ペインターの視線で花々を描く技法や色合いや発色度の高さなど 一枚一枚並べてみますと「こんなに特徴がある?」と新鮮な思いで 描かれた花々を並べてみました。 左側のドレスデン・CarlThieme工房のデザートプレート(直径220mm) 中央に見事に花開く薔薇を中心にしたブーケ紋様が目に飛び込んで きます。縁取りの金彩レース紋様がエレガントな雰囲気を漂わせています。 右側の英国コールポートのデザートプレート(直径225mm)は中央に 白磁に浮き上がるイングリッシュローズをブーケ紋様に仕立て ガーランドのようにまとめた絵付けが愛らしいです。 そのまわりをグレー地で縁取り、その上に金彩スクロール紋様を重ね 自然と視線がピンクローズへ向いてしまう魅力的な絵付けです。
ロンドン1830年のJosephAngellの魅力的なハンドル装飾と 蓋摘まみの蕾をコサージュに仕上げた装飾を左右の後ろから 眺める角度を左右の画像に並べてみました。 葉脈を浮き上がらせた表現とハンドルをスイカズラのように 連ねた装飾技法でしょうか。 JosephAngellが親方として独立したあと、二人の弟と提携し 跡継ぎの息子とも提携を結び揺ぎ無いAngellファミリーの礎を 築いた手腕とセンスと当時の富裕層向けに多々注文を受けた ことから21世紀の私達にも、その魅力を伝えてくれるのですから アンティークスターリングシルバーの出会いとは時空を超えた 素晴らしいメッセージに感謝します。
10月に入りますと空気が一変しました。 まだまだ蒸し暑いと思っていましたが昨夜から肌寒さを感じる 気温になってきました。 子供たちも半袖姿から長袖へ、やはり秋が近づいています。 いよいよKOTETSUの秋のイベントに向け頭のなかが イメージと現実と迫ってくる日程に気持ちもそわそわです。 あれこれとイメージしていることを実現できますように ご参加の皆様をお迎えしたいです。 二日間の予定を企画しましたが、それぞれに異なる アンティークシルバーのしつらいでお迎えしたいと思って おります。一週間前まで、 ご予約のお問い合わせも承って おりますので何なりとお問い合わせくださいませ。
秋晴れの神無月スタートです。 太陽の陽射しは元気よくパワーは衰えませんが気持ちの良い 雲一つない 青空です。 ようやく札幌らしい爽やかな秋風を心地よく感じています。 街路樹も枯れ葉?フレッシュなグリーンから黄色や赤へと色の 変化が〜虎徹の目の前に聳える大倉山や藻岩方面の樹木にも 黄色や少しオレンジがかった葉が目につくようになりました。
ようやく午後のお茶時間もスターリングシルバーのティー ポットを 合わせ香り立つティータイムが似合う季節です。 可愛らしい花びらシェープのスモールディッシュにボンボン ショコラを盛り付けフレンチシルバーのシュガートングを添えます。 その隣に小さ目の透かし花紋様のドレスデンのコンポートを 合わせ一緒にスィーツアレンジを楽しみたいと思います。
ホワイトカラーのアンティークレースランナーです。 マホガニーのティーテーブルに合わせますと薔薇&小花 紋様が華やかに浮き上がっています。 真っ白なテーブルランナーはオケ―ジョナルテーブルやティー テーブルにふわりと広げるだけで気分が華やぎます。 秋から冬へとフレッシュな花々を飾れないときは長さ1140mm 横幅290mmの薔薇のレースランナーでお茶時間です。
シュガーと限らずショコラやプチフールのサーヴィスに添えて いただきたいゴールドギルドを施したフレンチシルバーの工房 CharlesMuratがLiseron(昼顔)をモチーフに模ったシュガートングを 合わせお茶の時間です。
右画像にはParisC.1890年にオーダーされました LouisCoignet (1889-1893年)の Viollttを模ったシュガートングはミニミニディッシュに 似合います。 フランスから届きましたアンティークシルバーに続きイギリスからの アンティークシルバー&ポーセリンのご紹介もお手入れ等を仕上げ ご紹介してまいります。 ようやく?欧州も長い夏休みを終え仕事モードに切り替わっています。
ファンシーなアンティークリネンに刺繍を施したティーテーブル クロスをご紹介します。 Othersページにご紹介中のオーバルスタイルのティーテーブルに ふわりと広げティートレーの上にはファンシーな大き目のドイリーを 重ねティーポットとRoyalCauldonのティーカップ&ソーサーを合わせ 二人でティータイムをイメージしたセッティングです。 フローラルディッシュには大き目のフィナンシェを盛り付けます。 切り分けられるようにデザートナイフ&フォークを用意し ティーテーブルに刺繍を施した愛らしい似たタイプの小花紋様の ティーナプキンを添えて完成です。
イギリスのレースを代表するHonitonレースです。 1560年頃からデボンシャー一帯で作られたボビンレースを ホニトンの町で集荷しロンドンへ出荷されたことから地名で 呼ばれるようになりますが連合王国それぞれの国花で紡いだ 伝統的なレースです。 イングランドの薔薇&スコットランドのアザミ&北アイルランドの シャムロック&ウェールズの水仙をレースに仕上げた中に 鳥や蝶に野の花やスズランなど花の種類を探すのも楽しいです。 ヴィクトリア女王の婚礼の衣装&ヴェールにも製作されたのち 王室に代々伝わる英国のレースとして大切に取り扱われている 貴重なレースをご紹介します。 英国のレースを取り扱われるディーラーさんからもHonitonレースの 貴重性等々を丁寧に伝えてくださいました。
1789年ジョージ三世から英国王室御用達を受けた最古の歴史を 誇るロイヤルウースターのデザートセルヴィスセットです。 C.1892年に製造されたブラッシュアイボリーにロイヤルウースターの ペインターが色鮮やかなWild Chrysanthemum(野菊)をナチュラルに 描いています。 デザートプレートの花びら文様の縁取りをマットな金彩エナメルで 仕上げ内側へと二重の花びら重ねで造形美を膨らませています。 デザートプレート6枚とともに背の高いコンポートと低めのコンポート 二個を揃えたデザートサーヴィスの為にオーダーされたシリーズです。 プレートに描かれた野菊を縁取るように金彩を加えキラキラと華やかな 雰囲気を醸し出しています。
ヴィクトリア女王が世界で最も美しい「ボーンチャイナ」と賞賛された 英国ミントンの特徴的なミントンブルーで仕上げた特徴的なシェープ ラインのティーカップ&ソーサー&ケーキプレート&B&Bプレートを 揃えたミントン・ティータイムセットです。 ミントンブルーをたっぷり盛り上げたガラス釉がとても美しく縁取られ そのボーダーの窓紋様に全て異なるバードを丁寧に描きエッチングを 施した金彩ボーダーラインで縁取られています。 さらにティーカップのハンドル上下を留めるように金彩ボーダーが チャームポイントになっています。 ミントンブルーを愛でながらバードウォッチングはいかがですか。
9月に入りましたが太陽のパワーはまだまだ衰え知らずです。 ギャラリーに射し込む陽射しが強すぎブラインドを下げ 光の調整をしながら撮影をしています。
涼やかなしつらいにグラスウエアをあれこれキャビネットから 取り出しセッティング中です。 アラベスク文様の透かし紋様を重ねたスターリングシルバーの パンチボウルに合わせました「レモンストレーナー ロンドン1908年 John&FrankPairpoint 」が納まりがよく当時のイメージを色々と 膨らませています。 ジョージアンスターリングシルバーの復刻でオーダーされた ボウルの縁取りに掛けるためにフックのついたスタイルを 当時と同じく復刻されたレモンストレーナーです。 どのような取り扱い方法かをご覧いただける資料にDownton Abbeyの撮影特集のCocoktailBookにもカクテルの紹介に フックはございませんが大ぶりのレモンストレーナーが登場して います。 シェフィールド1931年Mappin&WebbLtdのパンチボウルに 重ねてみますと当時のしつらいをイメージいただけますでしょうか。
ブルー・オニオン文様の透かし縁取りで飾られた直径200mmの マイセンのデザートプレートです。 ドイツ語で玉葱の意匠(Zwieblmuster) 英語でオニオン・パターン、 日本ではブルーオニオンとして称されますC.1739年に完成した マイセンの代表的な文様です。 玉葱のようにみえるのは中国の染付磁器に描かれていた柘榴です。 そのほかのモチーフも牡丹、桃、エゾ菊、竹など東洋の伝説的な意匠を 模した絵柄です。 C.1739年この時代はドイツの花などの華やかな色絵文様に隠れ注目を 浴びることがなかったのですが、1860年代に入りヨーロッパの中流階級の ステータスシンボルとしてテーブルウエアを求めるようになります。 そこで流行した「オニオン・パターン病」によりドイツ国内以外のイギリスや フランス・デンマークなどの諸窯でも模倣をはじめます。 この事態に対抗し、マイセンのブルーオニオン文様は竹の幹の根元に 双剣のマークを書き入れるようになります。 今回、ご紹介します竹の幹の根元に双剣のマークが書き入れていない ことから製造されたのはC.1860年以前と推測します。
午後から雨粒が強くなってきました。 しかも札幌らしからぬ蒸し蒸しとした湿度が続いています。 雨の日は少し気分を変えて透き通る爽やかなグラスで 冷煎茶をいただきませんか。 ヴェネチアグラスの優しい質感。 ステムの美しい曲線ラインを指で持ち上げた瞬間に感じます。 神話をモチーフにグラス全体を飾りイニシャル紋様を象徴的に 浮き上がらせています。
暑さが落ち着く?事を期待しましてティーサーヴィスセットの 似合うシーンをイメージしています。 秋のティーセレモニーに合わせ届けてもらいましたが準備中の 状態で暫く、お手入れ等々でご紹介が遅くなりました。 ロンドン1868年ヴィクトリアンスターリングシルバーのティー サーヴィスセットです。 シルバースミスMartinHall&Coを代表するデザイン。 手にする度にセンスと技を兼ね備えた工房に魅了されます。 ティーポット&コーヒーポットの蓋摘まみに飾られたマツカサ、 実りの豊かさや生命の源にふさわしい象徴的なシンボルです。 ティーサーヴィスセットのボディを飾るザクロの意匠を中心に アラベスク文様をボーダー飾りとして緻密に飾られています。 そのうえに蓋重なりの縁取りと台座部分アカンサス葉のボーダー 紋様が彫り深く丁寧に飾られています。 仕上げ部分にはビーズ紋様を一粒一粒、ベビーパールの輝きの ように美しく輝いています。 それぞれのハンドルを飾るねじれ紋様に組み紐アレンジを施した 美しいティーサーヴィスセットです。
イングリッシュグラスを飾るナチュラリスティック・モチーフは ステムに指を掛けた瞬間、イングリッシュガーデンへと気持ちを 動かされます。 野に咲くように集められたガーデンの草花。 スケール感の違いがあれども樹木をはじめ風景を崩すことなく そよそよと風にたなびく様子が浮かぶようです。 ほっそりとしたステムからグラスを描く草花を眺めませんか。
ようやく台風の余波が落ち着き日中の空気?風も北国の夏らしく なってまいりしました。 とはいえ、なかなか日中はアイロン掛けが出来ず、しゅわーっと 高温でプレスに励むのには、息苦しく先送りしています。 そこに、 とても美しいティーテーブルクロスが到着しました。 これは秋に向けてお披露目したいと思っておりますが・・・ シュワ―とアイロンを掛け終えるまで、少々お待ちくださいませ。 先週からサイズ違い&意匠違いのティーコージーをご紹介して おります。 お一人様のティーポットには花かごタイプ、もう少し大き目には アイリッシュレースの全体を膨らませられるタイプなど。 お好みでお選びいただけましたら嬉しいです。 こちらのリボン&花かごカットワーク刺繍とお揃いに合わせられる オシャレなティーナプキンも何点かご紹介しますので、どうぞお待ち くださいませ。
ティーコージーカバーの内側に保温性の高いクッションを合わせ、 その上にアンティークレースで作られたアイリッシュクロッシェを 重ねます。 鎖編みの上に愛らしい小花を飾ったアイリッシュクロッシェは フランスからアイルランドに伝えられたとされるかぎ針手法です。 小花紋様の凹凸感がアイリッシュクロッシェのカバーに浮き上がります。 ティーコージーとともにアイリッシュクロッシェのラウンドレースを 一緒に重ねてますとアイリッシュクロッシェ揃いの素敵なセットになりました。
各地で危険な大雨をもたらしています。 北海道でも土砂崩れや河川の浸水など、猛暑の後は豪雨? そのなかで札幌大通り公園では恒例のビアガーデンが各丁目毎に ビール各社に分かれ開催されています。 地ビールから世界各地のビールなど、昨日は小雨模様ですが テントの下で賑わっています。 車で通りがかりますと窯焼きPizzaや地元の冷たいアイスも魅力的です。 ヴィクトリアンスターリングシルバーの両耳ハンドルが付いた フローラルディッシュにローズアレンジです。 中央部分がすり鉢状に深みがありますので水を注ぎいれアレンジを 楽しめます。中心から縁取りへと透かし紋様に凹凸感を加え左右に 持ち手のハンドルがついていますので、ディッシュ面がゆったりと 広がっています。立ち上げたフットの台座にもスクロールモチーフで 飾られていますのでエレガントな雰囲気です。 シェフィールド1899年繊細なスターリングシルバーを多々得意とする JamesDeakin&Sonsの巧みな技が輝いています。 ボウル部分にゴールドギルドを施し葡萄の房&葉を立体的に 仕上げたジョージアンスターリングシルバーのシフタースプーンです。 シュガーをふるうセレモニーの時に優雅にお持ちいただきたいスプーン。 ロンドン1815年JohnBladesが丁寧に仕上げたブライトカットの ロングサイズにハンドルにもご注目ください。
ティータイムセッティングにピアス紋様にカーヴを重ねた背もたれの サイドチェアのシルエットが美しく映えます。 いつもインスタ映えしますので、ぼんやりシルエットをバックに雰囲気を 作っています。 フィレンツェの手刺繍店TAFを10年ぶりに訪ねますとウィンドー飾りが とってもオシャレになっていました。 以前は素朴な店内&子供服のショーウィンドーというイメージが強く ワンポイントのハンカチを選ばせていただきましたが今回はテーブル リネンを幾種類か拝見しティーテーブルクロスとナプキンをお揃いで 選ばせていただきました。 ナプキンも6枚をリクエストしましたが残念ながら4枚のみのセットですが ホワイトリネンにバロック調の凹凸感を浮き上がらせたナチュラルベージュ カラーの刺繍糸で紡いだモチーフが美しく浮き上がっています。 刺繍は女性のたしなみと昔から言われておりますが・・・ アンティークで探したほうが驚くようなお得感を味わえますので再び? アンティークレースを集めよう!の意欲がふつふつと湧きあがって きました。
北海道の各地で気温が異常なほど上がっています。 道東の根室は夏でも長袖にカーディガンと真夏でも肌寒いほどですが 昨日の30℃超え? どうしたのかしら??と異常な気温に海水温もあがり魚介系の生育 にも色々影響が起こるのではと心配です。 ウニ&アサリ&ムール貝と海水温の上昇で支障がでませぬように。 10月に予定しております札幌での秋のお茶会のご案内状が 仕上がりましたので、皆様のお手元へご案内状をお送りします。 マルシェページにホワイトリネンをワンポイントの刺繍で飾られたティー ナプキンを幾つかご紹介します。 いつも感じますが手仕事の素晴らしさをアンティークレースから感じます。 ひと針ひと針、丁寧に紡いだフローラル紋様をご覧ください。
10月に予定しております札幌でのお茶会を10月17日& 18日でスケジュールを組み入れております。と買い付け前に 告知しながらスケジュール&ご案内状等々を準備しております。 ギャラリー虎徹でのレクチャー&お茶会とイタリアンのランチに 合わせティーペアリング&レクチャーの詳細につきまして。 10月17日は14時から「アンティークシルバーのある暮らし」を テーマにレクチャーと大阪のスミッティ様のティーセレモニーを交え 虎徹マダム流の午後のお茶時間をお過ごしいただけましたら。 10月18日は10時から12時30分まで「アンティークシルバーの ある暮らしPart3?」をテーマのレクチャー後に 13時からお隣りのイタリアンレストランVittorioさんでお料理に合わせた スミッティ様のティーペアリングを楽しんでいただけますように準備して おります。 只今、お問い合わせを頂戴しておりますので何なりとお申し付け くださいませ。 和薔薇のブーケが似合うロンドン1906年WilliamComyns&Sonsの イパーンアレンジセッティングでご案内状を作成中です。 お待ちくださいませ。
数日間、札幌らしからぬ暑さで水揚げが心配だったWABARAの MonthlyBouquetを短めにカットし、これからご紹介します 脚付きのラウンドディッシュをローズブーケ に仕上げました。 ロンドン1891年MartinHall&Coの花びらシェープが美しい ディッシュにひらひら可愛い花びらを盛り付け ロンドン1892年WilliamComyns&Sonのボンボンサーヴァーに 花びらを添えながらローズティーにふわり。 見事に花開く薔薇の美しさはもちろんのこと。 花びらのグラディ―ションとボンボンサーヴァーが美しいです。
大き目のボウルにゴールドギルドを施したボンボンサーヴァーで ドラジェやメレンゲのサーヴィスに重ねませんか。 ハンドル部分へからボウル部分へと薔薇を中心とした花々を ロカイユ紋様の透かし紋様に重ね、スイカズラにアカンサス葉紋様で 重厚感を持たせた長さ192mmのボンボンサーヴァーです。 ロンドン1892年WilliamComyns&Sonsの緻密な技法がいたるところに 散りばめられた美しいボンボンサーヴァーです。 右画像はボックス入りバーミンガム1863年GeorgeUniteのマザーオブ パールハンドルを合わせたデザートカトラリー6名セットです。 ハンドルにはスイカズラを意匠化した虹色のマザーオブパールを合わせ 繋ぎ目装飾にはアラベスク文様を合わせラウンドトップのナイフブレードに 4本刃のフォークを組み合わせています。
ヴィクトリアンスターリングシルバーのクィーンアンシェープを 立体的にまるみを持たせフローラル紋様で愛らしく蓋部分から ボディ&注ぎ口へと飾られたロンドン1894年SibrayHall&Coの ティーサーヴィスセットです。 クィーンアンスタイルのようでありながら全体に膨らみと華やかさを 加えたスタイルです。 シェルラインのねじり紋様から浮き上がる花々との対比が美しく 容量550ccの程よいティーポットを飾っています。 お揃いのミルクジャグ&シュガーポットの内側をゴールドギルドで 上品に覆われていますのでミルクの脂分防止にもシュガーボウルに スィーツアレンジにもティーセッティングをキラキラに輝かせます。
折敷のようにもしつらえますヴィクトリアンスターリングシルバーの ロンドン1883年のスクエアサルヴァです。 気負わずにディッシュにもサルヴァ本来の合わせ方からフォーカル ポイントのように象徴的なポジション作りなど 色々とイメージを膨ら ませます。 スクエア面の美しいエレガントなエングレーヴィングもMartinHall&Co ならではの美意識で飾られたモチーフがキラキラと輝いています。 これからご紹介します小ぶりのティーサーヴィスセットやティーキャディ にもバランスよく重ねられる重宝なスクエアサルヴァです。
エレガントなヴィクトリアンスターリングシルバーウエアを得意とする MartinHall&Coが手掛けた四枚花弁の花びらディッシュです。 大英帝国の全盛時期と重なるロンドン1891年には工業技術の発展に よりシルバーウエアの生産も飛躍的に伸び始めた勢いを感じさせます。
四枚の花弁の縁取りをCスクロール紋様を左右に重ねながら透かし 紋様の中央部分に浮き上がる凹凸感のある花紋様とシェルロカイユを 重ね合わせ、ディッシュを支えるフット紋様には程よい高さで仕上げた バロック調のボウルを中心に左右へと広がるスクロール紋様で 四本の フットをしっかり飾っています。 中央部分には花びら状に飾ったフラット面が納まりよくドラジェを盛り 付けられます。 花びらディッシュを引き立てるティーセッティングでお茶にしませんか。
蒸し蒸しと蒸し暑い札幌です。 日本全国、酷暑と言われておりますが多分?この程度で暑いなんて! という 蒸し暑さですが、次から次へ到着していますスターリングシルバーの 新顔さんたちのお手入れに専念しています。 ロンドン1907年Goldsmiths&SilversmithsCoのイパーンに 涼やかな水菓子を合わせたく、中央のリボンモチーフのディッシュに 重ねました。 紫陽花?をイメージした自宅の冷蔵庫にストックしていた水菓子を 幾つか切り分けてきましたが2切れor3切れがベストでしょうか。 透かし紋様から光を通すことで艶やかさが際立つ夏のお菓子です。 左右のバスケットにはワールドチョコレートマスターズ2022年で 部門賞三冠に輝いたCALVAの田中二朗さんのボンボンショコラを重ね フィンガーフードアレンジです。 ティーポットには暑くてもチュールレースに薔薇の花が浮き上がる ティーコージーを合わせ午後のお茶時間です。
昨夜、ヒースロー空港から蒸し暑い羽田空港に降り立ちました。 当初予定していた新千歳空港への乗り継ぎ便には間に合わず 新千歳空港に到着したのが21時30分過ぎと長い長いフライト ですが北海道はとても涼しく過ごしやすいサマータイムです。 帰国する前は札幌らしからぬ暑さが続いたとのことですが 日本の避暑地は北海道です。 ロンドン→フィレンツェ→ヴェローナ→ロンドンと二週間ほどですが アンティーク巡りとミュージアム巡りとオペラとレストラン巡りに ティールーム巡りで毎日1万歩? こんなに歩くことなどありませんが?筋肉痛&脚の疲れも少なく 午後からシルバー磨きに励みました。 一気に仕上げられませんが、ひとつひとつコツコツ頑張ります。 左画像のサルヴァはヴィクトリアンスターリングシルバーの シェフィールド1853年HenryWilkingson&Coです。 直径が306mm&フット部分にも葡萄の葉と房を盛り上げるように仕上げ サルヴァ面までの高さが40mm&重量759g フット装飾にも葡萄の蔓&葉&たわわに実った葡萄の房を 飾っています。 右画像のイパーンはスターリングシルバーのロンドン1907年 Goldsmiths&SilversmithsCoの中央のディッシュ&左右の上手 ハンドルが付いたバスケットがスイングするように軽やかです。 スィーツにもフラワーアレンジにもテーブルセッティングを華やかせる イパーンです。
花びらシェープの直径270mm高さ30mmのヴィクトリアン スターリングシルバーの縁取りを飾るパールの輝きのように 光輝くシェフィールド1885年HenryStratfordのサルヴァに 合わせましたビーズで縁取られたティーポットが似合います。 花びらシェープを縁取るアクセントとなるポイント紋様も フット部分を丁寧に連ねたベビーパールのようなフット飾りも 朝露の如く瑞々しいサマータイムのお茶時間をしつらえました。 今年は全国各地で猛暑となる予報ですが、いかに涼やかに 暑さを凌げるテーブルセッティングをイメージしながら 酷暑を過ごす愉しみ方になりますように。 昨日は雨交じりでしたが北海道神宮祭の御神輿渡御も無事に 回られ、 いよいよ札幌の夏の訪れです。
ギャラリー内のエアコンを昨日から暖房→冷房へスイッチオンと 北海道の夏の始まりです。 冷風は喉にはよろしくない?のですが、ようやくニセアカシアの花粉が 落ち着く?と思った頃に北国の夏が始まります。 ちなみに札幌近郊のミツバチが集める蜜はアカシアが多いとのこと 花粉症に悩まされますがミツバチにとっては最高の御馳走ですので 機会がございましたら北海道の蜂蜜を召し上がってください。 山々の樹々がもりもりと緑の色合いが深まっています。 6月に入りますと札幌近郊の山々がフレッシュに樹々のグリーンが目に 飛び込んできます。 真っ白なリネンにグリーンを合わせ涼やかなサマーシーズン をイメージ しましたティーセッティングをしつらえました。 縁取りを透かし紋様の花々で立ち上げたエレガントなデザートスタンド フレッシュなアンティークシルバーが到着中です。
横長のティーテーブルとネストテーブルを合わせティータイム セッティングです。 二段のケーキスタンドとデザートスタンドには季節の花々を 飾りフレッシュなグリーンアレンジを重ねお茶時間です。 これからご紹介しますアンティークレースをテーブルに合わせ ました。 サマータイムに合わせ涼やかさを演出するアンティークレースで お茶時間にしませんか。 札幌も肌寒さから暑いかしら?と思うほど気温が高くなりました。 アスパラからトウモロコシ?の季節です。
ロイヤルコペンハーゲンの王立直轄の工房から民間経営に変わった 1880年頃に製造されたと推測する窯印が印されているフィギュアを 蓋摘まみに飾ったチュリーン
フルセットのセルヴィスセットに必ず揃えられますチュリーンや蓋付きソース 容れなど50人分ほどの食器で構成されていた時代には欠かせない注文品で あったと想像しますが当時のテーブルを飾ったチュリーンを現代風に アレンジできないかしらとイメージ中です。