ドイツ925銀で仕上げた蓋重ねにブルーグラスを重ねたポプリポットです。ゴシック調アカンサスモチーフの透かし紋様を連ねた上にビーズをぐるりと巻き上げた段層をベースから蓋の持ち手部分へと三段で構成されています。ブルーグラスを覆うベース部分には古代ローマの石棺レリーフに用いられる花輪が香油の為に飾られています。
香炉としてほのかな香りを立たせてもアロマーオイルを香らせるにも透かしを重ねた蓋細工が実に良く考えられたデザインです。16世紀ハーナウ家が所有した現代のドイツの都市Hanauの工房で925銀で仕上げられています。
LudwigNeresherner(1890-) |