今回は「アンティーク家具」をお届けするにあたって、T様の長い長いアンティーク歴をほんの少しですが 皆様にご紹介させていただきます。
落ち着いた色合いのフレンチオークのダイニングテーブルに背もたれに特徴のあります英国ヘップル ホワイトタイプのダイニングチェアをお届けさせていただきました。 さてさて、ご自宅の広々とした玄関ホールから右手のお部屋中央にピッタリ!納めることが出来「ホッと安心!」 以前は「お子様のお部屋」とのことでしたが、お友達を招待しながら「応接間」として大いに活用出来るスペースに 変身です。 「どういう訳かいつもチェアの布地がワイン色のタイプを購入してしまうので今回は絶対に違う色を選びたいを 思いながらも・・・・やはりこの色になったわね!」とT様の呟きが聞こえましたが・・・・ お部屋の雰囲気からはとても暖かく、しかも華やかな雰囲気になったようです。

 
窓枠にご注目いただきたいのですが、コンソールテーブルを置くスペースとして程よい感覚の大きさです。  縦長の二重構造になっていますので、寒気も押さえることが出来さらに木枠のポイントがお部屋作りの  見せ場かな?というセンスをうかがいました。




さっそくリビングにご案内いただき、暖められたお部屋で一息! やはり北海道は暖房器具の配置が難問!ですが、さすがT様!上手に配置され、また違和感ない空間を作られて いらっしゃいます。 ご主人さまはテレビの大きさに不満があるようですが、アンティーク家具との調和からは「少々妥協していただいて います」とのこと、やはりご協力いただくご家族様のご意見も大切です。 こちらも室内の壁から床の色合いなど、木目の暖かさがまたまた「ホッ」とする空間になっています。 T様はとてもお若い時???から和骨董・さらにはアンティークが大変お好きで、ご家族の歴史とともに語りつくせない アンティーク収集歴です。 特にアンティーク家具は出会いが一番と、最初に出会った家具の大きさに合わせて「家を新築された」ほど アンティーク家具への愛着をお持ちです。 また日常使いのテーブルウエアーもアンティークばかりで、キャビネットの中は「当店からお届けした懐かしいお品との 再会」もあり、常にお使いいただいているお気持ちに感謝感謝でした。 また、私自身とても感心したことはアンティーク家具の国籍に垣根がないことです。 と申しますのも、ついつい英国家具は英国家具でまとめ、フレンチ家具はフレンチで・・・などなど。 固定観念を捨てて、また家具の木目の色合いもダークからライトまで実に幅広いコーディネートが生活の中でぴったり あっているということです。 このことは、とっても参考になりましたし、使いこまれた風合いのあるアンティーク家具の懐の深さも・・・ ほんの少しですが味わったような気がしました。



こちらが初代のダイニングテーブルです。 キッチンとのカウンターを境にセッティングされていますが、テラスを開けながらお食事も出来、また自然光が たくさん入り込むコーナーです。 朝陽のなかでのモーニング!は至福のときですね。 皆様もお気付きになられたかもしれませんが、いたる所にお部屋のポイントにもなる「ステンドガラス」が窓枠に あわせ上手に固定されています。 こちらも光が差し込むごとにお部屋の雰囲気が変わり、とても楽しいコーディネートです。 壁側にはフレンチオークのグラスキャビネットで、中にはバーカウンターのように「鏡張り」になっています。
かなりの重量感でこの中には、長年コレクションされたグラスがびっしり!  それは見事なものでした。  こちらのキャビネットも実用を兼ねそなえたとても使いやすいタイプですが、かなり重さがありますので  模様替えのときが一番の難!のようです。



「お茶をどうぞ!」のお声にテーブルの上にセッティングされたキッシュを美味しくいただきました。陽の光がたっぷり差し込むお部屋で、うとうと・・・・・。まだまだゆっくりとアンティーク談義をしていたいのですが・・・・と後ろ髪ひかれながら暖かなT様邸のご紹介を終わらせていただきます。
やはりアンティーク家具は熟年?いえいえ・・・経験ですね。