「夏らしいおもてなしを如何でしょうか?」とお誘いいただきました。ではでは〜と、A様の巧みなハンドル捌きにおまかせして、どんどん緑豊かな山の上を目指します。
「とても見晴らしが良いです!」と喜んでいる間に、それぞれ趣きのある建物ばかりが並ぶ住宅地が目の前にあらわれ〜すっと到着 「さあ!着きました。」 それでは、「お邪魔します。」 ご案内されるままご自宅の中に入りますと、そこはゆったり〜エントランスです。
夏の木漏れ日とともに「テーブルの上にはグリーンを中心にしたフラワーアレンジ」がセンターに置かれ、ティーカップ&デザートプレートにグリーンの色合いを選ばれたところなどは「さすが!!」 ばっちりコーディネートされています。 さらに、オーガンジーのトップクロスに刺繍されたライトグリーンのリーフ紋様が、席に着いた時に目を楽しませ「ふと涼しさを感じさせる」しつらいです。 しばらく〜A様の爽やかな笑顔と、紅茶の香り&季節のスィーツにホッとひと息。(素敵な空間を楽しませていただき ましたので、ついつい取材を忘れそうです・・・反省。) ティーサービスセットはもちろんの事、冷たいデザートから焼き菓子をお手入れされたシルバーのバスケット& ビスケットウォーマーに、程よいサイズのサルヴァの上には夏らしいフルーツで焼き上げたスィーツがバランス良くセッティングされています。なかなか〜食いしん坊の目も休んでいられません。(次はどれを頂きましょう・・・またまた反省ばかりです。)


最初に冷たい紅茶で喉を潤し、さらにこの季節マンゴーを使ったスィーツを一口。 やはり、デザートカトラリーはティータイム用にぴったりサイズです。デザートプレートとのバランスも良く、 何よりも持ちやすさとティータイムを華やかに演出してくれます。 さらに、暖かい紅茶を数種類、A様のセレクトでお勧めいただきました。



それでは、A様コレクションの数々・・・・を拝見。 A様も「こちらのキャビネットは銀器コレクションでまとめたい!!と思っています。」それは良い考えです。 しかも、照明に輝くアンティーク銀器達はA様好みの「美人揃い」ばかりです。 さらに中央のキャビネットの中には、お部屋に合った色合いのポーセリンを美しく飾られています。 実は「材質は何かな??」と、興味深かったのですが〜なんと楠木で作られたとのこと。 香りも良く、しかも虫除けにもなりますとのことです。
「ゆったりとしたエントランス」に迎えられ、さらにリビングへ向うまでの間、一面のグリーンが目の前に 広がります。全体にはスタイリッシュなデザインでありながらも、ナチュラルカラーで統一された空間は自然と 一体化した空気を味わう事が出来ました。 お部屋からお部屋への繋ぎの空間も閉塞感を感じさせず、しかも程よい光線の中には、ポイントとなるインテリアを作り、 まるで空気の間仕切りの中に身を置いたような〜心地よい体験をした気分です。その中にすっと目に入ったティータイムセッティング。 歴史ある銀器も個性をしっかりと主張しながらも、A様の暖かい心配りのおもてなしの脇役となって、静かにおすましして いる☆ようでした。 イギリスの伝統的なティータイムのおもてなしも、何よりセンスの良い統一された美意識をもとめられます。 A様邸は、そんなお屋敷に招かれたような〜とても美しい時間でした。 この度はお招き有難うございます!!