イギリス美術のコレクションと近代美術を中心にした見ごたえのあるテート・ブリテン。 ロンドンにはナショナル・ギャラリーというブリティッシュ・コレクションの名画を収集した素晴らしい美術館があり、 テート・ブリテンは1897年にナショナル・ギャラリーの分室として設立されました。 いつもロンドンを訪れる度に通う美術館として、テート・ブリテンのコレクションは楽しみのひとつです。 それはナショナル・ギャラリーのように膨大な名画を次から次へと展示されているお部屋を歩きまわることなく、 メインフロアの最初のお部屋から、展示室の通路の一番奥へと目を向けますと、そこはルネッサンス宗教画が 飾られ、そこに辿り着くまでの間、時代ごとに分けられた絵画を自由気ままに鑑賞出来ることです。 迷路ではなく、一つの道筋?光のような見せ方が好きなのかも・・・しれません。 今回、こちらのコレクションの代表的な作品であるミレーの「オフェリア」(シェークスピア劇の作品「ハムレット」の 悲劇的なシーン)から色々な美術館で所蔵されているミレーの作品を集めた特別展が開催されていました。 |