グラスを使ったオードブルアラカルト


元旦の朝、家族揃っていただくお食事は、皆が「新たな気持ちで幸せを願う」 そんな心あらたまる席ではないでしょうか。 今回は、まだまだ寒い季節であっても「いの一番の春」をアンティークグラス一客・ 一客に彩り心こめられたオードブルが「テーブルの花」になるように・・。 という願いを込めてご提案させていただきます。






札幌のお正月は「真っ白な雪・銀世界」です。 ご来光は燦燦と「真っ白な雪」に反射しながら、とてもまぶしく「暖かい」です。 もちろん空気は静かでさらに冷たいのですが、太陽の光の強さで「幸せ」を感じま す。

雪の世界?に迷いこんだような・・。テーブルクロスは「真っ白」な絹地をさらに少 しクリームがかった厚めのサテン地を、さらに先月パリで見つけた「クリーム色の オーガンジー」を重ねました。なんと3枚。 いえいえアンダークロスを入れると4枚です。 円形のテーブルですので、重ねの位置をかえながら「花びら」のようです。

日本の「おせち料理」の取り合わせにも古来から約束事があり、一般に四段重は 春夏秋冬を彩ったお重です。
一段・一段ひろげていきながら、四季を愛でるお食事です。

さて、テーブルの上に低めのグラスを何種類か選び、色とりどりのお料理を盛り合わ せてみましょう。

日本のお正月色とされる黒・白・紅・緑そして5色に金を加え華やかな演出です。 お料理から五色が揃わない場合はナプキンやお箸置きなども「色合い」に加え、助け てもらいましょう。 それでは、2003年が健康でますます素敵なアンティーク達に出会える「旅」であ りますように・・・。 さらに、とても欲ばりですが「皆様に愛される虎徹」でありますように。



今回の 「 初春の膳 」 セッティングに使用した商品の紹介



Photo.1

Photo.2


Photo.3

  朱色の正方形盆を一人膳として、 中央に生湯葉とみず菜の煮しめを グラスに盛り付けしてみました。

春一番の「菜の花」を低めのグラスに短く盛り合わせて「花畑」のようです。 中央にはシルバーの○皿に黒豆を盛り合わせてみました。

  おせち料理にあきましたら、フルーツゼリー(キューブ・フリュイテ)はいかがでしょうか。小さめながら いろいろな季節の香りを楽しめます。


Photo.4

Photo.5


Photo.6

  黒の正方形盆とラリックのサボテンシリーズのデザートカップ&ソーサーの黒のエナメルを 合わせてみました。
さらにマザーオブパールのデザートフォークで和洋折衷。

ほのかに桜色のお酒がテーブルまでほんのりピンク色です。-----

  黒の折敷と染付け皿!?いえいえ「英国製・ブルーアンドホワイト」が似合います。 お料理の方は「蟹真丈」ずわいがにと鯛のすり身に卵白で仕上げてます。