Part1. モダンアールデコ様式のクラリッジス・The Foyer
Part2. KOTETSUのおすすめティーセレモニー
Part3. KOTETSUマダムのティータイム・ワンポイントレッスン

『春らしい午後の陽射しを浴びながら、ヴィクトリア様式の可憐な外観につつまれたホテル・クラリッジスで、 午後のティータイムを楽しんでみましょう。』

クラリッジス=アールデコというイメージがあるのですが・・・それでは「どんなインテリアが迎えてくれるのか?」 という期待でわくわくしていますと、いの一番に目にしたのは市松模様の大理石フロアです。 つい「オセロゲームが出来るわ!」・・・とつぶやいてしまいましたが、その前方に見えるキラキラ明るいシャンデリアは、 ヴィクトリア&アルバート美術館のフロアに輝くシャンデリアと同じ!ではありませんか!!
そのまま真っ直ぐ歩き始めますと、ティーサロン・フォイエのマネージャーが私達を迎え入れてくれましたので、 ではでは・・・リザーブ席に向かいましょう。
※創業1812年から色いろな経緯を辿り、Savoyが再びホテルとしての息吹を与えた1999年の大改装では1920年代の様式を残したモダンなデコスタイルに再リニューアルされています。

さっそく「アフターヌーンティーメニュー」をご覧下さいと、アフターヌーンティーの由来を紹介したメニューを渡されましたので、ゆっくり鑑賞!「さあ!紅茶30種類の中でのおすすめ!は?」 とじっくり紅茶を吟味しながら、おすすめクラリッジブレンドティーとアールグレーを選んでみます。
ティーテーブルには「銀器のオーバルベース」に真っ白なフリージアがイキイキと! ほのかな香りを漂わせています。
テーブルの上にはリモージュの器、イニシャル入りのティーナプキン、テーブルスタンドもデコ風です。さらにテーブルの脇にはデコスタイルの3段のティースタンドが置かれ、どんな使い方をするのでしょう??  とても興味津津です。
それぞれの紅茶が運ばれ、興味津津のスタンドに「さーっと紅茶のポット&ウォーターポットを セッティング」してくれました。ポットのサイズもぴったり☆です。 颯爽と運ばれた「サンドイッチトレー」には綺麗に並べられた5種類のサンドイッチ☆の登場です。ブレッドの厚み&サイズもGood! シュガーの入れ物も「デコスタイル」で、長方形の宝石箱みたいです。
私達にはサンドイッチトレーにサンドイッチをのせての登場ですが、他のテーブルには円形プレートの上に盛り付けたりと、プレートの形を色いろ変えながらアレンジしていました。そして、サンドイッチの次はスコーン&スィーツの登場!テーブルの脇にセッティングされていますスタンドの一番上にスコーンを!スィーツはテーブルの上にと、このアイデアはイケマス!    
そして、今回のイベント☆「お誕生日」をリザーブ時にリクエストしていましたので、サロン音楽(ヴァイオリン&ピアノ)ハッピーバースディーメロディとともに「ワンプレートのバースディーケーキ」を セレモニープレゼント(主賓は時差ぼけのなか、もうもう・・・席を立ちましょう!という時でしたが・・・) 。

ティーサロンも色いろなセレモニー企画を楽しませてくれますので、どうぞ皆様もメモリアルディーには是非是非! リクエストされて下さい。


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次は、「KOTETSUのおすすめティーセレモニー」を紹介します。

イースター・ティーセッティングです。復活祭を祝う習慣は日本では少ない行事ですが〜春にちなんで〜というティータイムをしつらえてみました。やはり、春らしい色合いを選びながらのセッティングがポイントです。それに、春は一年のなかで一番生命の活動を感じる時です。是非、フレッシュ&フレッシュな気持ちでティータイムを楽しまれては如何でしょうか。




次は、「KOTETSUマダムのティータイム・ワンポイントレッスン」 を紹介します。

『いつも、私の勝手気ままなティーセッティングをお楽しみいただき有難うございます。 今回はマル秘?という程のティーブルセッティング学ではございませんが、日頃こんなアドバイスを 聞かせていただくと嬉しいです!とのご要望をいただきましたので、セッティングのポイントを“ひとくちメモ” としておしゃべりをさせて頂きます。どうぞ「いいかも!」「いただき!」というお気持ちでご覧くださいませ。 そして、セッティングの一番のポイントはお招きする側もされる側も楽しめる空間を共有することにあります。 どうぞ世界中で一番楽しいティーセッティングを皆様も☆ひらめかれますように! 』

今回はブレッドバスケットについて、画像を合わせながら“ひとくちメモ”をご紹介させていただきます。

舟形のブレッドバスケットは深み&容量もたっぷりサイズのスタイルが多いです。 そして、正式にオーダーされたお品であればあるほど、ペアで揃っているお品を多く見かけます。 ただ、私達の日常生活では1個あるだけでも「重宝」すると思いますので、気に入ったブレッドバスケットを見つけた時は、是非是非お選びください。特に容量&スタイルから考えて、サンドイッチの盛り付けにはぴったりです。もちろん!銀器に直接盛り付けず、ペーパーナプキンやナプキンをセットした上に置いていただくと銀との化学変化も防げますので、ひと工夫☆です。
同じ舟形バスケットにプチ・モーニングブレッドを盛り付けてみました。イギリス人のモーニングはカリカリトーストが一般的ですが、ブランチやランチタイムにプチブレッドを 盛り付ける時には、とても重宝します。「テーブルに集まる人数が多くないので〜」と思われていらっしゃるならば、いえいえ・・・大目に盛り付ける方が、 集まった方がたの食欲をそそり、楽しいテーブル空間となります。ちなみに、ディナータイムにはブラウン&ホワイトブレッドを綺麗に並べながら執事さんがサービスしてくれるブリティッシュ・クラシカルレストランでも発見☆しました。やはり、このデザインはブレッドのために作られた正統派ブレッドバスケットと言えますでしょう。
ブレッドは必ずブレッドバスケットに盛り付けなければならないの?いえいえ・・・そのような法則はございません。 この考えはいろいろな器に言えることで、一つの器を手にしましたら「数十種類のアレンジ」をイメージして いただきたいと思います。 その場・季節・集まられた人数や好みに応じて、器も衣替えです。 その例として、何例かご紹介して参ります。 円形のピアッシングの美しいフルーツバスケットですが、レースペーパーを敷いてプチブレッドを盛り付けてみました。このくらいのフルーツバスケットのサイズですと、どんな使い方も楽しめます。 
同じフルーツバスケットにショコラを盛り付けてみました。そして、サーヴィングスプーンを添えると「エレガント☆」な雰囲気になります。イギリスとフランスの違いも遠い昔の職人さんのDNAがお互いの国を通じているからでしょう!!そして、・・・特別なショコラではないのですが〜美しいです。 シェルプレートをスコーン用のディッシュとして登場! ティータイムには必ず登場するスコーンですが、2種類の違う味のタイプをお出しすることが多いと思います。(もちろん!準備の時間が少ない時は一種類でもOKです。) そこで、プレーン&抹茶(注目される味です)のスコーンをのせ「ブラックベリージャム」を添えてみました。クロテッドクリームも大好きですが、あっさりと頂きたい時はフレッシュ自家製ジャムのみを添えて!下さい。ジャムの色合いでいろいろなアレンジを楽しめます。 ブレッド用のナプキンを器代わりに登場!今回はブレッドバスケットを紹介しましょうーーと思っていましたが、たとえ器が無くてもナプキンをブレッド保温用に折りたたんだり、このような窓のたくさんあるブレッド用のナプキンでも楽しめます。格調高いサルヴァの上にブレッド用ナプキンをふんわりセッティングすると、とても柔らかい空間のテーブルを演出出来ました。器に拘らずに、その場にあったセッティングのひとつとして如何でしょうか?
そして、最後に「ティーポットの保温方法」をご紹介します。ティー・コーゼが一番保温に適していますが、ポットのサイズによって色いろ工夫が出来ます。小さめのポットの場合は、袋のようにすっぽり全体を包み込むデザインが重宝です。それでは、どうぞ美味しい温度で紅茶を楽しみましょう。

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