当ウェブの更新情報や新着情報はこちらに随時追加していきますので、どうぞこちらをチェックしてから各ページをご覧下さい。また催事出展情報・店舗企画などもこちらでお知らせいたします。
2024.11.20

英国Davenport窯のB&Bプレートで午後のお茶にしませんか。
イングリッシュローズを中心に色鮮やかなガーデンフラワーが
お茶の時間を華やかせます。

縁取りの金彩で描かれたアイビー紋様と四つ角を飾る窓紋様にh
モーニンググローリーにピンクローズが愛らしく描かれれています。

B&Bプレートとはお茶の時間に サンドイッチやバターケーキなどを
角皿に盛りつけられたことから B&Bプレートと略しますが
円形シェープのB&Bプレートもございます。
英国陶磁器のティータイムセットにはスクエアのB&Bプレートが2枚
揃えられたセットから円形のB&Bプレートが2枚揃えられているなど
ティーカップ&ソーサーにデザートプレートと一緒にお茶の時間に
合わせフードの盛り付けに必要なB&Bプレートです。

2024.11.19 昨夜から急激に気温が下がり今朝は周辺の山々も真っ白に
路面もしっかり積雪5p?と久しぶりの雪景色になりました。

そろそろ?と心づもりはしていましたが、いよいよ長い長い
本格的な冬の始まりです。

虎徹の窓際から射し込む太陽の光も低めになってきましたので
ティーテーブルに合わせたマイセンの小花紋様のティーC&Sや
ティーポットに眩しい光があたっています。

久しぶりにクィーンアンスタイルのティーポットに出会いました。
ヴィクトリアンスターリングシルバーのロンドン1885年
JacobBermanが手掛けたオーバル状に広がるボディから注ぎ口の
ラインに縦筋ラインを施しティーポットのトップラインに美しい
エングレーヴィングを飾っています。

さらにパイナップルを模した蓋摘まみへ緩やかな筋状の盛り上がりを
飾ったヴィクトリア時代の栄華を誇る英国人好み?のティーポットです。
容量は600ccと実用的なサイズです。

2024.11.18

ヴェルメイユを施したフレンチシルバーのクラレットジャグです。
ホクシャを浮き上がらせたパートドヴェールの優雅なクラレット
ジャグと一緒にクリスマスのティーパーティーです。


バーミンガム1892年Mills&Coの内側にもゴールドギルドを
施したマーガレット紋様が全面に浮き上がるミルクジャグ&
シュガーボウル&シュガートングセット
を合わせゴールドギルドで
まとめます。

手元にはジャポニズムスタイルのロンドン1875年ゴールドギルドと
プラチナカラーを組み合わせましたBaenardのデザートスプーンを
添えデザートティータイムセッティングです。

矢羽根紋様のボウルとハンドルを飾る扇と蜻蛉のモチーフが
源氏香図のようにリモージュの金彩小花紋様を引き立て優美な
ジャポニズムコーディネートに仕上げました。

2024.11.16 シャンパン用のグラスも時代によりスタイルが変化しています。
推測ですが質感等々からフランスのシャンパングラスです。

最近はシャンパングラスも様々なスタイルを目にします。
1950年代に広く普及しましたシャンパンフルートグラスの天使の泡が
立ち上がる様子を見慣れていますが、万能型と言われます小ぶりの
チューリップ型でふっくらとした膨らみがシャンパンにもワインにも
適応することから様々な用途に対応するグラスも多くみられるように
なってきました。

1800年以降にシャンパンをボトルに詰め移動が可能となり普及し始めた
頃の宮廷晩餐会では口元が大きく開き香りを漂わせるシャンパンクーペ
(クープ)が一般的でした。
ただし、この時代には泡の立たないシャンパンも多かったと伝えられて
います。
こちらのスタイルは機能性とデザインを兼ね備えたトップはシャンパン
クープのようなフォルムで持ち手の部分へは縦筋の空洞部分を仕上げて
いますのでグラスを持ち上げた時の視線に天使の泡が立ち上がる美しい
スタイルです。

2024.11.15

ナイフブレードの表面&裏面に蔓草紋様を彫り深く仕上げた
シェフィールド1952年にホールマークを申請しましたWalker&Hallの
マザーオブパールハンドルのデザートカトラリーセットは
両面にエングレーヴィングを彫り深く飾られるに十分な厚みの
あるブレードを合わせています。


ラウンドトップ仕上げのデザートナイフは切り分けにも
程よい切れ味を求められますが、パイ地やタルト地等々にも
切れ味良くお使いいただける十分な厚みとシャープさが魅力です。

ブレードに力を加える時にもマザーオブパールハンドルとブレード&
フォークの耐久性が十分に考えられたカトラリーであれば
どの様なシーンでも対応することが出来ます。
洗浄時のハンドル繋ぎのクッションに熱湯を掛けないなどなど。
スターリングシルバーのカトラリーがどのようなクッションを施して
いるかを確認したうえで適切なお手入れをしていただけますと
マイ・カトラリーに相応しい重厚感とマザーオブパールハンドルの
ナチュラル感を十分に味わえる万能セットです。

2024.11.14

午後の陽だまりの中、フローラルブーケで飾られたスターリング
シルバーを幾つか揃えますとティーテーブルのテーマが閃きます。

装飾技法がそれぞれ異なるにも関わらず光輝く魅力的な シーンが
一つ二つと繋げられます。

透かし紋様と一言で表されますが、そのモチーフたるやヨーロッパと
オリエントを行き交った文様が見事に側面を飾ったロンドン1905年
JohnHantのデザートディッシュ
にスィーツアレンジを重ね
小判型のシェフィールド1896年JamesDixon&SonsLtdにフィレンツェの
LaVia del Te緑茶をベースにしたレモングラス・ミントにレモンピールを
合わせサンフラワーの花弁が含まれた茶葉を盛り付けます。
香り立つフローラルティータイムをアルハンブラ宮殿でお茶時間を過ごす
ようにイメージしてみました。

2024.11.13

英国ローヤルウースターお得意のフラワーブーケ紋様を
中心に描いたデザートプレートをテーブルにあわせてみました。

縁取りを飾るブルーエナメルには英国人好みのホワイトエナメル彩で
浮き上がらせたヒナギクが目に飛び込んできます。

そろそろクリスマスカードのセッティングにあれこれ組み合わせを
悩んでいますと、こちらのヒナギクに重なるヴィクトリアンスターリング
シルバーのクラレッとジャグ、ロンドン1889年CharlesEdwardsの
透明グラスの縦ラインに飾られた菊の花びら
とロイヤルウースターの
ボーダー紋様を重ねホワイトクリスマスカラーにまとめられます
でしょうか。 只今、思案中です。

ちなみにデザートカトラリーには金彩ジュールに重ねヴェルメイユを
施したフレンチシルバーMaisonOdiotのデザートカトラリーを
合わせテーブルを引き締める雰囲気に挑戦していますが
クリスマスよりも新春?でしょうか。


2024.11.12

デザートディッシュやデザートスタンドの活かし方は形&姿とともに
サイズ感の異なるタイプを幾種類か組み合わせることでお茶時間の
ティーテーブルを華やかせます。

同じ大きさの器よりもサイズの異なるディッシュでありながらも装飾技法や
意匠性が似ているタイプを幾つか組み合わせることで統一感と季節や
テーマに沿ったイメージを作り上げられます。

舟形ボートシェープの側面を優雅な透かし紋様に縁取り&台座部分
からフット部分へ鋳造仕上げの小花のガーランド紋様で凹凸感を
浮き上がらせましたロンドン1905年JohmHuntのデザートディッシュ

小ぶりながら小判型のシェープにフット部分をゆったり小花紋様のケープの
ように台座を飾るシェフィールド1896年JamesDixon&SonsLtdの
スモールディッシュ
を合わせ薔薇のキャンドルで秋の夜長を愉しむ
お茶時間にアレンジです。

2024.11.11

フレンチシルバーPremierデザートサーヴィングセットです。
1882年から1901年まで工房を立ち上げましたHenryGabertが
手掛けたデザートサーヴィングとともにデザートスプーン12本を
ボックスに納められています。


デザートカトラリーセットが収納されています革張りボックスの中央を飾る
ゴールドエナメル彩のイニシャルは当時の貴金属商が販売代理店として
特別な顧客様のオーダーを請け負い、 お届けしたデザートカトラリーセット
であったと想像します。

革張りのボックスを開けますと長い眠りから覚めた美しくヴェルメイユを
施した サーヴィングカトラリーセットと12本のデザートスプーンが眩しく
輝いています。
スプーンのハンドルを繋ぐ裏面にはロカイユ装飾紋様を優雅に飾り
ボウルからハンドルへ立体的な小花紋様でハンドルを飾っています。

2024.11.9 葡萄の房から実を一粒、付け根にシザーズの刃先を当てプチっと
指で静かに摘まむレディの美しい仕草に欠かせない優雅な
スターリングシルバーの道具=グレープシザーズです。
シェフィールド1893年にシルバースミスのMappin&WebbLtdが
ホールマークを申請し革張りのボックス
に納められていることからも
ヴィクトリア時代の庶民には口にすることができなかった南国の
果物をお屋敷の オランジェリーで育てる事が可能であったお屋敷で
マダム達のお茶会には、その優雅さが実用性以上に美しい光輝く
装飾技法を極めたグレープシザーズをシルバースミスに特注し
お集まりのゲスト様の前でお披露目されたことでしょう。
装飾の少ないグレープシザーズに比べ革張りボックスを開いた時の
ゴージャス感が素晴らしいです。

ハンドルを緻密なリーフスクロール紋様で飾られたフォルムと
贅沢なほどに重厚感のあるグレープシザーズで当時の貴婦人の
お茶会をイメージしてみませんか。
王侯貴族が代々家宝として受け継がれたスターリングシルバーの
グレープシザーズです。

2024.11.8

マイセンのリーフディッシュを飾る浅い浮き彫り装飾に花々の
アプリケット装飾が愛らしいです。
アプリケット装飾も斜め格子紋様もケンドラーの時代から長い
伝統を持つマイセン独特の意匠です。


光があたりますと、その斜格子の編み籠風紋様の両側に点を打った
12の四角い格子から、その両側に無地を繋いだパターンが四方に
繰り広げられる縁飾りはザクセン選帝侯の厨房を預かっていた
ブランデンシュタイン伯爵に応じ、当時ケンドラーの助手を勤めていた
エーデルラインがデザインしたことからブランデンシュタインと呼ばれた
装飾です。 当初は縦割りの直線的なラインをアルト・ブランディン
シュタインと呼ばれ後に曲線的な優雅なラインをノイ・ブランディン
シュタインと呼び区別されています。
マイセンのリーフディッシュは曲線的な優雅なノイ・ブランディン
シュタインで飾られています。


2024.11.7 C.1820年にオーダーされたSPODE窯のエッグスタンドです。
ブルー&ホワイトと限らずグリーン&ホワイトやローズ&ホワイト
ブラウン&ホワイトやブラック&ホワイトなど一つのカラーで
濃淡を巧みに活かした英国の陶磁器は魅力的です。


その中でもモスグリーンの濃淡をイングリッシュナチュラル
フラワー
を外側から内側へと転写技法とは言え緻密な技術を
もとめられますポーセリンの技術者達の作品を手にしてみませんか。

エッグスタンドとしてオーダーされたのですが指に掛かる窪みが
程よく様々なアイテムが思い描かれますし指に伝わる優しい触感にも
魅了されます。

2024.11.6 フレンチシルバーファースト銀の朝食用に用いられました
プチディジュネセットです。

ピクルスorフルーツフォークやパテをサーヴする小さなサーヴァー
ジャムやコンフィチュリエをお砂糖をサーヴするスプーン等など
プチディジュネのメニューに応じて三種類と限らず数種類の
サーヴィスセットがオーダーされました。

工房名が判読できませんがC.1900年にオーダーされた
メダリオン&リボンモチーフハンドルに飾られたファンシーな
セットです。

2024.11.5 ドレスデン窯の白鳥のソースボートにデザート用のソースを
添えてデザートセッティングです。

レードルに見立てましたボウルがエッグシェープ仕立ての
マスタードスプーンをそっとボートに合わせます。

デザートプレートに選びましたドレスデンフラワーブーケの
薔薇の色合いを重ねたミントン窯のピンクのミニローズを縁取りに
飾ったデザートプレートとドレスデンのコンポートにピンク
ローズキャンドルを飾りピンクローズ尽くしです。


デザートの盛りつけにアシッド・エッジングが美しいバカラの
Lulliシリーズのシャンパンクープ
を合わせますと着席された時に
視線の高さに程よく浮き上がるシャンパンクープです。

デザートカトラリーには白磁のテーブルウエアに合わせ
マザーオブパールハンドルのデザートカトラリーをセッティング。

午後の陽射しに包まれ薔薇のティーテーブルクロスが瞬く間に虹色の
輝きに 包まれます。

2024.11.4 黄金色の銀杏並木がすっかり落ち葉の絨毯になりました。
昨日から時折、冷たい雨が降り続ける札幌ですがタイヤ交換を終え
ましたので雪が積もっても大丈夫?
という緩い気持ちが油断へつながりますので冬道のトラブルに備え
冬用のワイパー交換はもちろん、スコップと立往生した時の道具を
積み込みました。

紅葉狩りの美しい地域にお住まいの方々にイメージしていただきたい
漆器とスターリングシルバーの小物合わせでお茶にしませんか。

蒔絵銀杏紋様の菓子箪笥をティーテーブルにセッティングし
花びらディッシュにお干菓子色々を取り出します。
紅葉や銀杏などなどの干菓子を優しく取り出す時にフレンチシルバーの
朝食用のサーヴィングセット=プチディジュネをお使いになりますと
小さな小さなお干菓子も静かに盛りつけられます。
ハンドルの長さが片手でスムーズにサーヴィスできるところが魅力でしょうか。
このようなサーヴィングカトラリーは当時スターリングシルバーのテーブル
ウエアを持ちえた英国貴族のお屋敷で繰り広げられます晩餐会にお招きした
ゲスト様にお屋敷の宝物をお披露目するうえで現代に伝えられた
美しいスターリングシルバーのテーブルウエアです。
フレンチシルバーも同様に伝えられていますが英国の貴族階級が安定的に
過ごせた時代に比べますと革命により失われたフレンチシルバーは
とても貴重です。

2024.11.2

繊細で華麗なロココ調の絵付けが魅力的なドレスデン窯です。
マイセンに次ぐ磁器窯の町、ドレスデンで1872年頃からテーブル
ウエアだけではなく、レース細工の磁器人形や花瓶からオーナ
メントなど装飾品にも力を入れた手作業の精緻な細工や絵付けを
多く残した魅力的な名窯です。

幾つかドレスデン窯をご紹介している中でも愛らしいロココ調の
フラワーガーランドで飾られましたドレスデン窯の白鳥のソース
ボートです。スワンの首を持ち手にしたデザート用のソースボートと
一緒に楕円形のプレートをアンダーに合わせていますので小さな
スプーンを添えられます。

デザートにソースを合わせたい時に小ぶりで他のテーブルウエアに
違和感なく合わせられるスワンのデザートボートです。
これからクリスマスをテーマにしたセッティングにもプチアクセント
としてテーブルを華やかせます。


2024.11.1 愛らしい白鳥の親子のマイセン・フィギュアをマスコットに
合わせ午後のお茶時間にしませんか。


フレンチシルバーのドラジェリエにも蓋摘まみと左右を飾る白鳥の
ヒナを象徴的に飾っています。
優美さと白鳥の可愛いいヒナの姿を組み合わせたテーマ?
午後のお茶時間にイメージしてみませんか。
※ちなみに白鳥は幸運のシンボルです。

2024.10.31 いよいよ秋から初冬へ北海道の長い雪の季節を迎えようと
しています。
黄金色に輝く山も茶色?のグラデーションが増えてきました。
雪景色?まだまだ!の願いを込めて虎徹のギャラリー内には
ドレスデンフラワーを組み合わせセッティング中です。


毎年のことですが四季の違いを味わえる日本人だからこそ季節の
移ろいを楽しめるのかもしれません。
秋から初冬へと外は真っ白な銀世界になった時に部屋の中で
ドレスデンフラワーに囲まれますと寒さも気にせずに過ごせます。
特にドレスデンフラワーの中で目に飛び込むピンクローズの
薔薇の描きが優しく優雅な雰囲気です。
フラワー&ガーランドに描かれた忘れな草やアイリスの色合わせは
ティーテーブルをお花畑にしてくれます。

2024.10.30 舟形シェープを思わせる楕円形のティーキャディです。
チェスター1910年GeorgeNathan&RidleyHayesが手掛けた
リボンモチーフのガーランド紋様でキラキラと輝かせています。
蓋を開けますと蓋の裏面&キャディの内側をゴールドギルドで
覆っていますので茶葉を取り出す際も神々しい光に包まれます。


蓋を持ち上げる横長のハート型の摘みは前後にスイングする蝶番が
軽やかにきっちりと重なり蓋を難なく持ち上げられます。

午後のお茶にお気に入りの茶葉をティーキャディに収納し厳かに
茶葉を掬いながらお茶の準備に取り掛かる作法は何処か煎茶道に
繋がる気がします。
気軽に手に入る紅茶ですが、当時を想像いただき貴重な茶葉を
収納したティーキャディの最高の演出をイメージしませんか。

2024.10.29

秋の夜長は読書しながらティ―ケトルをサイドテーブルに準備し
ティータイムにしませんか。

いつでも紅茶に最適なお湯を注ぎいれられる為にティーケトルは
ティーテーブルやサイドテーブルの側にセッティングします。
スタンドの後部を固定しているチェーンをゆっくり取り外し注ぎ口の
方向へほんの少し傾けながらティーポットへお湯を注ぎいれます。


ティーセレモニーでも席を外すことなく、手元でティーケトルのお湯を
ティーポットに注ぎいれる動作はマダム自らゲストの方々の目の前で
美味しい紅茶をお披露目する最高のおもてなしです。
この動作こそがエレガトンティータイムのおもてなしではないでしょうか。

バナーには油煙の少ないパラフィンオイルを入れ炎を耐えさせず
いつでも最適な温度のお湯を保てる状況を整えられる環境こそが
おもてなしの極意です。

2024.10.28 蓋を開ける時にポン!と響き渡るティーキャディです。
それだけ密閉度も高く茶葉の収納に適した筒型スタイルの
チェスター1902年ColenHewerCheshireです。

お煎茶道の茶心壺と同じスタイルにとても馴染みやすさ感じます。
片手で持ち上げ、蓋をポンと開けながら茶葉の程よい容量を
ティーポットへ。
煎茶道のお点前のように流れる動作は美しいです。

蓋部分から肩部分&円柱面を薔薇窓紋様とフローラル紋様を
幅広くボーダー紋様のように飾り二面の円環模様を交互に
飾っています。
ティーポットに茶葉をいれる前に小さなスィーツディッシュに
程よい茶葉の容量を目で確かめられますので、紅茶手前を
テーブルでお披露目されてはいかがですか?

2024.10.26 夏にオーダーしましたFloralCandle有瀧さんの薔薇のキャンドルが
届きました。

書籍『アンティークシルバーのある暮らしU』の十勝ヒルズのレストラン
撮影時にパープルのキャンドルを合わせ、撮影時に空調をストップ!
キャンドルの炎が風で揺れないように息を止めて!は無理ですが
カメラマンさんもスタイリストさんも私達もキャンドルの幻想的な光と
ガーデンの向こうに見えます帯広の街の灯りを全員で息を潜めながら
眺めていた時を思い出します。

今回は大輪のピンクローズのキャンドルと可愛らしいピンクローズの
色違いをシェフィールド1885年JohnEdwardBinghamが手掛けた
ケーキバスケットに並べました。

札幌はお庭の薔薇も咲き終わりましたので、しばらくローズキャンドルで
ケーキバスケットにアレンジを楽しみます。

2024.10.25 ヴィクトリア時代の栄華を象徴するティーケトルです。
ロンドン1895年WilliamHutton&SonsLtdの堂々たるお姿は
実容量1500ccとサロンでのお茶の時間に最適です。


究極の球形型シェープのティーケトルに華やかなフローラル
紋様の凹凸装飾が緻密に飾られ注ぎ口へと曲線的な装飾を
施しティーケトルの横からも真上からも優雅な装飾です。
ヴィクトリア時代の午後のお茶の時間をご想像ください。
広いお屋敷で湯が沸き立つ音に胸高まらせながらお茶の時間を
待ちわびるマダム達の気持ちが思い浮かびませんか。

ティーケトルを支えるオイルバナースタンドには透かし紋様が施され
真上から目にしますとスタンドを縁取るシェル紋様のアイリスの花と
リーフ紋様を交互に飾り、エングレーヴィングのキラキラ感や
ケトルとバナーを繋ぐスタンドの側面にも花びら状に囲った曲線的な
装飾が目を引きます。

2024.10.24 お茶会を終えギャラリーの片付けを終えほっとしているところに
夏にオーダーしましたfloral candole有瀧さんのファンシーな
薔薇のキャンドルが届きました。

大きなサイズと小さなサイズをお箱にびっしり!
大きな薔薇のキャンドルはいつもの美しいボックスにリボンをかけて
いますので、小さな薔薇をマイセンのアプリケットバスケット
すらりと背の高いシェフィールド1899年Walker&Hallのデザート
スタンドに飾ってみました。


淡い色合いのピンクローズが可愛らしく花びらは和薔薇のふわふわ
花びらのようです。
デザートスタンドにスィーツを気軽に合わせてしまいますが
時にはインテリア感覚でテーブルのキャンドルスタンドとして
コーディネートされてはいかがでしょうか。


2024.10.23 10月17日&18日「アンティークシルバーのある暮らし」を
テーマにお茶のマリアージュをご紹介したなかでお茶に纏わる
数々のシルバーウエアからスターリングシルバーの
ティーアーン&
ティ―ケトルをティーセッティングに組み入れたシーンをご紹介します。


ティーケトルのルーツはすでに1700年頃から登場しています。
当時は数も少なくティーケトルの下にオイルスタンド用にトライアングル
サイズのサルヴァを一緒に当てがわれたセットでした。
ティーケトル専用のテーブルがオーダーされサロン内での紅茶を
サーヴィスする間、弱い火力で温度を保っていました。
その後、ティーケトルの習慣が根付くように思われますがティー・アーン
という浸出した熱い紅茶を淹れる大きな銀器が登場します。
その後、サロンで華やかに演出されるヴィクトリア期のティーセレモニー
では、ティーアーンor ティーケトルのどちらかが使われるようになります。

その当時に作られたティーケトルはスタンドとオイルスタンドを繋ぐ鎖もなく
そのままスタンドに置かれたタイプが多く、ヴィクトリア期に入ってから
左右を鎖で固定し、お湯を注ぐ時に片方の鎖を外して使用する構造に
変わっていきます。

今回のティーセレモニーで皆様から「素敵!」歓声が響きました
フルーツティーは ジョージアンのティーセレモニーをイメージし
ケトルスタンドの上に耐熱のティーポットをセットし、その中に飾られた
カットフルーツに紅茶が注がれる様は美味しい香りと目にも美しい
ティーセレモニーです。


2024.10.22 先週末から、穏やかな気温が急に冷え込みました。
日曜日の朝にはパラパラと路面に雨まじりの雪がサラリと降り
積もり真っ白に。 いよいよ冬のはじまりです。

札幌での「アンティークシルバーの愉しみ方&ティーペアリング」を
終え、新千歳空港へ向かうなか高速道路の路面が凍結していたの
でしょうか?
事故車とパトカーのサイレンがけたたましく行き来する様子は
今年も冬が来た!と緊張感に包まれました。
毎年のことですが、今までの穏やかな晩秋が名残り惜しくです。

お茶会前にお手入れを終え無事に届きましたスターリングシルバーを
幾つかご紹介してまいります。

和薔薇をアレンジしましたイパーンのテーブルを華やかせました
ヴィクトリアンスターリングシルバーのティーケトルです。
ロンドン1895年WilliamHutton&SonsLtdのスタンドを飾る透かし
紋様とボディを浮き上がらせるように飾られたフローラル紋様が
和薔薇を引きたててくれました。


2024.10.20 10月17日&18日「アンティークシルバーのある暮らし」を
テーマにアンティークシルバー&漆器を合わせ
お茶のマリアージュの魅力をご紹介しました。
まだまだ余韻に浸りながら二日目のセッティングをご紹介します。

お隣りのレストランVittorio纐纈シェフのコースメニューに合わせた
S*STYLE TEAこと田中純幸様のお茶のマリアージュ

お集まりいただきましたゲスト様に感動のひと時をお愉しみ頂きました。

10月の和薔薇を花屏風にアレンジしましたダイニングテーブルに
ロイヤルウースターのデザー セルヴィスセットをギャラリー仕立てに
仕上げました。
ウェルカムドリンクは透き通る秋のブルースカイに静かに注がれる
琥珀色の紅茶でスタートです。
北海道の旬の素材を多々含まれたカルパッチョや秋鮭のロースト
牛頬肉と道産野菜のポトフ等などランチフルコース6品に合わせました
様々な茶葉&ブレンドされた魅力的なペアリングをお披露目できました。
次回の愉しい企画へと、皆様のご参加をお待ちしております。
また、「お集まりいただきました皆様!感謝申し上げます。」

2024.10.19 10月17日&18日「アンティークシルバーのある暮らし」をテーマに
アンティークシルバー&漆器を合わせ、お茶のマリアージュの魅力を
ご提案しました。
まだまだ余韻に浸りながら一日目のセッティングをご紹介します。


スターリングシルバーのティーナイフ、フレンチシルバーのオイスター
フォーク
等々で栗をメインに仕上げたショコラ&フィナンシェ
札幌の和菓子職人さんにお願いしました究極の栗金団を二種類に
S*STYLE TEAこと田中純幸様のお茶のマリアージュを
お集まりいただきましたゲスト様に感動のひと時をお愉しみ頂きました。

2024.10.16 お月見は過ぎましたが高坏に合わせられます高さ140mm
トップの口径サイズが185mmの美しいデザートスタンドです。
シェフィールド1899年Walker&Hallが手掛けた縁取り装飾は
アカンサス葉をスクロール紋様のアクセントに仕上げながら
軽やかにリズミカルに飾られています。

ディッシュ面の透かし紋様に台座の裏打ち仕上げと全体的に
とても安定感のある仕上げです。

1857年JohnHallとGeorgeWalkerによりシェフィールドで営業を
始め1884年にヴィクトリア女王から王室御用達の称号を授与され
英国王室をはじめ王侯貴族へお届けしたシルバーウエアが
今もアンティークとして残されて時空を超えた出会いです。

2024.10.15

イングランドの薔薇を描いたコープランド窯のスワンシー
ローズ・ティーカップ&ソーサー&ケーキプレートセットです。

薔薇の表情から金彩紋様のコンディションも美しく
スワンをイメージした曲線ラインのハンドルとティーカップの
口径を模るシェープラインが美しいです。
1890年から1920年までニューヨーク五番街に輸入代理店
としていた店を構えていたGilmanCollamore&Coのスタンプも印された
ダブルスタンプ
のティーカップ&ソーサー&ケーキプレートセットです。

2024.10.14

マーガレットの花が一面に描かれたシュガー入れに
シュガートング&ミルクジャグをオリジナルのボックスに
収納されたバーミンガム1892年Millis&Coが無事に
届きました。

オリジナルのボックスのコンディションもとても美しく
ヴィクトリア時代から大切に受け継がれていたのでしょう。

しかも内側から外側を全てゴールドギルドで覆い
そのコンディションもとても素晴らしい状態で維持し続けたの
ですからオリジナルボックスに長く眠りについていたセットでは
ないでしょうか。

2024.10.12 秋めく札幌に合わせました「10月17日の虎徹でのお茶会」
いよいよ来週にせまりました。

今回のテーマは『アンティークシルバーのある暮らし』をご紹介する
うえで掲げたテーマ「アンティークシルバー&アンティーク陶磁器
&アンティークグラスに加えジャポニズムセレクションを組み合わせ
錦秋のティーペアリングに挑戦です。

大阪からお越しくださいますS*STYLETEAこと田中純幸様の
ときめき魔法のひと雫で旬のフルーツをコラボレーションしたショコラ、
旬のフルーツをVittorio纐纈シェフ仕立てのデザートを合わせ
錦秋のイメージぴったりに仕上げたふわふわの金団を主菓子

ご用意しワインのテースティングを愉しむようなティーペアリングを準備
しております。

ご参加の皆様、ギリギリまで調整いただきお越しいただけない等など
多々メッセージを頂戴しました皆様へ画像にてお伝えして参ります。


2024.10.11 クランベリーグラスを合わせたシェフィールド1900年Walker&
Hallのコンディメントセットに小さなサルヴァがぴったりです。

太陽の光が射し込みますと鮮やかに透き通るクランベリーの
色合いが浮き上がってきました。

こちらのセットに添えましたバーミンガム1885年GeorgeUniteの
ソルトスプーンとマスタードスプーンセット
まるであてがえたようにコンディメントに華を添える愛らしい
マスタード&ソルトスプーンセットです。

ディナーのテーブルをしつらえる際には必ずとも言われます
必須アイテムの香辛料入れは食卓を彩るテーブルマスコットとして
コーディネートを演出いただけます。

お茶の時間には金平糖をころころと器遊びをされても華やぐ
クランベリーグラスのコンディメントセットです。

2024.10.10

蓋部分からハンドル&注ぎ口&ボディ全体に輝く星印を連ねた
ジョージ三世スタイルを再現したティーポットをギャラリーに
射し込む光のなか、スクエアトレーやサルヴァの上に合わせる
だけで荘厳な光に包まれる高貴さを感じるバーミンガム1874年
FrederichElkingtonのティーポットです。

シルバースミスElkington工房としてではなく個人名で申請した
その理由には何か訳があるのかもしれません。
後世に残す自作のシルバーウエアとして伝えたかったのか?
その点をご説明できることがわかりましたら付け加えます。

ジョージ三世のイメージはハノーヴァー王家の血統ながらイギリスに
生まれ英語を母国語とした典型的な英国人としてジョージ一世&
ジョージ二世のドイツ生まれの英語を解さない国王と比べ英国を愛し
自ら内政外交に介入したと言い伝えられています。
そのジョージ三世を象徴したティーポットです。

2024.10.9 フランスのノルマンディレースを数点ご紹介します。
ホワイトワークやレースを組み合わせパッチワークのように多彩な
構図でラウンドやスクエアレースに仕上げたノルマンディ地方の女性達の
手で紡ぎあげたことからノルマンディレースの発祥とされます。
レースから刺繍などの巧みな技法を一枚のスクエアやラウンドレースで
楽しめるレースはどこか懐かしい子供の頃の洋服にアプリケット刺繍で
飾られた手触りのよいブラウスやワンピースを思い出されます。
ひと針ひと針ナチュラルフラワー紋様が優しいノルマンディレースです。
生地の色合いはホワイトと限らずナチュラルクリームもございますが
今回はホワイトカラーのノルマンディレースをまとめました。

2024.10.8 テーブル茶会のお点前に合わせられます程よい高さが魅力的な
ヴィクトリアンスターリングシルバーの星座紋様のティーケトルを
ご紹介します。


ロンドン1879年ホールマークを申請したシルバースミスGeorgeFox
の球形型シェープケトルを飾る帯状のボーダーラインにひとつひとつ
星座をモチーフに飾りあげています。
英国銀器の礎となったジョージアンのシルバースミスのファミリー工房の
ひとつとしてCharlesThomasFox&GeorgeFoxからGeorgeFoxへ。
さらに、その息子たちへと引き継がれたファミリー工房です。


こちらの星座を連ねたボーダーラインを囲むように上下に緻密な
リーフボーダ―ラインを描きあげています。
菊花紋様の放射状に仕上げた蓋摘まみも丁寧に仕上げていますので
どうぞ詳細画像にてご覧くださいませ。

2024.10.7 英国コープランドの古典的なモチーフで描かれたティーカップ&
ソーサー&デザートプレートセットです。

花開く花を真上から覘いた時に円の中心から放射状に花弁を広げた
文様に見えることから古代北メソポタリアを占めていたアッシリア発祥
の女神イナンナを象徴としたロゼットをオリーブの葉をガーランド状に
円環文様で気品あるゴールドとグリーンの二色の色彩で飾られています。
ティーカップの口元&内側にも飾られティーカップ&ソーサーと
デザートプレートを重ね真上からも美しい円環紋様を楽しめます。

デザートプレートに合わせましたロンドン1868年MartinHall&Coの
クリスニングセット
のハンドル装飾にも美しい円環紋様がポイントに
描かれています。


2024.10.5

ペインターの視線で花々を描く技法や色合いや発色度の高さなど
一枚一枚並べてみますと「こんなに特徴がある?」と新鮮な思いで
描かれた花々を並べてみました。


左側のドレスデン・CarlThieme工房のデザートプレート(直径220mm)
中央に見事に花開く薔薇を中心にしたブーケ紋様が目に飛び込んで
きます。縁取りの金彩レース紋様がエレガントな雰囲気を漂わせています。

右側の英国コールポートのデザートプレート(直径225mm)は中央に
白磁に浮き上がるイングリッシュローズをブーケ紋様に仕立て
ガーランドのようにまとめた絵付けが愛らしいです。
そのまわりをグレー地で縁取り、その上に金彩スクロール紋様を重ね
自然と視線がピンクローズへ向いてしまう魅力的な絵付けです。

2024.10.4

ロンドン1830年のJosephAngellの魅力的なハンドル装飾と
蓋摘まみの蕾をコサージュに仕上げた装飾を左右の後ろから
眺める角度を左右の画像に並べてみました。

葉脈を浮き上がらせた表現とハンドルをスイカズラのように
連ねた装飾技法でしょうか。
JosephAngellが親方として独立したあと、二人の弟と提携し
跡継ぎの息子とも提携を結び揺ぎ無いAngellファミリーの礎を
築いた手腕とセンスと当時の富裕層向けに多々注文を受けた
ことから21世紀の私達にも、その魅力を伝えてくれるのですから
アンティークスターリングシルバーの出会いとは時空を超えた
素晴らしいメッセージに感謝します。

2024.10.3

10月に入りますと空気が一変しました。
まだまだ蒸し暑いと思っていましたが昨夜から肌寒さを感じる
気温になってきました。
子供たちも半袖姿から長袖へ、やはり秋が近づいています。

いよいよKOTETSUの秋のイベントに向け頭のなかが
イメージと現実と迫ってくる日程に気持ちもそわそわです。
あれこれとイメージしていることを実現できますように
ご参加の皆様をお迎えしたいです。

二日間の予定を企画しましたが、それぞれに異なる
アンティークシルバーのしつらいでお迎えしたいと思って
おります。一週間前まで、 ご予約のお問い合わせも承って
おりますので何なりとお問い合わせくださいませ。

2024.10.2 英国スターリングシルバーの名立たるシルバースミス達のなかで
アルバート公お墨付きのシルバースミスとして際立つセンスと
優れた技術力で1851年ロンドン万博&1853年ニューヨーク
万博に出品したAngellファミリーがロンドンから無事に届きました。
ロンドン1830年JosephAngellのティーポットです。


書籍『アンティークシルバーのある暮らしU』 の十勝千年の森で
撮影をしましたティーサーヴィスセット
をご覧いただきますと
その当時の造形美の素晴らしさと蓋摘まみのコサージュのような
花々を参考にご覧くださいませ。

2024.10.1

秋晴れの神無月スタートです。
太陽の陽射しは元気よくパワーは衰えませんが気持ちの良い
雲一つない 青空です。
ようやく札幌らしい爽やかな秋風を心地よく感じています。
街路樹も枯れ葉?フレッシュなグリーンから黄色や赤へと色の
変化が〜虎徹の目の前に聳える大倉山や藻岩方面の樹木にも
黄色や少しオレンジがかった葉が目につくようになりました。

ようやく午後のお茶時間もスターリングシルバーのティー
ポットを 合わせ香り立つティータイムが似合う季節です。

可愛らしい花びらシェープのスモールディッシュにボンボン
ショコラを盛り付けフレンチシルバーのシュガートングを添えます。
その隣に小さ目の透かし花紋様のドレスデンのコンポート
合わせ一緒にスィーツアレンジを楽しみたいと思います。

2024.9.30

ホワイトカラーのアンティークレースランナーです。
マホガニーのティーテーブルに合わせますと薔薇&小花
紋様が華やかに浮き上がっています。


真っ白なテーブルランナーはオケ―ジョナルテーブルやティー
テーブルにふわりと広げるだけで気分が華やぎます。
秋から冬へとフレッシュな花々を飾れないときは長さ1140mm
横幅290mmの薔薇のレースランナーでお茶時間です。

2024.9.28 午後のお茶時間はフレンチシルバーのデザートカトラリーで
セッティング。
Paris窯のティーカップ&ソーサーにLiseronのティースプーン
合わせデザートプレートにはOdiot監修のもとEmilePuiforcatの
デザートナイフ&フォークを重ねティータイム
です。

ティーテーブルに流れるように合わせました花々の凹凸感が
優雅に編み込まれたアンティークレースランナーもMarche
ページにご紹介しますのでお待ちくださいませ。

マホガニー素材のティーテーブルに合わせてもテーブルクロスを
掛けた上に重ねても花々の凹凸感が美しく浮き上がりますので
気分を華やかにするアンティークレースランナーです。

2024.9.27

シュガーと限らずショコラやプチフールのサーヴィスに添えて
いただきたいゴールドギルドを施したフレンチシルバーの工房
CharlesMuratがLiseron(昼顔)をモチーフに模ったシュガートングを
合わせ
お茶の時間です。

右画像にはParisC.1890年にオーダーされました LouisCoignet
(1889-1893年)
Viollttを模ったシュガートングはミニミニディッシュに
似合います。


フランスから届きましたアンティークシルバーに続きイギリスからの
アンティークシルバー&ポーセリンのご紹介もお手入れ等を仕上げ
ご紹介してまいります。
ようやく?欧州も長い夏休みを終え仕事モードに切り替わっています。


2024.9.25 ParisC.1890年にオーダーされたティースプーン・ティーストレーナー
&シュガートングの工房はLouisCoignet(1889-1893年)

スミレの茎を模る細かなジュール細工にハンドルとボウルの裏面を繋ぐ
愛らしいスミレのポイントの細かな装飾をコツコツ磨き上げました。

ティーストレーナーのボウルの側面部分を透かしの編み目紋様が丁寧に
飾られハンドルの表&裏面には凹凸紋様のスミレ&葉を緻密に仕上げて
います。 シュガートングの摘み部分を飾るスミレの愛らしい姿も丁寧に磨き
上げますと花びら一枚一枚の抑揚が浮き上がり可愛いです。
どうぞ詳細画像をご覧ください。

2024.9.24 真っ白なアイリッシュリネンに花かごバスケットに花々刺繍と
透かし紋様&バスケットのハンドルにリボンを飾ったティーナプキン

に似合う薔薇をはじめとした愛らしい花々ブーケ紋様の
ロイヤルコールドンのティーカップ&ソーサーにゆったりサイズの
デザートプレートを合わせました。


ティースプーンはフレンチシルバーのヌーボー調のLiseron(昼顔)を
トップに模りゴールドギルドを施したティースプーン
を合わせますと
金彩縁取りのボーダー紋様に重なりティーセッティングが華やぎます。

2024.9.23 1823年に設立された19世紀後半の代表的なガラス工房
ロブマイヤーの 小さいながらも可愛らしいデキャンタ
です。
モチーフのパターンは二代目ルードヴィヒ・ロブマイヤー
1862年ロンドン万博に出品した時の ルネッサンス・エングレー
ヴィング紋様を取り入れ作られたお揃いのデキャンタです。

18世紀のボヘミア地方に伝わる伝統的な紋様を創業者の
ヨーゼフ・ロブマイヤーが残したデザイン画から作られた
テーブルグラスセットは最も華麗なカリクリスタルの特性でも
あります光の屈折度を考慮した精巧なカッティング技術&繊細な
コパーウィール・エングレーヴングを活かした技法が際立ちます。
しかも高さは185mmとその小さなサイズにもかかわらず緻密で
愛らしいデキャンタです。

2024.9.21 英国ハマーズレイのティータイムセットで午後のお茶会です。
イングランドの薔薇を中心にしたフラワーブーケ紋様を浮き上がら
せるように幅広い金彩紋様で縁取られた飾られたティーカップ&ソーサー
お揃いのプレートもアフタヌーンティータイムに程よいコンパクトサイズの
ケーキプレートが揃えられています。

ティースプーンはゴールドギルドを施したフレンチシルバーの工房
CharlesMuratがLiseron(昼顔)をモチーフに模ったティースプーンを
合わせ
ボリュームのあるハンドルモチーフもハマーズレイのゆったりとした
ティーカップ&ソーサーを美しく輝かせています。

2024.9.20 フレンチシルバー・ミネルヴァファースト銀のスミレの花を
ヌーヴォー調にアレンジしたティースプーンにティーストレーナー
&シュガートングが揃えられた愛らしいシリーズをご紹介します。

スミレの花と気が付いてから茎や葉の動きを持たせた透かし紋様に
心惹かれました。

ParisC.1890年にオーダーされたティースプーン・ティーストレーナー
&シュガートングの工房はLouisCoignet(1889-1893年)

スミレの茎を模る細かなジュール細工にハンドルとボウルの裏面を繋ぐ
愛らしいスミレのポイントには自然に目が点・・・になります。
ティーストレーナーの内側は綺麗にゴールドでギルディングされていますが
外側はシルバーの状態で凹凸紋様のスミレ&葉を緻密に仕上げています。

2024.9.19

ファンシーなアンティークリネンに刺繍を施したティーテーブル
クロスをご紹介します。

Othersページにご紹介中のオーバルスタイルのティーテーブル
ふわりと広げティートレーの上にはファンシーな大き目のドイリーを
重ねティーポットとRoyalCauldonのティーカップ&ソーサーを合わせ
二人でティータイムをイメージしたセッティングです。

フローラルディッシュには大き目のフィナンシェを盛り付けます。
切り分けられるようにデザートナイフ&フォークを用意し
ティーテーブルに刺繍を施した愛らしい似たタイプの小花紋様の
ティーナプキンを添えて完成です。

2024.9.18 十五夜さんを愛でられましたでしょうか。
ぼんやり気分で帰宅してしまい、フォローさせていただいている皆様の
名月や!のお写真を拝見しながら中秋の名月気分になりました。

ようやくアイロン掛けができる気温になりました。
ふわりとティーテーブルに広げましたバードの ティーテーブルクロスを
お披露目できそうです。
960X960mmの正方形に中央部分を透かし紋様のレースで飾り
ホワイトリネンを縁取り幅広い凹凸を持たせたレース紋様のなかに
様々な表情で飾られたバード紋様が光の加減で浮き上がってくれ
ました。Marcheページにご紹介しますので、お待ちくださいませ。


右側の画像に楚々としたシュガートングにご注目ください。
フレンチシルバーMinerva1Standardのシュガートングです。
まだ磨きが完璧ではないのですが、楚々としたスミレの花を摘みに
とても愛らしいです。

2024.9.17 ロイヤルウースターの幻想的な薔薇を描いたティーポット&
ミルク&シュガーボウルにティーカップ&ソーサー&ケーキ
プレートが揃いましたティータイムセット
に和薔薇を合わせ
お茶時間です。

マホガニーのティーテーブルバード&フラワーをホワイト
リネンの縁取りに幅広く飾られた凹凸細工のレース紋様で
仕上げたティークロス
を合わせ、当別のロイズファクトリーで
買い求めましたカカオ豆を模ったフィナンシェをピアッシング装飾の
ケーキバスケット
に並べティーセッティング。

先週末にフランスから到着しました愛らしいフレンチシルバーの
カトラリーを合わせ、ご紹介画像諸々撮影中です。

お花をモチーフにしたティースプーン&シュガートング&
ティーストレーナーとお手入れを終え次第、お披露目します。

2024.9.16 暑さの厳しい7月、虎徹のゲスト様から「お茶をどうぞ!」
とのお誘いを受けました。
構成諸々を仕上げTableTalk「Y様母娘様」に招かれました
お茶事をご紹介します。


暑い頃ですが、お茶室は涼やかな夏らしさを表すお道具ばかり
アンティーク陶磁器&アンティーク銀器をお茶道具に見立てた
幅広いコレクションの数々を一期一会の茶懐石に合わせて
いただきました。

あらためて「お茶道具も骨董品」西洋東洋の垣根をはらい
しつらえた清らかなお茶事を皆様もご一緒しませんか。

2024.9.14 月の女神をハンドルトップに飾った ロンドン1893年
Wakely&Wheelerが手掛けたヴィクトリアスターリング
シルバーのデザートスプーンです。

月と狩猟の女神アルテミスが弓矢を持ち犬を連れている様子を
トップのパネル紋様に浮き上がるように描かれています。

ハンドルを飾るCスクロール重ねが丁寧に繋ぎ合わせた美しい
装飾に立ち上がりを持たせたボウル面をフラットに仕上げ
シャープな刃先でプチデザートに似合うサイズです。
ゴールドギルドを施した中に女神の姿が凛々しく輝いています。

2024.9.13 虎徹で開催します2024年秋のお茶会(10月17&18日)の
イメージを膨らませています。

アンティークシルバーを引き立たせる器を色々組み合わせながら
大阪よりS*STYLE TEAの田中純幸様にお越しいただき、お茶菓子と
厳選されたスペシャルティーセレモニーを演出します。
小さなギャラリー内でのセレモニーですが 数々のシーンに合わせた
ティーセレモニーをイメージしておりますので、どうぞお気軽にお声を
かけてください。

翌日10月18日のお隣りのLocandinoZioVittorio纐纈シェフの
イタリアン・ランチ&ドルチェコースに合わせたS*STYLE TEAの
田中純幸様が繰り広げるティーペアリングも去年に続き素晴らしい
ティーペアリングに感動されることと思います。
北海道の秋の味覚とともにお待ちしております。

2024.9.12 マイセンの花籠バスケットに和薔薇でアレンジです。
ふわりと咲き誇る和薔薇の美味しい?色合いに合わせマイセンの
ロカイユにアプリケットを飾ったナチュラルカラーに合わせますと
気分はお姫様カラーのティータイムです。

小ぶりサイズのマイセンティーカップ&ソーサーに揃えられました
ケーキプレート
にグラスコンポートを合わせ冷たいデザートを
イメージしてみました。
ゴールドギルドを施した女神のデザートスプーンが色を添えます。

2024.9.11

イギリスのレースを代表するHonitonレースです。
1560年頃からデボンシャー一帯で作られたボビンレースを
ホニトンの町で集荷しロンドンへ出荷されたことから地名で
呼ばれるようになりますが連合王国それぞれの国花で紡いだ
伝統的なレースです。
イングランドの薔薇&スコットランドのアザミ&北アイルランドの
シャムロック&ウェールズの水仙をレースに仕上げた中に
鳥や蝶に野の花やスズランなど花の種類を探すのも楽しいです。

ヴィクトリア女王の婚礼の衣装&ヴェールにも製作されたのち
王室に代々伝わる英国のレースとして大切に取り扱われている
貴重なレースをご紹介します。
英国のレースを取り扱われるディーラーさんからもHonitonレースの
貴重性等々を丁寧に伝えてくださいました。

2024.9.10 ジョージアンの頃に作られた銀器のなかでもミュージアムに所蔵
される大御所とも言えます Paul Storrと同じ時代に活躍
しましたシルバースミスWilliamEatonがロンドン1829年に手掛けた
クリスニングセットです。

1810年から1840年にかけて活躍したシルバースミスWilliamEatonの
手掛けたスプーンのボウル裏面を飾る葉を重なるように仕上げた葉脈の
美しさに魅入らされます。
当時もスプーンのスペシャリストとして誉れ高きシルバーウエア
丁寧に作り上げたのでしょう。

2024.9.9 C.1892年ロイヤルウースターのブラッシュアイボリーのデザート
プレートに色鮮やかなWild Chrysanthemum(野菊)を描いた
デザートセルヴィスセットを10月17日にKOTETSUで開催します
秋のお茶会に合わせ色々とイメージを膨らませています。
デザートプレートの花びら文様の縁取りを金彩エナメルで仕上げ
内側へと二重の花びら重ね合わせた美しい造形


ボヘミアのエナメルグラスにも引けを取らない見事な絵付けにはロイヤル
ウースターのペインター達が東洋に感心を持ち、さらに超えようとした頃の
作風でしょうか。

2024.9.7 ホワイトリネンに花籠&リボンモチーフの刺繍を施したナプキンや
四つ角のひとつをオーガンジーを合わせたラッパ水仙を飾った
窓紋様など、英国のティーナプキンにはイギリスの国花を刺繍で
飾ったタイプを多く目にします。


広げますと420〜430mm正方形のティータイムからランチタイム用に
用いられる糊のきいた真っ白なナプキンをご紹介します。
セッティングのテーマに合わせナプキンを刺繍で飾った花々を重ねて
セッティングのメッセージにされても素敵なアレンジになります。


2024.9.6

1789年ジョージ三世から英国王室御用達を受けた最古の歴史を
誇るロイヤルウースターのデザートセルヴィスセットです。


C.1892年に製造されたブラッシュアイボリーにロイヤルウースターの
ペインターが色鮮やかなWild Chrysanthemum(野菊)をナチュラルに
描いています。
デザートプレートの花びら文様の縁取りをマットな金彩エナメルで
仕上げ内側へと二重の花びら重ねで造形美を膨らませています

デザートプレート6枚とともに背の高いコンポートと低めのコンポート
二個を揃えたデザートサーヴィスの為にオーダーされたシリーズです。
プレートに描かれた野菊を縁取るように金彩を加えキラキラと華やかな
雰囲気を醸し出しています。

2024.9.5

ヴィクトリア女王が世界で最も美しい「ボーンチャイナ」と賞賛された
英国ミントンの特徴的なミントンブルーで仕上げた特徴的なシェープ
ラインのティーカップ&ソーサー&ケーキプレート&B&Bプレートを
揃えたミントン・ティータイムセットです。


ミントンブルーをたっぷり盛り上げたガラス釉がとても美しく縁取られ
そのボーダーの窓紋様に全て異なるバードを丁寧に描きエッチングを
施した金彩ボーダーラインで縁取られています。
さらにティーカップのハンドル上下を留めるように金彩ボーダーが
チャームポイントになっています。
ミントンブルーを愛でながらバードウォッチングはいかがですか。

2024.9.4

9月に入りましたが太陽のパワーはまだまだ衰え知らずです。
ギャラリーに射し込む陽射しが強すぎブラインドを下げ
光の調整をしながら撮影をしています。

涼やかなしつらいにグラスウエアをあれこれキャビネットから
取り出しセッティング中です。
アラベスク文様の透かし紋様を重ねたスターリングシルバーの
パンチボウルに合わせました「レモンストレーナー ロンドン1908年
John&FrankPairpoint 」が納まりがよく当時のイメージを色々と
膨らませています。
ジョージアンスターリングシルバーの復刻でオーダーされた
ボウルの縁取りに掛けるためにフックのついたスタイルを
当時と同じく復刻されたレモンストレーナーです。


どのような取り扱い方法かをご覧いただける資料にDownton
Abbeyの撮影特集のCocoktailBookにもカクテルの紹介に
フックはございませんが大ぶりのレモンストレーナーが登場して
います。
シェフィールド1931年Mappin&WebbLtdのパンチボウルに
重ねてみますと当時のしつらいをイメージいただけますでしょうか。


2024.9.3

ブルー・オニオン文様の透かし縁取りで飾られた直径200mmの
マイセンのデザートプレートです。
ドイツ語で玉葱の意匠(Zwieblmuster) 英語でオニオン・パターン、
日本ではブルーオニオンとして称されますC.1739年に完成した
マイセンの代表的な文様です。


玉葱のようにみえるのは中国の染付磁器に描かれていた柘榴です。
そのほかのモチーフも牡丹、桃、エゾ菊、竹など東洋の伝説的な意匠を
模した絵柄です。
C.1739年この時代はドイツの花などの華やかな色絵文様に隠れ注目を
浴びることがなかったのですが、1860年代に入りヨーロッパの中流階級の
ステータスシンボルとしてテーブルウエアを求めるようになります。
そこで流行した「オニオン・パターン病」によりドイツ国内以外のイギリスや
フランス・デンマークなどの諸窯でも模倣をはじめます。

この事態に対抗し、マイセンのブルーオニオン文様は竹の幹の根元に
双剣のマークを書き入れるようになります。
今回、ご紹介します竹の幹の根元に双剣のマークが書き入れていない
ことから製造されたのはC.1860年以前と推測します。

2024.9.2 フランス・ルイ15世の認可を得、王立のガラス工場となった
Saint-Louis王立クリスタル工房のモスグリーンとクリアグラスを
重ねセッティングの色合わせ遊びです。


ボウルに描かれたスフィンクスの優雅な姿にナチュラルフローラル
モチーフに重ねたステムが優雅です。
そろそろ秋風が吹いて欲しい!の願いを込めてCeramicページ
ご紹介します ロイヤルウースターのデザートセルヴィスセット等々と
合わせてみました。

2024.8.31 LOBMEYE・MariaTheresiaの紋章&ロココスタイルの
花籠を飾ったワイングラスです。


ルードヴィヒの晩年1894年頃に甥のシュテファン・ラートを呼び寄せ
自分の仕事を継がせる準備に入ります。 それまでのバロック・ロココ
スタイルを中心としたドリンキングサーヴィスのデザインはもとより
比重が軽く屈折率も高く輝きを持ったロブマイヤークリスタルの美しさ
ミラマーレと呼ばれるシリーズは空気?のように薄く持ち上げた時の軽く
コパーウィールの限界まで挑戦したC.1855年にデザインされた
ルネッサンスエングレーヴィングを重ね続けたロブマイヤーの輝く
クリスタルドリンキンググラスです。

2024.8.30 今週は台風の進路をはらはらと見守る?気持ちで過ごしました。
札幌は青空&快晴に恵まれ台風の被害もなく過ごせましたが
気圧配置が少しでもズレますと暴風雨の破壊力に巻き込まれる
ことがあるのでは?と地震に続き備えを忘れるべからずと
天からの注意警告と思い、常に忘れてはならないと感じます。

Baccaratのエンパイアシリーズのワイングラス
数を揃えたいと探し求めていますが、なかなか出会えずじまい。
しかも重厚なボックスに収納されたセットが3個?揃いますと
12個とフルセット人数でのセッティングに使われていたのではと
あれこれ想像を膨らませるグラスセットです。
グラスを包み込みこむ収納ボックスのなかに収納されているならば
保管的にも優れもの?ではないでしょうか。

2024.8.29 マイセンブルーでセッティングです。
オーガンジーを飾るフローラル紋様のレースランナーをクロスに
重ね涼やかな雰囲気を。

C.1880年マイセンブルーオニオンのデザートプレートを並べ
コバルトブルーとヴェネチアグラスの透き通る水色を重ねます。
目にも爽やかなマイセンブルーセッティングです。
最後にクィーンズパターンのデザートカトラリーとティーナプキンを
重ねたコーディーネート。

迷走する台風にメゲズ、ハンドタイプの扇風機を片手に今日も
涼やかなセッティングイメージを膨らませています。

2024.8.28 ルネ・ラリックのMOLSHEIMで爽やかさを感じませんか。
ハンドルを飾るシダ紋様のリボンを組み紐のように結びあげた
美しいグラスです。

朝から青空&太陽の眩しい陽射しに包まれていますと
喉を潤す加賀棒茶の水出しを何杯も何杯も頂いています。

そこに嬉しい巨峰が冷蔵便で届き、さらに一口一口美味しい。
昨日のどしゃ降りが嘘のように陽の光が射し込んでいます。
勢力を増していく台風が悪さをしないように!を願っています。

2024.8.27

午後から雨粒が強くなってきました。
しかも札幌らしからぬ蒸し蒸しとした湿度が続いています。
雨の日は少し気分を変えて透き通る爽やかなグラスで
冷煎茶をいただきませんか。


ヴェネチアグラスの優しい質感。
ステムの美しい曲線ラインを指で持ち上げた瞬間に感じます。
神話をモチーフにグラス全体を飾りイニシャル紋様を象徴的に
浮き上がらせています。

2024.8.26 台風が日本列島を縦断?
そろそろ夏の疲れが出てくる頃に、またまた緊張感を感じます。
札幌からのお届けも台風の進路を避けながら、発送しますので
ご了承くださいませ。

秋の夜長にグラスを傾けませんか。
ThomasWebbの野バラを描いたグラスは真横からも真上からも
ナチュラルで愛らしいモチーフに目が留まります。
幾つかGlassページにご紹介してまいります。


2024.8.24 札幌とは思えない?外の空気と気温に昨日からぐったりです。
北海道各地でも同様な現象が起こっているとのこと。
しかも昨日は石狩管内は雨雲に覆われませんでしたが胆振地方や
襟裳方面に大雨をもたらし、土砂崩れが起こっている地域も多々みられ
ました。一夜明け少しは暑さも落ち着くものと思いきや、まだまだ続いて
います。

蒸し暑い時にはエレガントなグラスをティーテーブルに並べ涼やかに
演出しましょう。
梅酒に似合う?グラスを幾つかご紹介しております。
ステムとグラスの大きさがレディの指先に似合うグラスばかりです。


2024.8.23 美しく咲き誇るイングリッシュローズを中心に細かな棘の
ついた薔薇の茎の先には上向きに立ち上がった蕾が
描かれ、その対面に葡萄の房&葉をベース面を緻密に
飾られたイングリッシュグラスのセロリベースです。


「8月の和薔薇 光彩のブーケ二種類」をセロリベースに
ふわりとアレンジしティートローリーのトップに飾りますと
瞬く間にお茶の時間を華やかせてくれました。

本来は英国のキッチンスペースにフレッシュなセロリを用意
する為にたっぷりと広がる口径に安定したステムで仕上げた
セロリ―ベースです。グラスベースの大き目タイプはキッチン
にもテーブルにもフレッシュグリーンやハープ類等でお好きな
アレンジを愉しみませんか。

2024.8.22

暑さが落ち着く?事を期待しましてティーサーヴィスセットの
似合うシーンをイメージしています。


秋のティーセレモニーに合わせ届けてもらいましたが準備中の
状態で暫く、お手入れ等々でご紹介が遅くなりました。
ロンドン1868年ヴィクトリアンスターリングシルバーのティー
サーヴィスセットです。
シルバースミスMartinHall&Coを代表するデザイン。
手にする度にセンスと技を兼ね備えた工房に魅了されます。


ティーポット&コーヒーポットの蓋摘まみに飾られたマツカサ、
実りの豊かさや生命の源にふさわしい象徴的なシンボルです。
ティーサーヴィスセットのボディを飾るザクロの意匠を中心に
アラベスク文様をボーダー飾りとして緻密に飾られています。
そのうえに蓋重なりの縁取りと台座部分アカンサス葉のボーダー
紋様が彫り深く丁寧に飾られています。
仕上げ部分にはビーズ紋様を一粒一粒、ベビーパールの輝きの
ように美しく輝いています。
それぞれのハンドルを飾るねじれ紋様に組み紐アレンジを施した
美しいティーサーヴィスセットです。

2024.8.21

イングリッシュグラスを飾るナチュラリスティック・モチーフは
ステムに指を掛けた瞬間、イングリッシュガーデンへと気持ちを
動かされます。

野に咲くように集められたガーデンの草花。
スケール感の違いがあれども樹木をはじめ風景を崩すことなく
そよそよと風にたなびく様子が浮かぶようです。
ほっそりとしたステムからグラスを描く草花を眺めませんか。

2024.8.20 月桂樹のガーランドを飾ったフレンチシルバーMinerva1
Standard(950/1000銀)のLouisXVIスタイルのクラレット
ジャグにアイスティーを。

ナチュラルリーフ紋様のイングリッシュグラスと一緒に
夕涼み?です。

赤ワイン用にオーダーされましたクラレットジャグを合わせ
涼やかさを愉しむならば、ノンアルコ―ルも似合うのでは?
色々な色合いを試してみますと泡立つタイプは変?
こちらの琥珀色もグラスを飾るフローラル紋様が浮き上がらず
緑茶ベースやダージリン系の水色の優しい方がしっとりと
似合うでしょうか。
グラスを飾るエングレーヴィング彩を重ねてみました。

2024.8.19

ようやく台風の余波が落ち着き日中の空気?風も北国の夏らしく
なってまいりしました。
とはいえ、なかなか日中はアイロン掛けが出来ず、しゅわーっと
高温でプレスに励むのには、息苦しく先送りしています。
そこに、 とても美しいティーテーブルクロスが到着しました。
これは秋に向けてお披露目したいと思っておりますが・・・
シュワ―とアイロンを掛け終えるまで、少々お待ちくださいませ。


先週からサイズ違い&意匠違いのティーコージーをご紹介して
おります。
お一人様のティーポットには花かごタイプ、もう少し大き目には
アイリッシュレースの全体を膨らませられるタイプなど。
お好みでお選びいただけましたら嬉しいです。


こちらのリボン&花かごカットワーク刺繍とお揃いに合わせられる
オシャレなティーナプキンも何点かご紹介しますので、どうぞお待ち
くださいませ。

2024.8.17

ティーコージーカバーの内側に保温性の高いクッションを合わせ、
その上にアンティークレースで作られたアイリッシュクロッシェを
重ねます。


鎖編みの上に愛らしい小花を飾ったアイリッシュクロッシェは
フランスからアイルランドに伝えられたとされるかぎ針手法です。
小花紋様の凹凸感がアイリッシュクロッシェのカバーに浮き上がります。
ティーコージーとともにアイリッシュクロッシェのラウンドレースを
一緒に重ねてますとアイリッシュクロッシェ揃いの素敵なセットになりました。

2024.8.16 象徴的な蓋摘まみをピアシェープラインにねじれボーダー紋様で
飾られたシェフィールド1894年JohnRound&SonLtdのティーポット

600ccの容量にふわりと合わせられますリボン&花かごモチーフの
ホワイトリネンのティーコージーなどなどMarcheにご紹介予定です。
少し熱風からそよ風?に変わってきましたのでお待ちくださいませ。

今週は台風が次から次へと発生しているなか余裕&余裕のお時間を
いただき遅延なくお届けされております。
どうぞ無事に到着しますようにお待ちくださいませ。

2024.8.14 C.1880年マイセンフィギュアGirl playing the fluteをテーブル
マスコットとしてアレンジしませんか。
マイセンの造形師ケンドラーが手掛けた刻印bQ568が印されて
います。


フルートを奏でる少女のピンクローズブーケを散りばめたドレスや
髪飾りの忘れな草のブルーが愛らしいです。
後ろ姿のナチュラルな色彩で仕上げた木の枝に腰かけた姿も
とても可愛いです。

2024.8.13 背もたれの美しいサロンチェアは何処においても絵になります。
座面をふんわりとメンテナンスしていただきました。
ティーセッティングをぱちりんとiPhoneで撮影する時も背景に
さり気なく見えるか見えないかのシルエットシーンに雰囲気を
作ってくれる美しいサロンチェアです。


トップのCスクロール重ねと中央のチッペンディールモチーフが
バランス良くシンメトリーに構成され、眺めていても心が落ち着く
ラインです。
ティーテーブルに合わせていただけますように4脚揃いで
お届けさせていただきますと嬉しいです。

2024.8.12 美しいティートローリーの全体像をご覧ください。
キャスターを含めた高さが790mm
長方形のテーブルサイズは520X360mm
支柱の装飾がリズミカルで美しい曲線美を描いています。

2024.8.10 落ち着かない週末ですが・・・
備えあれば患いなしと?先人からのメッセージを真摯に受け止め
日々の暮らしに緊張感とほっとするリラックスタイムを重ねて
参りましょう。

ローズガーランドで縁取られた可愛らしいプチ・バスケットタイプの
デザートディッシュ
に小さなマカロンを重ね色合わせにビタミンカラーを
少しセピア調に仕上げた菊を見つけましたので透かしのディッシュに
美しい曲線美仕上げのディッシュと合わせお茶時間です。

2024.8.9 マルタ騎士団を象徴するマルタ十字のモチーフで編上げた
ラウンドドイリー6枚セットと貴重なスクエアタイプのシルクの
ドイリーをご紹介します。
スクエアは数少ない出会いですのでお気に召しましたら
マルタシリーズで組み合わせませんか。


アンティークレースのひと針ひと針には地域活性化?となります
ように女性の素晴らしい働きの賜物です。
産業が無い地域にとって男性が兵士となり国を守る母のパワー
こそが美しいアンティークレースを繋ぎ続けたのでは?と
指に触れる糸の感触からいつも感じます。

2024.8.8 お茶の時間に活躍する物言わむダムウエイターと同様に
キャスターの付いたオシャレなティートローリーです。

ティータイムの必需品&お茶道具一式&ティーセット&スィーツを
取り揃えティーテーブルの傍らに置いていただきますとマダムの
お招き上手とともに手際の良さをアピールできます。
キャスターが付いていますので移動も簡単にゆったり天板の上を
ギャラリーのように飾り付けても素敵な演出です。

Othersにご紹介中のソファ&アームチェア&ティーテーブルを
お得プライスでご紹介しております。
どうぞ合わせてご覧くださいませ。


2024.8.7 ティーパーティーに活躍する美しいティートローリーが
無事に届きました。

和薔薇と一緒にティーセッティングを準備しましょうと構想して
いましたが何故か? またまた暑さがぶり返したように陽射しが
射し込むとふんわり咲いて欲しいと思っていた和薔薇が可愛そうです。

急遽?ティーテーブルとティートローリーにサロンチェアを合わせ
英国のアンティークレースのなかでもイングランドの薔薇や
スコットランドのシスル&アイルランドのシャムロック&すずらん
鳥や蝶を組み入れたホニトンレースを重ねお茶の時間です。


象徴的な蓋摘まみをピアシェープラインにねじれボーダー紋様で
飾られたシェフィールド1894年JohnRound&SonLtdのティーポット

マイセンのフラワーブーケ紋様を散りばめたティーカップ&ソーサー&
デザートプレートを重ねてティーナプキンを添えます。
ティーポットの開閉はハンドルへ傾けるのではなく、注ぎ口と
ハンドルを横手にした状態で前後に動かす開閉方法です。

Othersページにご紹介中のソファ&アームチェア・ティー
テーブルをセール価格でご紹介しております

どうぞご覧くださいませ。

2024.8.6 マイセンの花々には様々な表情が遊び心のように描かれて
います。
Ceramicページにマイセンのお花の描きに合わせましたティー
カップ&ソーサーにデザートプレートを合わせました。


天から小花を散らすように描かれた艶やかな絵付けです。
まるで天から小さなフラワーブーケを降り注ぐアプロデーテが
マイセンの艶やかな白磁にきらめくように小花を表現しています。
フラワーブーケと一緒に描かれた小さなてんとう虫や蜻蛉などなど
色絵付きから金彩紋様を合わせた楽しい絵付けです。
ティーカップに内側に金彩円環紋様が描かれたタイプと描かれて
いないティーカップをご覧ください。

2024.8.5 マイセンのインドの華ピンク&金彩シリーズからティーカップ&
ソーサーと一緒にデザートプレートを合わせ、ご紹介します。

ティーカップにもコーヒーカップにも似合います立ち上がりの
美しいシェープにくるりとアカンサス葉のストッパーをハンドルの
トップに重ねCスクロールのW重ねを合わせています。
ハンドルの下にもくるりとシングルのスクロールで弓なりハンドルに
美しさとインドの華のピンクの色合いに金彩をアクセントにしました
C.1920年頃で揃えました。

2024.8.3 ヴィクトリアンスターリングシルバーの球形スタイルの安定感の
ある美しいロンドン1862年Daniel&CharlesHouleが手掛けた
ティーポットです。

花蕾をトップの蓋摘まみに全体を覆うヨーロッパ貴族の意匠を
彩るアラベスク文様の星と唐草を組み合わせた緻密なエングレー
ヴィング彩で飾られています。
オリエントの表象として魅かれる美しい装飾です。
窓紋様にも鏡面と覆いつくすように装飾細工を組み合わせながら
注ぎ口&ハンドルにも同様の装飾を施しています。

2024.8.2 大き過ぎずor小さ過ぎず持ち上げが楽々のスクエアトレーです。
英国スターリングシルバーの左右の持ち手からトレーの縁取りを
縄編み紋様&シェル&リーフスクロールで飾られトレー面にも
同様のエングレーヴィング彩を一面に飾られたキラキラのトレー
シェフィールド1907年JamesDeakin&Sonsが手掛けたトレーを
ご紹介します


左右のハンドルを含めた横幅サイズは600mm
上下の奥行サイズが360mm
全体の重量が2081gと持ち歩き等々がスムーズです。

2024.8.1 C.1880年マイセンの木瓜型シェープで模られた瑠璃色のティー
カップ&ソーサーです。

瑠璃色に浮き上がる金糸で編上げたレースのようにソーサーの縁取り
からティーカップの内側を飾る口元部分を飾っています。
ティーカップ&ソーサーを彩る4つの窓紋様にはマイセンの花々を
色鮮やかに描き、その窓紋様にも金彩のリーフスクロールで優美に
囲われています。
さらにカップ&ソーサーの中心部分にも螺旋状の金彩紋様をポイントに
ソーサーの左右を飾るアカンサス葉のモノグラムが瑠璃色に華やかに
浮き上がっています。

2024.7.31 マイセンのブルーフラワーに金彩で描かれた葉&茎との
コントラストが蒔絵のように華やかです。

バックスタンプから第一次世界大戦と第二次世界大戦の間
に作られたティーカップ&ソーサーにデザートプレートですが
当時のペインターさんのプライドを感じます。

コバルトブルーの濃淡から花の表情が小花紋様に至るまで
緻密に描いた筆使いに魅入ります。

2024.7.30 デザートディッシュやデザートスタンドに和薔薇で彩る
アレンジをあれこれ楽しんでいますとディッシュの緻密な
装飾を隠れてしまいますので暑さのなかでも涼やかに
金平糖をアレンジします。

ヴィクトリアンスターリングシルバーのフローラルディッシュ
JamesDeakin&Sonsの巧みな技が金平糖の愛らしさに負けず
花びら&Cスクロールの浮き上がりが緻密にハンドルを飾る
ロカイユへと繋がっています。

蜂蜜色のシルクのマルタレースのドイリーのスクエアと
ラウンドが揃いましたので重ねてみました。
マルタクロスが光の加減で微妙な色の変化を醸し出す
シルクの質感や手触り感はアンティークレースでなければ
出会えないレースです。
ランナーと合わせマルシェページにご紹介します。


2024.7.29

各地で危険な大雨をもたらしています。
北海道でも土砂崩れや河川の浸水など、猛暑の後は豪雨?
そのなかで札幌大通り公園では恒例のビアガーデンが各丁目毎に
ビール各社に分かれ開催されています。
地ビールから世界各地のビールなど、昨日は小雨模様ですが
テントの下で賑わっています。
車で通りがかりますと窯焼きPizzaや地元の冷たいアイスも魅力的です。

ヴィクトリアンスターリングシルバーの両耳ハンドルが付いた
フローラルディッシュにローズアレンジです。

中央部分がすり鉢状に深みがありますので水を注ぎいれアレンジを
楽しめます。中心から縁取りへと透かし紋様に凹凸感を加え左右に
持ち手のハンドルがついていますので、ディッシュ面がゆったりと
広がっています。立ち上げたフットの台座にもスクロールモチーフで
飾られていますのでエレガントな雰囲気です。
シェフィールド1899年繊細なスターリングシルバーを多々得意とする
JamesDeakin&Sonsの巧みな技が輝いています。


ボウル部分にゴールドギルドを施し葡萄の房&葉を立体的に
仕上げたジョージアンスターリングシルバーのシフタースプーンです。

シュガーをふるうセレモニーの時に優雅にお持ちいただきたいスプーン。
ロンドン1815年JohnBladesが丁寧に仕上げたブライトカットの
ロングサイズにハンドルにもご注目ください


2024.7.27 Marcheページに可愛いティーナプキンをご紹介しました。
6枚セットにならず2枚セットの花かごワンポイントやガーランド紋様
マルタレースの小さなスクエアレースやドイリーセットなど
暑さが落ち着く頃にご紹介します。
アンティークの真っ白なティーナプキンで猛暑を乗り切りましょう。

2024.7.26

ティータイムセッティングにピアス紋様にカーヴを重ねた背もたれの
サイドチェアのシルエットが美しく映えます。

いつもインスタ映えしますので、ぼんやりシルエットをバックに雰囲気を
作っています。

フィレンツェの手刺繍店TAFを10年ぶりに訪ねますとウィンドー飾りが
とってもオシャレになっていました。

以前は素朴な店内&子供服のショーウィンドーというイメージが強く
ワンポイントのハンカチを選ばせていただきましたが今回はテーブル
リネンを幾種類か拝見しティーテーブルクロスとナプキンをお揃いで
選ばせていただきました。
ナプキンも6枚をリクエストしましたが残念ながら4枚のみのセットですが
ホワイトリネンにバロック調の凹凸感を浮き上がらせたナチュラルベージュ
カラーの刺繍糸で紡いだモチーフが美しく浮き上がっています。

刺繍は女性のたしなみと昔から言われておりますが・・・
アンティークで探したほうが驚くようなお得感を味わえますので再び?
アンティークレースを集めよう!の意欲がふつふつと湧きあがって
きました。


2024.7.25 和薔薇のアレンジにもスィーツアレンジにもティーテーブルの
センターを彩る花びらのように広げた透かし紋様のラウンド
シェープディッシュにスマートなフット4本でディッシュを支えた
シェフィールド1905年WilliamMammattの脚付ラウンドディッシュです。


ディッシュ面全体をピアッシングで仕上げたうえにトップの縁取りを
Cスクロールモチーフのトリミングを加えていますので強度を加えた
ディッシュで如何様にもアレンジを愉しめます。
ディッシュを支える4本のフットはまるでバレリーナのようです。
美しい立ち姿を想像するかのようにCスクロール重ねの脚細工に
ネオクラシカルの趣向を感じさせるラインを引き立たせています。

ティーテーブルに置かれますと透かし紋様に視線が向かれますので
ベースに合わせたフラワー&スィーツのカラーコーディネートを
イメージできる脚付ラウンドディッシュです。



2024.7.24

北海道の各地で気温が異常なほど上がっています。
道東の根室は夏でも長袖にカーディガンと真夏でも肌寒いほどですが
昨日の30℃超え?
どうしたのかしら??と異常な気温に海水温もあがり魚介系の生育
にも色々影響が起こるのではと心配です。
ウニ&アサリ&ムール貝と海水温の上昇で支障がでませぬように。
10月に予定しております札幌での秋のお茶会のご案内状が
仕上がりましたので、皆様のお手元へご案内状をお送りします。


マルシェページにホワイトリネンをワンポイントの刺繍で飾られたティー
ナプキンを幾つかご紹介します。

いつも感じますが手仕事の素晴らしさをアンティークレースから感じます。
ひと針ひと針、丁寧に紡いだフローラル紋様をご覧ください。

2024.7.23 重量28gヴィクトリアンスターリングシルバーのキャディスプーン
ロンドン1856年シルバースミスGeorgeWilliamAdams

ボウル面からハンドルへとナチュラリスティックスタイルで飾られた写実的な
表現を忠実に仕上げた見事な造形美でお気に入りの茶葉をティーキャディ
からサクサクとサーヴしませんか。
ボウル面のゴールドギルドを施したリーフの緻密な重ね方が美しいです。

ロンドン1913年MartinHall&Coが手掛けた重量350gの重厚な
ティーキャディ
の蓋摘まみもコツコツ磨き上げています。

2024.7.22

10月に予定しております札幌でのお茶会を10月17日&
18日でスケジュールを組み入れております。と買い付け前に
告知しながらスケジュール&ご案内状等々を準備しております。


ギャラリー虎徹でのレクチャー&お茶会とイタリアンのランチに
合わせティーペアリング&レクチャーの詳細につきまして。
10月17日は14時から「アンティークシルバーのある暮らし」を
テーマにレクチャーと大阪のスミッティ様のティーセレモニーを交え
虎徹マダム流の午後のお茶時間をお過ごしいただけましたら。

10月18日は10時から12時30分まで「アンティークシルバーの
ある暮らしPart3?」をテーマのレクチャー後に
13時からお隣りのイタリアンレストランVittorioさんでお料理に合わせた
スミッティ様のティーペアリングを楽しんでいただけますように準備して
おります。 只今、お問い合わせを頂戴しておりますので何なりとお申し付け
くださいませ。

和薔薇のブーケが似合うロンドン1906年WilliamComyns&Sonsの
イパーンアレンジセッティングでご案内状を作成中です。
お待ちくださいませ。


2024.7.20

数日間、札幌らしからぬ暑さで水揚げが心配だったWABARAの
MonthlyBouquetを短めにカットし、これからご紹介します
脚付きのラウンドディッシュをローズブーケ に仕上げました。

ロンドン1891年MartinHall&Coの花びらシェープが美しい
ディッシュにひらひら可愛い花びらを盛り付け

ロンドン1892年WilliamComyns&Sonのボンボンサーヴァーに
花びらを添えながらローズティーにふわり。


見事に花開く薔薇の美しさはもちろんのこと。
花びらのグラディ―ションとボンボンサーヴァーが美しいです。

2024.7.19 ボックス入りバーミンガム1863年GeorgeUniteの美しいマザー
オブパールハンドルを合わせたデザートカトラリー6名セット

表面と裏面をご覧ください。
四本刃のフォークを繋ぐ部分とマザーオブパールハンドルの
クッション紋様が美しく輝いています。

2024.7.18

大き目のボウルにゴールドギルドを施したボンボンサーヴァーで
ドラジェやメレンゲのサーヴィスに重ねませんか。

ハンドル部分へからボウル部分へと薔薇を中心とした花々を
ロカイユ紋様の透かし紋様に重ね、スイカズラにアカンサス葉紋様で
重厚感を持たせた長さ192mmのボンボンサーヴァーです。
ロンドン1892年WilliamComyns&Sonsの緻密な技法がいたるところに
散りばめられた美しいボンボンサーヴァーです。

右画像はボックス入りバーミンガム1863年GeorgeUniteのマザーオブ
パールハンドルを合わせたデザートカトラリー6名セットです。

ハンドルにはスイカズラを意匠化した虹色のマザーオブパールを合わせ
繋ぎ目装飾にはアラベスク文様を合わせラウンドトップのナイフブレードに
4本刃のフォークを組み合わせています。

2024.7.17 暑さ厳しい頃ですがアンティークをお茶事の流れのなかで素敵に
しつらえたお母さまとお嬢様コラボのお茶会に招かれました。
札幌も連日、暑い日が続いておりますが涼を味わうひと時でした。


お道具を見立てるセンスひとつひとつが魅入るお品ばかりで
あ!これはピクルスフォーク。
「なんとなく気に入ったの」と仰るお母さまの見立てで香の物に添えられ
サクサク取り出すのに使い勝手が良いです。
リーフディッシュもハンドル部分に手を掛けますと持ち上げやすい

濃茶からお薄へと水差しへ注ぎいれる片口水次にティーポットが登場。
片手でらくらく水差しへ注ぎいれられ、とても重宝な合わせ方です。
お茶事に合わせたアンティーク陶磁器&アンティークシルバーが
時を経てお茶事を華やかせるお道具へ。
ひとつひとつ見立てる方のセンスから 用の美へと味わいました。
ゲスト編様でご紹介しますのを愉しみにお待ちくださいませ。

2024.7.16

ヴィクトリアンスターリングシルバーのクィーンアンシェープを
立体的にまるみを持たせフローラル紋様で愛らしく蓋部分から
ボディ&注ぎ口へと飾られたロンドン1894年SibrayHall&Coの
ティーサーヴィスセットです。


クィーンアンスタイルのようでありながら全体に膨らみと華やかさを
加えたスタイルです。
シェルラインのねじり紋様から浮き上がる花々との対比が美しく
容量550ccの程よいティーポットを飾っています。
お揃いのミルクジャグ&シュガーポットの内側をゴールドギルドで
上品に覆われていますのでミルクの脂分防止にもシュガーボウルに
スィーツアレンジにもティーセッティングをキラキラに輝かせます。

2024.7.15 JosiahWilliams&Coのケーキバスケットにサンドイッチ・アレンジを
飾ってみました。

バスケットのフラット面に一口?二口ほどのサンドイッチを盛り付け
上手ハンドルを前後に動かしながら、各々がお好きな分を取り分け
られます、動かぬバスケットよりもあれこれとイメージを膨らませる
軽やかなケーキバスケットです。

2024.7.13 ファンシーなスターリングシルバーウエアを得意とするシルバースミス
JosiahWilliams&Coが 1910年ロンドンでホールマークを申請した
可憐なケーキバスケットです。

当時の英国はジョージ5世統治下のなか工業化が進み重々しい
ジョージアンやヴィクトリアンスターリングシルバーのデザインを再現する
動きとともに軽やかでファンシーなデザインを好まれるデザインが流行し
はじめます。その後、1914年に第一次世界大戦がおこるまでの 豊かで
平安な世の中を反映したシルバーウエアです。

前後にスイングします上手ハンドルを自由自在に動かしながらフラット面の
ディッシュにスィーツアレンジしてお茶会にしませんか。

2024.7.12 英国スターリングシルバーのエレガントなシルバーウエアを
手掛けたシルバースミスMartinHall&Coが ロンドン1913年に
申請したティーキャディです。

日本は第一次大戦の勃発する一年前、大正から昭和初期の頃に
オーダーされ重量350gを持ち上げますとずっしり重量感のある
ティーキャディです。
当時のマダムが集うティーサロンでのお茶時間を過ごしたのでしょうか。
蓋摘まみを支えるビーズ紋様の縁取りのお手入れに少々・・・
時間が掛かっていますが、もう少し縁取りが浮き上がりますとキラキラと
ベビーパールのように輝きます。
左右に輪をアクセントにしているのもコンテナを持ち上げるイメージを
デザインされたのではないでしょうか。
ちなみに一緒に添えましたティーキャディスプーンはGeorgeWilliamAdams
ロンドン1856年です。

2024.7.11 連日のように暑さとゲリラ豪雨に見舞われていらっしゃる地域の報道を
目にしますと回りを海に囲まれた国の魅力もありますが過酷な自然との
向き合い方も色々対処しながら賢く付き合あっていかなければ!と
特に何ができるわけでもございませんが、危機感を持って元気に楽しく
今できることを先延ばしにせず、向き合おうと思います。

今回の買い付けはロンドンを離れフィレンツェへ
目的は前回10年ほど前にウフィツィ美術館へ向かった際、事前予約を
申し込まなかった事から門にも入れず苦い思いを残しましたので今回は
早朝9:30の入場をWebで申し込み早めにセキュリティチェックを受け
ルネッサンス絵画を隈なく?ものすごい観光客の人混みにもメゲズに
ボッティチェリ、レオナルド、ミケランジェロ、ラファエロをはじめとした
イタリア・ルネッサンスの巨匠の絵画を目に焼き付けました。
春を指すボッティチェリのプリマヴェーラの色彩には日本画に通じる色使い
にも感じますがラファエロ前派が称えたとされる魅力も再確認。
絵画集とは違う実在の絵画の迫力を目にできましたこと。
どのような世になろうとも所蔵続けて欲しいです。

薄曇りのお天気、シェフィールド1893年HenryStratfordが手掛けた
ティーキャディから茶葉を取り出す瞬間。
香りの記憶とともに様々なシーンを思い描いてみませんか。


2024.7.10 ティーポットから紅茶を注ぎ入れる際に合わせていただきたい
ティーストレーナーを静かにティーカップに重ねます。
台座の立ち上がりが美しいバーミンガム1944年ThomasBishtonが
手掛けた受け皿付きのティーストレーナーです。


ティーポットと一緒に添えられサーヴィスされますと気持ちも厳かに
ゆっくりとティーカップへ注がれる琥珀色のラインをみつめる時間は
なんとも不思議なときめきを感じます。

いつもは通り過ぎてしまう数分?の時の流れかもしれませんが、
美しい弧をながめていますと、人の気持ちを静かに落ち着かせる
相乗効果を与えてくれるのでは?
そんな思いでゆっくり紅茶を注ぎいれませんか。

2024.7.9

折敷のようにもしつらえますヴィクトリアンスターリングシルバーの
ロンドン1883年のスクエアサルヴァです。
気負わずにディッシュにもサルヴァ本来の合わせ方からフォーカル
ポイントのように象徴的なポジション作りなど 色々とイメージを膨ら
ませます。
スクエア面の美しいエレガントなエングレーヴィングもMartinHall&Co
ならではの美意識で飾られたモチーフがキラキラと輝いています。

これから紹介します小ぶりのティーサーヴィスセットやティーキャディ
にもバランスよく重ねられる重宝なスクエアサルヴァです。


2024.7.8

エレガントなヴィクトリアンスターリングシルバーウエアを得意とする
MartinHall&Coが手掛けた四枚花弁の花びらディッシュです。
大英帝国の全盛時期と重なるロンドン1891年には工業技術の発展に
よりシルバーウエアの生産も飛躍的に伸び始めた勢いを感じさせます。

四枚の花弁の縁取りをCスクロール紋様を左右に重ねながら透かし
紋様の中央部分に浮き上がる凹凸感のある花紋様とシェルロカイユを
重ね合わせ、ディッシュを支えるフット紋様には程よい高さで仕上げた
バロック調のボウルを中心に左右へと広がるスクロール紋様で 四本の
フットをしっかり飾っています。

中央部分には花びら状に飾ったフラット面が納まりよくドラジェを盛り
付けられます。
花びらディッシュを引き立てるティーセッティングでお茶にしませんか。

2024.7.6

蒸し蒸しと蒸し暑い札幌です。
日本全国、酷暑と言われておりますが多分?この程度で暑いなんて!
という 蒸し暑さですが、次から次へ到着していますスターリングシルバーの
新顔さんたちのお手入れに専念しています。

ロンドン1907年Goldsmiths&SilversmithsCoのイパーン
涼やかな水菓子を合わせたく、中央のリボンモチーフのディッシュに
重ねました。
紫陽花?をイメージした自宅の冷蔵庫にストックしていた水菓子を
幾つか切り分けてきましたが2切れor3切れがベストでしょうか。
透かし紋様から光を通すことで艶やかさが際立つ夏のお菓子です。
左右のバスケットにはワールドチョコレートマスターズ2022年で
部門賞三冠に輝いたCALVAの田中二朗さんのボンボンショコラを重ね
フィンガーフードアレンジです。
ティーポットには暑くてもチュールレースに薔薇の花が浮き上がる
ティーコージーを合わせ午後のお茶時間です。

2024.7.5 透かし紋様で模られた両サイドにリボンモチーフのディッシュを
中央にセットし左右にはスイングするバスケットを合わせました
ロンドン1907年Goldsmiths&SilversmithsCoのイパーンで
スィーツアレンジ&フラワーアレンジ等などティータイムに合わせ
ませんか。


左右の上手ハンドル付きバスケットを掛けるフット部分がスマートで
流れるようなラインをオシャレに飾っています。
透かし紋様で飾られたバスケットですが中央部分はほぼフラット面に
なっていますのでドラジェやプチフールが綺麗に飾れます。

2024.7.4

昨夜、ヒースロー空港から蒸し暑い羽田空港に降り立ちました。
当初予定していた新千歳空港への乗り継ぎ便には間に合わず
新千歳空港に到着したのが21時30分過ぎと長い長いフライト
ですが北海道はとても涼しく過ごしやすいサマータイムです。
帰国する前は札幌らしからぬ暑さが続いたとのことですが
日本の避暑地は北海道です。

ロンドン→フィレンツェ→ヴェローナ→ロンドンと二週間ほどですが
アンティーク巡りとミュージアム巡りとオペラとレストラン巡りに
ティールーム巡りで毎日1万歩?
こんなに歩くことなどありませんが?筋肉痛&脚の疲れも少なく
午後からシルバー磨きに励みました。
一気に仕上げられませんが、ひとつひとつコツコツ頑張ります。

左画像のサルヴァはヴィクトリアンスターリングシルバーの
シェフィールド1853年HenryWilkingson&Coです。

直径が306mm&フット部分にも葡萄の葉と房を盛り上げるように仕上げ
サルヴァ面までの高さが40mm&重量759g
フット装飾にも葡萄の蔓&葉&たわわに実った葡萄の房を 飾っています。

右画像のイパーンはスターリングシルバーのロンドン1907年
Goldsmiths&SilversmithsCo
の中央のディッシュ&左右の上手
ハンドルが付いたバスケットがスイングするように軽やかです。
スィーツにもフラワーアレンジにもテーブルセッティングを華やかせる
イパーンです。