「午後のお茶をご一緒しませんか」と、おもてなし上手なマダムのお誘いにルンルン気分でお宅へお伺いしました。清々しい空間の中に美しくセッティングされたテーブル〜季節感を楽しむ銀器&陶磁器の数々。
ふと目にした背の高いキャビネットからオ―ラが? そこには綺麗に並べられたアンティーク銀器がこれから活躍する順番?を待っているように輝いています。窓から射し込む光の先には〜手入れの行き届いたお庭と緑豊かな自然〜まるでガーデンティータイム。
マダムのお召し物に合わせて選ばれたテーブルクロス。センターにはアンティークレースを重ね、お招き頂いた私達の目を楽しませる美しいアクセント・ポイントです。テーブルには数種類のサーヴィングカトラリーが綺麗に並べられ、これから始まる「茶あそび」に〜思わず胸がときめきます。
キャビネットから取り出されたティーアーン&ティーケトルもお茶の準備とともに次々に登場です。
今回は是非&是非〜〜とマダムにお願いし、アンティーク好きのゲスト様と共にお茶の時間にご招待頂きました。それでは〜皆様と一緒に席へとご案内頂きましょう。
すでにマダムお手製の季節のベリーをたっぷり包んだプディング&イチジクと白桃を包み込んだスィーツがペアコンポートに対照的な色合いで見事に並べられています。
「どうぞ〜お取り下さい」と一口サイズに並べられた数種類のサンドイッチ。 キャビネットから取り出されたシルバーのスクエアディッシュに綺麗に盛り付け〜フレッシュなアレンジの完成です。

フルーツの味わいとグラスを引き立てる美しいウエルカムドリンクで「お久しぶりです」のご挨拶。にこやかなマダムの笑顔に包まれ〜茶あそびの始まりです。

それでは、マダムに代わって執事役を担当。
お好みのサンドイッチをサンドイッチトングでサーヴィングしていきます。サンドイッチトングでふんわり〜サンドイッチを包み込みながら〜それぞれプレートに盛り付けて頂きます。

さらに〜マダムのおススメ〜
クロワッサン・サンド。

クロワッサンに挟まれた隠し味が口の中で美味しい〜ハーモニーを繰り広げる・・・。 絶妙なクロワッサン・サンドに感激です。

ウエルカムドリンクの余韻を楽しんでいるところで〜マダムから「暖かい紅茶にしましょう」のひと声。 冷たいフルーツティーの余韻が残るなか、「最初にダージリン・ファーストフラッシュを選びました」とマダムの手元で注がれる紅茶は〜なんとも嬉しいタイミングです。
しかもサンドイッチを十分楽しませて頂いた後はマダム手作りスコーン。
「茶葉は何にされます?」と私達の好みを伺いながら、手早く「お茶のお代わりをどうぞ」とダージリン・セカンドフラッシュをカップに注ぎ淹れて下さいました。

早朝より準備頂いたマダムのオリジナルレシピで作られたスコーン。いつもご主人様と一緒にクリームティータイムを過ごされる「ご主人様好みのレシピ」で作って頂きました。「美味しく焼けなかったわ」とおっしゃるマダム様〜いえいえスコーンの食感&程良い甘みは最高です。スコーンを盛り付けた舟形バスケット&舟形台座の上には二つの可愛らしい蓋物。その二つの蓋物にクロテッドクリームとマダムお手製のフレッシュ・ベリージャムがたっぷり〜。そこで全員で「フレッシュ・ベリージャムのレシピ」をしっかりメモ。

この度のマダムのお招きには一つのテーマをイメージされています。すでにお分かりかもしれませんが・・・・フレッシュなベリー&ベリー尽くしの「茶あそび」。センターを飾るメインスィーツ〜マダムお手製のプディングを取り分けて頂きました。中にはギュッと詰められたフレッシュベリーの数々。内側はどのように??と切り分けられる瞬間まで〜ドキドキ&注目の的?プディングです。まだスコーンの余韻が残りながらも、そのフレッシュなベリーの酸味に心地よい味わいを楽しませていただきました。すでにマダムの手元では香り立つお茶がサーヴィングされています。

センターに並べられたもう一つのコンポートには白桃とイチジクをアレンジしたスィーツ。

ベリーの酸味と白桃の甘さが重なり・・・二種類のスィーツとともに楽しむ紅茶は格別な味わいが広がります。

「茶あそび」のメインスィーツを堪能した後、グレープフルーツのジュレ&プチ焼き菓子も 「もうもう〜お腹に入らない」と言いつつローズティーの香りを楽しみながら綺麗に頂きました。

マダムを囲んで語らう「茶あそび」。 サンドイッチの隠し味から秘伝のスコーン&プディングの作り方を伺い、さらに〜おもてなしの極意まで教えて頂きました。その上「茶あそび」のテーマに選ばれたセッティングカラー&お茶菓子から紅茶の茶葉選びまで・・・・その行き届いた 心配りに感激です。
美しい陶磁器と合わせたアンティーク銀器の数々。その時々に登場されるサーヴィング・カトラリーのエレガントな使い方。ご一緒したゲスト様とともにアンティークを目で楽しみ味わう〜ひと時をご一緒しながら、心の奥にホッと焔が灯りました。マダムへ感謝のご挨拶を交わしながら「次回はいつお誘い頂けますか?」という秘かな期待を込め〜「心よりお招き頂き〜 有難うございます」