ヴィクトリアンスターリングシルバーの葡萄の葉&蔓に絡まるたわわに実った房を縁取りに飾ったサルヴァです。真上からご覧いただきますと葡萄の蔓の動きとリズミカルな葡萄の葉重ねに葡萄の房を交互に連ねています。さらにサルヴァを支えるフット部分にも葡萄の房を立体的に仕上げ葡萄の葉を重ねた透かし紋様が浮き上がっています。サルヴァのフラット面にも大胆な流れる動きをもたせたスクロール紋様が幅広くエングレーヴィング彩で覆われ縁取りの葡萄の造詣とエングレーヴィング彩とのバランスが美しく仕上げられています。ロンドン万博が1851年に開催され世界中から注目されはじめた大英帝国の発展とともに王侯貴族に加えミドル階級からのオーダーに応えた時代の勢いを感じさせる頃のゴージャスなサルヴァです。
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