ヴィクトリア王朝を二つの時代に分け、即位した1837年から1870年までに作られた銀器を ヴィクトリアン前期とします。
●ヴィクトリア女王(Victoria) 1837〜1901年
1837年ヴィクトリア女王の即位後、1840年にアルバート公と結婚。1851年にはロンドン万博を開催し
世界中から注目されます。大英帝国の発展とともにゴージャスな銀器が作られ、王侯貴族に加えてミドル階級が台頭し始めたのもこの頃です。それもつかの間、1861年アルバート公の死により、ヴィクトリア女王をはじめ
国民も喪に服す時代に入ります。 |