
フランスからアイルランドに伝えられたとされるかぎ針手法です。
小花紋様の凹凸感がアイリッシュクロッシェのカバーに浮き上がります。
ティーコージーとともにアイリッシュクロッシェのラウンドレースを
一緒に重ねてますとアイリッシュクロッシェ揃いの素敵なセットになりました。

2024.8.16 象徴的な蓋摘まみをピアシェープラインにねじれボーダー紋様で
飾られたシェフィールド1894年JohnRound&SonLtdのティーポット

600ccの容量にふわりと合わせられますリボン&花かごモチーフの
ホワイトリネンのティーコージーなどなどMarcheにご紹介予定です。
少し熱風からそよ風?に変わってきましたのでお待ちくださいませ。

今週は台風が次から次へと発生しているなか余裕&余裕のお時間を
いただき遅延なくお届けされております。
どうぞ無事に到着しますようにお待ちくださいませ。

2024.8.14 C.1880年マイセンフィギュアGirl playing the fluteをテーブル
マスコットとしてアレンジしませんか。
マイセンの造形師ケンドラーが手掛けた刻印bQ568が印されて
います。


フルートを奏でる少女のピンクローズブーケを散りばめたドレスや
髪飾りの忘れな草のブルーが愛らしいです。
後ろ姿のナチュラルな色彩で仕上げた木の枝に腰かけた姿も
とても可愛いです。

2024.8.13 背もたれの美しいサロンチェアは何処においても絵になります。
座面をふんわりとメンテナンスしていただきました。
ティーセッティングをぱちりんとiPhoneで撮影する時も背景に
さり気なく見えるか見えないかのシルエットシーンに雰囲気を
作ってくれる美しいサロンチェアです。


トップのCスクロール重ねと中央のチッペンディールモチーフが
バランス良くシンメトリーに構成され、眺めていても心が落ち着く
ラインです。
ティーテーブルに合わせていただけますように4脚揃いで
お届けさせていただきますと嬉しいです。

2024.8.12 美しいティートローリーの全体像をご覧ください。
キャスターを含めた高さが790mm
長方形のテーブルサイズは520X360mm
支柱の装飾がリズミカルで美しい曲線美を描いています。

2024.8.10 落ち着かない週末ですが・・・
備えあれば患いなしと?先人からのメッセージを真摯に受け止め
日々の暮らしに緊張感とほっとするリラックスタイムを重ねて
参りましょう。

ローズガーランドで縁取られた可愛らしいプチ・バスケットタイプの
デザートディッシュ
に小さなマカロンを重ね色合わせにビタミンカラーを
少しセピア調に仕上げた菊を見つけましたので透かしのディッシュに
美しい曲線美仕上げのディッシュと合わせお茶時間です。

2024.8.9 マルタ騎士団を象徴するマルタ十字のモチーフで編上げた
ラウンドドイリー6枚セットと貴重なスクエアタイプのシルクの
ドイリーをご紹介します。
スクエアは数少ない出会いですのでお気に召しましたら
マルタシリーズで組み合わせませんか。


アンティークレースのひと針ひと針には地域活性化?となります
ように女性の素晴らしい働きの賜物です。
産業が無い地域にとって男性が兵士となり国を守る母のパワー
こそが美しいアンティークレースを繋ぎ続けたのでは?と
指に触れる糸の感触からいつも感じます。

2024.8.8 お茶の時間に活躍する物言わむダムウエイターと同様に
キャスターの付いたオシャレなティートローリーです。

ティータイムの必需品&お茶道具一式&ティーセット&スィーツを
取り揃えティーテーブルの傍らに置いていただきますとマダムの
お招き上手とともに手際の良さをアピールできます。
キャスターが付いていますので移動も簡単にゆったり天板の上を
ギャラリーのように飾り付けても素敵な演出です。

Othersにご紹介中のソファ&アームチェア&ティーテーブルを
お得プライスでご紹介しております。
どうぞ合わせてご覧くださいませ。


2024.8.7 ティーパーティーに活躍する美しいティートローリーが
無事に届きました。

和薔薇と一緒にティーセッティングを準備しましょうと構想して
いましたが何故か? またまた暑さがぶり返したように陽射しが
射し込むとふんわり咲いて欲しいと思っていた和薔薇が可愛そうです。

急遽?ティーテーブルとティートローリーにサロンチェアを合わせ
英国のアンティークレースのなかでもイングランドの薔薇や
スコットランドのシスル&アイルランドのシャムロック&すずらん
鳥や蝶を組み入れたホニトンレースを重ねお茶の時間です。


象徴的な蓋摘まみをピアシェープラインにねじれボーダー紋様で
飾られたシェフィールド1894年JohnRound&SonLtdのティーポット

マイセンのフラワーブーケ紋様を散りばめたティーカップ&ソーサー&
デザートプレートを重ねてティーナプキンを添えます。
ティーポットの開閉はハンドルへ傾けるのではなく、注ぎ口と
ハンドルを横手にした状態で前後に動かす開閉方法です。

Othersページにご紹介中のソファ&アームチェア・ティー
テーブルをセール価格でご紹介しております

どうぞご覧くださいませ。

2024.8.6 マイセンの花々には様々な表情が遊び心のように描かれて
います。
Ceramicページにマイセンのお花の描きに合わせましたティー
カップ&ソーサーにデザートプレートを合わせました。


天から小花を散らすように描かれた艶やかな絵付けです。
まるで天から小さなフラワーブーケを降り注ぐアプロデーテが
マイセンの艶やかな白磁にきらめくように小花を表現しています。
フラワーブーケと一緒に描かれた小さなてんとう虫や蜻蛉などなど
色絵付きから金彩紋様を合わせた楽しい絵付けです。
ティーカップに内側に金彩円環紋様が描かれたタイプと描かれて
いないティーカップをご覧ください。

2024.8.5 マイセンのインドの華ピンク&金彩シリーズからティーカップ&
ソーサーと一緒にデザートプレートを合わせ、ご紹介します。

ティーカップにもコーヒーカップにも似合います立ち上がりの
美しいシェープにくるりとアカンサス葉のストッパーをハンドルの
トップに重ねCスクロールのW重ねを合わせています。
ハンドルの下にもくるりとシングルのスクロールで弓なりハンドルに
美しさとインドの華のピンクの色合いに金彩をアクセントにしました
C.1920年頃で揃えました。

2024.8.3 ヴィクトリアンスターリングシルバーの球形スタイルの安定感の
ある美しいロンドン1862年Daniel&CharlesHouleが手掛けた
ティーポットです。

花蕾をトップの蓋摘まみに全体を覆うヨーロッパ貴族の意匠を
彩るアラベスク文様の星と唐草を組み合わせた緻密なエングレー
ヴィング彩で飾られています。
オリエントの表象として魅かれる美しい装飾です。
窓紋様にも鏡面と覆いつくすように装飾細工を組み合わせながら
注ぎ口&ハンドルにも同様の装飾を施しています。

2024.8.2 大き過ぎずor小さ過ぎず持ち上げが楽々のスクエアトレーです。
英国スターリングシルバーの左右の持ち手からトレーの縁取りを
縄編み紋様&シェル&リーフスクロールで飾られトレー面にも
同様のエングレーヴィング彩を一面に飾られたキラキラのトレー
シェフィールド1907年JamesDeakin&Sonsが手掛けたトレーを
ご紹介します


左右のハンドルを含めた横幅サイズは600mm
上下の奥行サイズが360mm
全体の重量が2081gと持ち歩き等々がスムーズです。

2024.8.1 C.1880年マイセンの木瓜型シェープで模られた瑠璃色のティー
カップ&ソーサーです。

瑠璃色に浮き上がる金糸で編上げたレースのようにソーサーの縁取り
からティーカップの内側を飾る口元部分を飾っています。
ティーカップ&ソーサーを彩る4つの窓紋様にはマイセンの花々を
色鮮やかに描き、その窓紋様にも金彩のリーフスクロールで優美に
囲われています。
さらにカップ&ソーサーの中心部分にも螺旋状の金彩紋様をポイントに
ソーサーの左右を飾るアカンサス葉のモノグラムが瑠璃色に華やかに
浮き上がっています。

2024.7.31 マイセンのブルーフラワーに金彩で描かれた葉&茎との
コントラストが蒔絵のように華やかです。

バックスタンプから第一次世界大戦と第二次世界大戦の間
に作られたティーカップ&ソーサーにデザートプレートですが
当時のペインターさんのプライドを感じます。

コバルトブルーの濃淡から花の表情が小花紋様に至るまで
緻密に描いた筆使いに魅入ります。

2024.7.30 デザートディッシュやデザートスタンドに和薔薇で彩る
アレンジをあれこれ楽しんでいますとディッシュの緻密な
装飾を隠れてしまいますので暑さのなかでも涼やかに
金平糖をアレンジします。

ヴィクトリアンスターリングシルバーのフローラルディッシュ
JamesDeakin&Sonsの巧みな技が金平糖の愛らしさに負けず
花びら&Cスクロールの浮き上がりが緻密にハンドルを飾る
ロカイユへと繋がっています。

蜂蜜色のシルクのマルタレースのドイリーのスクエアと
ラウンドが揃いましたので重ねてみました。
マルタクロスが光の加減で微妙な色の変化を醸し出す
シルクの質感や手触り感はアンティークレースでなければ
出会えないレースです。
ランナーと合わせマルシェページにご紹介します。


2024.7.29

各地で危険な大雨をもたらしています。
北海道でも土砂崩れや河川の浸水など、猛暑の後は豪雨?
そのなかで札幌大通り公園では恒例のビアガーデンが各丁目毎に
ビール各社に分かれ開催されています。
地ビールから世界各地のビールなど、昨日は小雨模様ですが
テントの下で賑わっています。
車で通りがかりますと窯焼きPizzaや地元の冷たいアイスも魅力的です。

ヴィクトリアンスターリングシルバーの両耳ハンドルが付いた
フローラルディッシュにローズアレンジです。

中央部分がすり鉢状に深みがありますので水を注ぎいれアレンジを
楽しめます。中心から縁取りへと透かし紋様に凹凸感を加え左右に
持ち手のハンドルがついていますので、ディッシュ面がゆったりと
広がっています。立ち上げたフットの台座にもスクロールモチーフで
飾られていますのでエレガントな雰囲気です。
シェフィールド1899年繊細なスターリングシルバーを多々得意とする
JamesDeakin&Sonsの巧みな技が輝いています。


ボウル部分にゴールドギルドを施し葡萄の房&葉を立体的に
仕上げたジョージアンスターリングシルバーのシフタースプーンです。

シュガーをふるうセレモニーの時に優雅にお持ちいただきたいスプーン。
ロンドン1815年JohnBladesが丁寧に仕上げたブライトカットの
ロングサイズにハンドルにもご注目ください


2024.7.27 Marcheページに可愛いティーナプキンをご紹介しました。
6枚セットにならず2枚セットの花かごワンポイントやガーランド紋様
マルタレースの小さなスクエアレースやドイリーセットなど
暑さが落ち着く頃にご紹介します。
アンティークの真っ白なティーナプキンで猛暑を乗り切りましょう。

2024.7.26

ティータイムセッティングにピアス紋様にカーヴを重ねた背もたれの
サイドチェアのシルエットが美しく映えます。

いつもインスタ映えしますので、ぼんやりシルエットをバックに雰囲気を
作っています。

フィレンツェの手刺繍店TAFを10年ぶりに訪ねますとウィンドー飾りが
とってもオシャレになっていました。

以前は素朴な店内&子供服のショーウィンドーというイメージが強く
ワンポイントのハンカチを選ばせていただきましたが今回はテーブル
リネンを幾種類か拝見しティーテーブルクロスとナプキンをお揃いで
選ばせていただきました。
ナプキンも6枚をリクエストしましたが残念ながら4枚のみのセットですが
ホワイトリネンにバロック調の凹凸感を浮き上がらせたナチュラルベージュ
カラーの刺繍糸で紡いだモチーフが美しく浮き上がっています。

刺繍は女性のたしなみと昔から言われておりますが・・・
アンティークで探したほうが驚くようなお得感を味わえますので再び?
アンティークレースを集めよう!の意欲がふつふつと湧きあがって
きました。


2024.7.25 和薔薇のアレンジにもスィーツアレンジにもティーテーブルの
センターを彩る花びらのように広げた透かし紋様のラウンド
シェープディッシュにスマートなフット4本でディッシュを支えた
シェフィールド1905年WilliamMammattの脚付ラウンドディッシュです。


ディッシュ面全体をピアッシングで仕上げたうえにトップの縁取りを
Cスクロールモチーフのトリミングを加えていますので強度を加えた
ディッシュで如何様にもアレンジを愉しめます。
ディッシュを支える4本のフットはまるでバレリーナのようです。
美しい立ち姿を想像するかのようにCスクロール重ねの脚細工に
ネオクラシカルの趣向を感じさせるラインを引き立たせています。

ティーテーブルに置かれますと透かし紋様に視線が向かれますので
ベースに合わせたフラワー&スィーツのカラーコーディネートを
イメージできる脚付ラウンドディッシュです。



2024.7.24

北海道の各地で気温が異常なほど上がっています。
道東の根室は夏でも長袖にカーディガンと真夏でも肌寒いほどですが
昨日の30℃超え?
どうしたのかしら??と異常な気温に海水温もあがり魚介系の生育
にも色々影響が起こるのではと心配です。
ウニ&アサリ&ムール貝と海水温の上昇で支障がでませぬように。
10月に予定しております札幌での秋のお茶会のご案内状が
仕上がりましたので、皆様のお手元へご案内状をお送りします。


マルシェページにホワイトリネンをワンポイントの刺繍で飾られたティー
ナプキンを幾つかご紹介します。

いつも感じますが手仕事の素晴らしさをアンティークレースから感じます。
ひと針ひと針、丁寧に紡いだフローラル紋様をご覧ください。

2024.7.23 重量28gヴィクトリアンスターリングシルバーのキャディスプーン
ロンドン1856年シルバースミスGeorgeWilliamAdams

ボウル面からハンドルへとナチュラリスティックスタイルで飾られた写実的な
表現を忠実に仕上げた見事な造形美でお気に入りの茶葉をティーキャディ
からサクサクとサーヴしませんか。
ボウル面のゴールドギルドを施したリーフの緻密な重ね方が美しいです。

ロンドン1913年MartinHall&Coが手掛けた重量350gの重厚な
ティーキャディ
の蓋摘まみもコツコツ磨き上げています。

2024.7.22

10月に予定しております札幌でのお茶会を10月17日&
18日でスケジュールを組み入れております。と買い付け前に
告知しながらスケジュール&ご案内状等々を準備しております。


ギャラリー虎徹でのレクチャー&お茶会とイタリアンのランチに
合わせティーペアリング&レクチャーの詳細につきまして。
10月17日は14時から「アンティークシルバーのある暮らし」を
テーマにレクチャーと大阪のスミッティ様のティーセレモニーを交え
虎徹マダム流の午後のお茶時間をお過ごしいただけましたら。

10月18日は10時から12時30分まで「アンティークシルバーの
ある暮らしPart3?」をテーマのレクチャー後に
13時からお隣りのイタリアンレストランVittorioさんでお料理に合わせた
スミッティ様のティーペアリングを楽しんでいただけますように準備して
おります。 只今、お問い合わせを頂戴しておりますので何なりとお申し付け
くださいませ。

和薔薇のブーケが似合うロンドン1906年WilliamComyns&Sonsの
イパーンアレンジセッティングでご案内状を作成中です。
お待ちくださいませ。


2024.7.20

数日間、札幌らしからぬ暑さで水揚げが心配だったWABARAの
MonthlyBouquetを短めにカットし、これからご紹介します
脚付きのラウンドディッシュをローズブーケ に仕上げました。

ロンドン1891年MartinHall&Coの花びらシェープが美しい
ディッシュにひらひら可愛い花びらを盛り付け

ロンドン1892年WilliamComyns&Sonのボンボンサーヴァーに
花びらを添えながらローズティーにふわり。


見事に花開く薔薇の美しさはもちろんのこと。
花びらのグラディ―ションとボンボンサーヴァーが美しいです。

2024.7.19 ボックス入りバーミンガム1863年GeorgeUniteの美しいマザー
オブパールハンドルを合わせたデザートカトラリー6名セット

表面と裏面をご覧ください。
四本刃のフォークを繋ぐ部分とマザーオブパールハンドルの
クッション紋様が美しく輝いています。

2024.7.18

大き目のボウルにゴールドギルドを施したボンボンサーヴァーで
ドラジェやメレンゲのサーヴィスに重ねませんか。

ハンドル部分へからボウル部分へと薔薇を中心とした花々を
ロカイユ紋様の透かし紋様に重ね、スイカズラにアカンサス葉紋様で
重厚感を持たせた長さ192mmのボンボンサーヴァーです。
ロンドン1892年WilliamComyns&Sonsの緻密な技法がいたるところに
散りばめられた美しいボンボンサーヴァーです。

右画像はボックス入りバーミンガム1863年GeorgeUniteのマザーオブ
パールハンドルを合わせたデザートカトラリー6名セットです。

ハンドルにはスイカズラを意匠化した虹色のマザーオブパールを合わせ
繋ぎ目装飾にはアラベスク文様を合わせラウンドトップのナイフブレードに
4本刃のフォークを組み合わせています。

2024.7.17 暑さ厳しい頃ですがアンティークをお茶事の流れのなかで素敵に
しつらえたお母さまとお嬢様コラボのお茶会に招かれました。
札幌も連日、暑い日が続いておりますが涼を味わうひと時でした。


お道具を見立てるセンスひとつひとつが魅入るお品ばかりで
あ!これはピクルスフォーク。
「なんとなく気に入ったの」と仰るお母さまの見立てで香の物に添えられ
サクサク取り出すのに使い勝手が良いです。
リーフディッシュもハンドル部分に手を掛けますと持ち上げやすい

濃茶からお薄へと水差しへ注ぎいれる片口水次にティーポットが登場。
片手でらくらく水差しへ注ぎいれられ、とても重宝な合わせ方です。
お茶事に合わせたアンティーク陶磁器&アンティークシルバーが
時を経てお茶事を華やかせるお道具へ。
ひとつひとつ見立てる方のセンスから 用の美へと味わいました。
ゲスト編様でご紹介しますのを愉しみにお待ちくださいませ。

2024.7.16

ヴィクトリアンスターリングシルバーのクィーンアンシェープを
立体的にまるみを持たせフローラル紋様で愛らしく蓋部分から
ボディ&注ぎ口へと飾られたロンドン1894年SibrayHall&Coの
ティーサーヴィスセットです。


クィーンアンスタイルのようでありながら全体に膨らみと華やかさを
加えたスタイルです。
シェルラインのねじり紋様から浮き上がる花々との対比が美しく
容量550ccの程よいティーポットを飾っています。
お揃いのミルクジャグ&シュガーポットの内側をゴールドギルドで
上品に覆われていますのでミルクの脂分防止にもシュガーボウルに
スィーツアレンジにもティーセッティングをキラキラに輝かせます。

2024.7.15 JosiahWilliams&Coのケーキバスケットにサンドイッチ・アレンジを
飾ってみました。

バスケットのフラット面に一口?二口ほどのサンドイッチを盛り付け
上手ハンドルを前後に動かしながら、各々がお好きな分を取り分け
られます、動かぬバスケットよりもあれこれとイメージを膨らませる
軽やかなケーキバスケットです。

2024.7.13 ファンシーなスターリングシルバーウエアを得意とするシルバースミス
JosiahWilliams&Coが 1910年ロンドンでホールマークを申請した
可憐なケーキバスケットです。

当時の英国はジョージ5世統治下のなか工業化が進み重々しい
ジョージアンやヴィクトリアンスターリングシルバーのデザインを再現する
動きとともに軽やかでファンシーなデザインを好まれるデザインが流行し
はじめます。その後、1914年に第一次世界大戦がおこるまでの 豊かで
平安な世の中を反映したシルバーウエアです。

前後にスイングします上手ハンドルを自由自在に動かしながらフラット面の
ディッシュにスィーツアレンジしてお茶会にしませんか。

2024.7.12 英国スターリングシルバーのエレガントなシルバーウエアを
手掛けたシルバースミスMartinHall&Coが ロンドン1913年に
申請したティーキャディです。

日本は第一次大戦の勃発する一年前、大正から昭和初期の頃に
オーダーされ重量350gを持ち上げますとずっしり重量感のある
ティーキャディです。
当時のマダムが集うティーサロンでのお茶時間を過ごしたのでしょうか。
蓋摘まみを支えるビーズ紋様の縁取りのお手入れに少々・・・
時間が掛かっていますが、もう少し縁取りが浮き上がりますとキラキラと
ベビーパールのように輝きます。
左右に輪をアクセントにしているのもコンテナを持ち上げるイメージを
デザインされたのではないでしょうか。
ちなみに一緒に添えましたティーキャディスプーンはGeorgeWilliamAdams
ロンドン1856年です。

2024.7.11 連日のように暑さとゲリラ豪雨に見舞われていらっしゃる地域の報道を
目にしますと回りを海に囲まれた国の魅力もありますが過酷な自然との
向き合い方も色々対処しながら賢く付き合あっていかなければ!と
特に何ができるわけでもございませんが、危機感を持って元気に楽しく
今できることを先延ばしにせず、向き合おうと思います。

今回の買い付けはロンドンを離れフィレンツェへ
目的は前回10年ほど前にウフィツィ美術館へ向かった際、事前予約を
申し込まなかった事から門にも入れず苦い思いを残しましたので今回は
早朝9:30の入場をWebで申し込み早めにセキュリティチェックを受け
ルネッサンス絵画を隈なく?ものすごい観光客の人混みにもメゲズに
ボッティチェリ、レオナルド、ミケランジェロ、ラファエロをはじめとした
イタリア・ルネッサンスの巨匠の絵画を目に焼き付けました。
春を指すボッティチェリのプリマヴェーラの色彩には日本画に通じる色使い
にも感じますがラファエロ前派が称えたとされる魅力も再確認。
絵画集とは違う実在の絵画の迫力を目にできましたこと。
どのような世になろうとも所蔵続けて欲しいです。

薄曇りのお天気、シェフィールド1893年HenryStratfordが手掛けた
ティーキャディから茶葉を取り出す瞬間。
香りの記憶とともに様々なシーンを思い描いてみませんか。


2024.7.10 ティーポットから紅茶を注ぎ入れる際に合わせていただきたい
ティーストレーナーを静かにティーカップに重ねます。
台座の立ち上がりが美しいバーミンガム1944年ThomasBishtonが
手掛けた受け皿付きのティーストレーナーです。


ティーポットと一緒に添えられサーヴィスされますと気持ちも厳かに
ゆっくりとティーカップへ注がれる琥珀色のラインをみつめる時間は
なんとも不思議なときめきを感じます。

いつもは通り過ぎてしまう数分?の時の流れかもしれませんが、
美しい弧をながめていますと、人の気持ちを静かに落ち着かせる
相乗効果を与えてくれるのでは?
そんな思いでゆっくり紅茶を注ぎいれませんか。

2024.7.9

折敷のようにもしつらえますヴィクトリアンスターリングシルバーの
ロンドン1883年のスクエアサルヴァです。
気負わずにディッシュにもサルヴァ本来の合わせ方からフォーカル
ポイントのように象徴的なポジション作りなど 色々とイメージを膨ら
ませます。
スクエア面の美しいエレガントなエングレーヴィングもMartinHall&Co
ならではの美意識で飾られたモチーフがキラキラと輝いています。

これから紹介します小ぶりのティーサーヴィスセットやティーキャディ
にもバランスよく重ねられる重宝なスクエアサルヴァです。


2024.7.8

エレガントなヴィクトリアンスターリングシルバーウエアを得意とする
MartinHall&Coが手掛けた四枚花弁の花びらディッシュです。
大英帝国の全盛時期と重なるロンドン1891年には工業技術の発展に
よりシルバーウエアの生産も飛躍的に伸び始めた勢いを感じさせます。

四枚の花弁の縁取りをCスクロール紋様を左右に重ねながら透かし
紋様の中央部分に浮き上がる凹凸感のある花紋様とシェルロカイユを
重ね合わせ、ディッシュを支えるフット紋様には程よい高さで仕上げた
バロック調のボウルを中心に左右へと広がるスクロール紋様で 四本の
フットをしっかり飾っています。

中央部分には花びら状に飾ったフラット面が納まりよくドラジェを盛り
付けられます。
花びらディッシュを引き立てるティーセッティングでお茶にしませんか。

2024.7.6

蒸し蒸しと蒸し暑い札幌です。
日本全国、酷暑と言われておりますが多分?この程度で暑いなんて!
という 蒸し暑さですが、次から次へ到着していますスターリングシルバーの
新顔さんたちのお手入れに専念しています。

ロンドン1907年Goldsmiths&SilversmithsCoのイパーン
涼やかな水菓子を合わせたく、中央のリボンモチーフのディッシュに
重ねました。
紫陽花?をイメージした自宅の冷蔵庫にストックしていた水菓子を
幾つか切り分けてきましたが2切れor3切れがベストでしょうか。
透かし紋様から光を通すことで艶やかさが際立つ夏のお菓子です。
左右のバスケットにはワールドチョコレートマスターズ2022年で
部門賞三冠に輝いたCALVAの田中二朗さんのボンボンショコラを重ね
フィンガーフードアレンジです。
ティーポットには暑くてもチュールレースに薔薇の花が浮き上がる
ティーコージーを合わせ午後のお茶時間です。

2024.7.5 透かし紋様で模られた両サイドにリボンモチーフのディッシュを
中央にセットし左右にはスイングするバスケットを合わせました
ロンドン1907年Goldsmiths&SilversmithsCoのイパーンで
スィーツアレンジ&フラワーアレンジ等などティータイムに合わせ
ませんか。


左右の上手ハンドル付きバスケットを掛けるフット部分がスマートで
流れるようなラインをオシャレに飾っています。
透かし紋様で飾られたバスケットですが中央部分はほぼフラット面に
なっていますのでドラジェやプチフールが綺麗に飾れます。

2024.7.4

昨夜、ヒースロー空港から蒸し暑い羽田空港に降り立ちました。
当初予定していた新千歳空港への乗り継ぎ便には間に合わず
新千歳空港に到着したのが21時30分過ぎと長い長いフライト
ですが北海道はとても涼しく過ごしやすいサマータイムです。
帰国する前は札幌らしからぬ暑さが続いたとのことですが
日本の避暑地は北海道です。

ロンドン→フィレンツェ→ヴェローナ→ロンドンと二週間ほどですが
アンティーク巡りとミュージアム巡りとオペラとレストラン巡りに
ティールーム巡りで毎日1万歩?
こんなに歩くことなどありませんが?筋肉痛&脚の疲れも少なく
午後からシルバー磨きに励みました。
一気に仕上げられませんが、ひとつひとつコツコツ頑張ります。

左画像のサルヴァはヴィクトリアンスターリングシルバーの
シェフィールド1853年HenryWilkingson&Coです。

直径が306mm&フット部分にも葡萄の葉と房を盛り上げるように仕上げ
サルヴァ面までの高さが40mm&重量759g
フット装飾にも葡萄の蔓&葉&たわわに実った葡萄の房を 飾っています。

右画像のイパーンはスターリングシルバーのロンドン1907年
Goldsmiths&SilversmithsCo
の中央のディッシュ&左右の上手
ハンドルが付いたバスケットがスイングするように軽やかです。
スィーツにもフラワーアレンジにもテーブルセッティングを華やかせる
イパーンです。

2024.7.3
今日も肌寒いロンドンです。
これから19時過ぎの飛行機に乗り込み帰国します。

ウィンブルドンが始まったロンドンですが午前中の気温が18℃ と一気に肌寒くなりました。 世界規模で気温の変化の激しさを感じます。時折り通り雨が降ったり止んだりロンドンです。

2024.7.2
Veronaからロンドンへ戻るBA便を利用したくても
便数が少なく出発時間帯から格安航空の中でも安心?
という情報からeasyJetへ搭乗してみました。

機内への乗り降りが全て駐機場まで徒歩にタラップの狭い階段の上り下りをキャリーバックを持ち上げての体力が無いと無理かも!と思いました。

おかげさまで出発&到着時間の遅延なくロンドンでディーラーさんと再び打ち合わせが出来ました。

2024.7.1
フィレンツェを出発しヴェローナへ向かう6月29日の早朝、ツール・ド・フランス2024年のスタート地として初めて選ばれたフィレンツェは車一台も通れない交通規制がひかれ、沿道は応援の人々くらいで日曜日の朝ですが緊張感に包まれていました。

初めてイタリアのフィレンツェをスタート地に選ばれフィレンツェからリミィの区間をはじめ最終到着地はニースへパリ・オリンピックとともに沸き立っています。

2024.6.30
ロンドンからフィレンツェからヴェローナに移動しました。
101 回目となりますArena di Verona Opera Festival

21時から開演されましたが、途中の雨が降る天候にみまわれ中断&中断、一喜一憂する状態?
舞台と観客の往来でしたが0時を過ぎる頃にななりポツポツと身体に感じる雨が再び降り始め終了?
ArenaでのOperaは音響に限らず野外で開催されるお祭り?

スケール感の違うオペラを愉しみました。

2024.6.25
買い付け時には必ず立ち寄りますV&Aミュージアムへ今回も時間を見つけては足を運んでいます。
いつも飽きる事なく常に新たな気づきと感動と学びの多いミュージアムです。今回も気づきが多く収納品の奥深さに感動しておりますが、幾つかご紹介します。

左の画像はトラベルケースのティーセット1764-65年です。
おそらくパリの商人によって組み立てられたこのティーセットは、イギリスの俳優、劇作家、劇場マネージャーのDavid Garrick が所有していました。? と注釈の書かれた通り移動中も破損しないように囲まれるように収納されています。

ボックスの中央部分に収められたスロップボウルにお気づきでしょうか。
ティーカップに残る茶かす入れに使用されるスロップボウルはフランスのお茶のサービスでは非常に珍しく、セットが英国の所有者のために特別にまとめられた可能性があることを示唆していますと説明文に書き込まれていました。
スロップボウルを含めたオーダーからイギリスとフランスのお茶道具の必需品?に違いがある事を証明する展示品です。

右画像のベースはC.1734年マイセンがヨーロッパで初めて東アジアスタイルの真の磁器を製造した時の花瓶です。ドレスデンの宮殿に一つ展示されていますが個人的もしくは外交的なプレゼントとして作られた花瓶です。白磁に浮かび上がる朱赤の美しさに目が留まりました。

2024.6.24
買い付け中のフレッシュ情報をご紹介します。
マザーオブパールハンドルを合わせたデザートカトラリー6名セットです。

ハンドル装飾がナチュラルでマザーオブパールの輝きも美しい虹色です。
ラウンドトップのナイフブレードと四本刃を合わせたフォークに繋ぎ目装飾の美しさに目が留まりました。

バーミンガム1863年GUならではの美しいデザートカトラリーです。

2024.6.23
ロンドン時間に身体がようやく馴染んできました。
幾つか出会ったスターリングシルバーを画像でご紹介します。

左の画像はイングランドの薔薇で飾られたオーバルシェープのシェフィールド1893年のティーキャディにお好きな紅茶を収納しませんか。

スクロール紋様の中にシェルロカイルを重ね合わせ薔薇をはじめとした花々がティーキャディを立体的に幅広く飾っています。蓋の摘みを持ち上げますとスムーズに茶葉を取り出せるティーキャディの大きさです。

右画像にはフットが付いたロンドン1883年スクエアサルヴァです。正方形&大き過ぎず小さ過ぎないサイズはティーキャディと合わせられてもティーポットに合わせられてもサルヴァ面を飾るエングレーヴィンが美しくキラキラと輝かせます。

2024.6.22
先週まで肌寒い気温と会う人会う人に言われますがおかげさまで快晴&爽やかな風に吹かれています。    

ランチを兼ねてWALLACEでランチをいただき周辺をお散歩していますとプライベートガーデンに小さなお子様とママ達が集っています。

車の往来が多いため、緑が生い茂るガーデンは近隣にお住まいの方々にとっても嬉しいオアシスです。
入り口にはヴィクトリア時代から飲み水として利用された水飲み場も管理されガーデンのホワイトローズや樹木にも大切にお水として守り続けられています。

昨日から買い付けしました商品画像をご紹介したいところですが、早めに発送をお願いしましたのでリストのみですが、ご紹介します。

ティーポットは2&3名用ほどのサイズとビーズ装飾が美しいティーセット&ティートレーにお花尽くしのデザートスタンドマルタのシルクレースやティーナプキンを何種類か英国のとても貴重なホニトンレースも出会いました。
ホニトンレースはなかなか実物を手に出来ませんので素晴らしい出会いです。

2024.6.21
太陽が燦々と輝くロンドンです。早朝6時にヒースロー空港ターミナル3に到着しますと空港内はラッシュ時の喧騒に驚きです。

3月のヒースロー空港は肌寒く夜明け前の寒々しい空気でしたが、入国審査へ向かう通路がたくさんの人でひしめく合う様はヴァカンスの始まり?でしょうか。ファミリー連れから人&人&人に押されてタクシー乗り場へ向かいました。

ヒースロー空港からセントラルロンドンへ向かう高速道路も朝の渋滞が延々と続き熟睡?するほど。
ようやくケンジントンパレスに近くなりますと通勤&通学の爽やかな装いで移動する人々の往来も夏の装いです。
樹々のグリーンも爽やかです。

この後はロンドンのフレッシュ情報をご紹介します。

2024.6.19 北海道の爽やかな夏を旅するには最高の頃です。
夏休み等々お出かけを予定されていらっしゃいましたら
おススメのスポットをご紹介しますので何なりと!お申し付け
くださいませ。

これから、ロンドンへ買い付けへと出かけて参ります。
留守中の近況報告&フレッシュな出会いを新着情報にご紹介
してまいりますので、 どうぞ宜しくお願いいたします。

こちらにご紹介しましたサルヴァ&デザートスタンド&可愛い
ティーポット等々は帰国しました後にご紹介しますので
ご質問等々はメールにて何なりとお問い合わせくださいませ。

10月に予定しております札幌でのお茶会を10月17日&
18日でスケジュールを組み入れております。

ギャラリー虎徹でのレクチャー&お茶会とイタリアンのランチに
合わせティーペアリング&レクチャーと詳細につきましては
帰国後に二日間のそれぞれのおススメコースをご案内しますので
どうぞ皆様のご参加をお待ちしております。

2024.6.18 この時期、北海道は蝦夷梅雨とも言われるように気温が上がらず
小雨模様や湿度の高い日が続きますが、今年は気温の上下動が
激しく湿度のある蒸し暑さが続いています。
札幌も梅雨入り?でしょうか。

爽快な気分になれない時はレースを広げお茶遊び?です。
テーブルセッティングに合わせるレースを収集していますが
時折、目にするポワン・ド・ガーズのハンカチはコンディションの
良い出会いがあった時は必ず?手元に集めていますので
Marcheページに特集ページを作りましょうか?模索中です。

ハンカチと一言では言えない奥深い巧みな手の技を残していますので
しっかりプレスしたハンカチをそれぞれのゲスト様に応じて一枚一枚を
お手元に広げていただくのも素敵かもしれません。

今日はヴィクトリアンスターリングシルバーの可愛いティーポットが
到着しましたので玉露にしましょうか お煎茶?にしましょうかと
オーバルのホワイトリネンにポワンドネージュで縁取られたオーバル
レースでお茶の準備です。


2024.6.17

花びらシェープの直径270mm高さ30mmのヴィクトリアン
スターリングシルバーの縁取りを飾るパールの輝きのように
光輝くシェフィールド1885年HenryStratfordのサルヴァ

合わせましたビーズで縁取られたティーポットが似合います。

花びらシェープを縁取るアクセントとなるポイント紋様も
フット部分を丁寧に連ねたベビーパールのようなフット飾りも
朝露の如く瑞々しいサマータイムのお茶時間をしつらえました。

今年は全国各地で猛暑となる予報ですが、いかに涼やかに
暑さを凌げるテーブルセッティングをイメージしながら
酷暑を過ごす愉しみ方になりますように。


昨日は雨交じりでしたが北海道神宮祭の御神輿渡御も無事に
回られ、 いよいよ札幌の夏の訪れです。


2024.6.15 お天気に恵まれました北海道神宮例祭日です。
雲が見えませんので神輿渡御はことさら?暑い陽射しのなか
頓宮へ向かわれたことでしょう。
明日のお戻りも円山地区町内会のゲスト様の5歳のお兄ちゃん
3歳の妹ちゃんがお稚児さんとして人力車に乗り込み参加されると
お聞きしましたので沿道から声を掛けに行ってきます。

デザートスタンドを用いて花遊びです。
シェフィールド1901年MartinHall&Coのファンシーなフット
装飾から縁取りを立ち上げた透かし紋様がフラワーアレンジを
包み込むように貴婦人のお茶会にいかがですか。


2024.6.14 マルシェページにご紹介します蜂蜜色のマルタレース仕上げの
ティーコージー
は金彩縁取りのティーカップ&ソーサー&デザート
プレートを優しく包み込むようにナチュラルな色合わせです。
マイセンの輝く白磁と薔薇紋様のホワイトリネンのティーテーブル
クロスを調和させてくれます。

ビーズ紋様で縁取られた花びらシェープのサルヴァに同様のビーズ
紋様で縁取られたMartinHall&Coのティーサーヴィスセットに
合わせますとキラキラと輝く美しい光に包まれ美しいです。


2024.6.13

ギャラリー内のエアコンを昨日から暖房→冷房へスイッチオンと
北海道の夏の始まりです。

冷風は喉にはよろしくない?のですが、ようやくニセアカシアの花粉が
落ち着く?と思った頃に北国の夏が始まります。
ちなみに札幌近郊のミツバチが集める蜜はアカシアが多いとのこと
花粉症に悩まされますがミツバチにとっては最高の御馳走ですので
機会がございましたら北海道の蜂蜜を召し上がってください。

山々の樹々がもりもりと緑の色合いが深まっています。
6月に入りますと札幌近郊の山々がフレッシュに樹々のグリーンが目に
飛び込んできます。
真っ白なリネンにグリーンを合わせ涼やかなサマーシーズン をイメージ
しましたティーセッティングをしつらえました。

縁取りを透かし紋様の花々で立ち上げたエレガントなデザートスタンド
フレッシュなアンティークシルバーが到着中です。


2024.6.12 今週は北海道も一気に気温が上昇し暑くなりました。
太陽の陽射しが眩しくギャラリーのなかでも路面に面している
ガラス面からひしひしと熱を感じています。

思わずエアコンの温度調整を暖房から冷房に変えて暑さ対策
しています。
日頃なかなか片付かないポーセリンの整理も優れものの
無印仕切り棚を設置しプレートとカップを其々分けて整理整頓。
お手伝いをしてくれる頼もしい助っ人さんの御かげで作業を終える
頃には嬉しい美味しいお届け物のGODIVAのアイスコレクションで
暑さを凌げました。

虎徹のギャラリー内も夏向きにアンティークレースをテーブルに
広げています。
チュールレースに花々を散りばめたレース&ドイリー大&小を
広げてサマーティータイムセッティングをお披露目します。


2024.6.11 午後のお茶時間をアンティークレースを合わせエレガントに
しつらえませんか。
スターリングシルバーのティーポットを優しく包み込みティー
コージーが気高くとても優雅です。

横幅も包み込む高さも1000ccほどのティーポットをふんわり
包み込みます。
ホワイトリネンを飾るカットワーク刺繍に縁取り全体をボーダー
レース紋様で飾ったティーコージーです。

ティーテーブルには幅広のレース紋様が風にたなびくように
優雅に縁取られたティーテーブルクロスをふんわり合わせました。

ティーテーブルクロスの中央にも縁取りを飾る薔薇の花々が
透かし紋様のようにテーブルに浮き上がりマホガニーテーブルを
優しく包み込む貴婦人のリネンです。

2024.6.10 安定感のあるダムウエイターでティータイムです。
お茶の時間に合わせたいスターリングシルバーのティーセット
とともにティーテーブルの側にネストテーブルや
オケ―ジョナルテーブル&ダムウエイターを組み合わせますと
ティーサーヴィスの動線が自由自在に演出できます。

只今、必死で?プレスしていますアンティークレース等々
ご紹介予定のドイリーセット等もお茶の時間に欠かせない
ティータイムを華やかせます。

2024.6.8

横長のティーテーブルネストテーブルを合わせティータイム
セッティングです。

二段のケーキスタンドデザートスタンドには季節の花々を
飾りフレッシュなグリーンアレンジを重ねお茶時間です。


これからご紹介しますアンティークレースをテーブルに合わせ
ました。
サマータイムに合わせ涼やかさを演出するアンティークレースで
お茶時間にしませんか。
札幌も肌寒さから暑いかしら?と思うほど気温が高くなりました。
アスパラからトウモロコシ?の季節です。

2024.6.7 ロイヤルコペンハーゲンの王立直轄の工房から民間経営に変わった
1880年頃に製造されたと推測する窯印が印されているソルトディッシュ

その当時は香辛料がとても高価で貴重なお品であったことを証明する
堂々たるサイズ&存在感です。
お塩や胡椒など特別な食品として大切に取り扱っていました。
一緒に合わせました英国スターリングシルバーのボウルにゴールドギルドを
施した長さ113mmのロングサイズのソルトスプーンがオーダーされたことも
当時の貴重な香辛料を物語っています。

2024.6.5 大は小を兼ねる?大ぶりのティーポットにも似合うティー
コージーを貴婦人のように合わせられますアンティークレースの
ティーコージーカバーです。
内側のクッションはお手持ちの保温性のあるタイプをレースを重ねる
だけでオシャレなティータイムを演出します。

真っ白なアンティークレースにクッションカバーの色合いを替えることで
下地の色合いを引き立てますので気分や季節によってチェンジされても
オシャレです。
テーブルクロスなどなど、まだまだアイロン掛けが仕上がらず・・・・
幾つかマルシェページにご紹介しますので、お待ちくださいませ。

2024.6.4 可愛いらしいダムウエイターと一緒にお茶時間にしませんか。
小ぶりサイズながらも下のテーブルサイズが直径400mmと
サイドチェアを合わせ二人でお茶時間はいかがでしょうか。
トップまでの高さが645mmとサロンチェアの前に置かれても
素敵かもしれません。


今日は薄曇りの穏やかな日と思いきや、お昼ごろから雨が
降り始め路面に叩きつけています。
黄砂とニセアカシヤの花粉が交じり合い花粉症の方には厳しい
日々がこの雨で少しは落ち着きますうように。
お土産に頂戴しました大紅袍でお茶にします。

2024.6.3

ロイヤルコペンハーゲンの王立直轄の工房から民間経営に変わった
1880年頃に製造されたと推測する窯印が印されているフィギュアを
蓋摘まみに飾ったチュリーン

フルセットのセルヴィスセットに必ず揃えられますチュリーンや蓋付きソース
容れなど50人分ほどの食器で構成されていた時代には欠かせない注文品で
あったと想像しますが当時のテーブルを飾ったチュリーンを現代風に
アレンジできないかしらとイメージ中です。

2024.6.1 イングランドの薔薇を描いたティーカップ&ソーサー5客セットに
直径156mmのケーキプレートを組み合わせB&Bラウンドプレート&
ミルクジャグにシュガーボウルが揃います二連薔薇のティーセットです。

大阪でのフローラルティーペアリング・ティーパーティーを引き立て
ましたSpodeCopelandです。

ティーカップの持ちやすいハンドルシェープに球形を半分にした口元
描かれている薔薇の表情がエレガントに醸し出されています。
ティーカップの内側を飾るコープランドお得意の金彩円環紋様が実に
華やかに浮き上がっています。

当時の特別なお客様のリクエストに応え陶磁器工房に特注オーダーを
請け負っていた現代ではデパート?の役割を持つT.Goode&Coの刻印も
クォリティ―の高さを誇るお墨付きが印された 特別オーダーの
ティーサーヴィスセット
であったことを意味しています。