冬を彩る色鮮やかな小菊で飾られた中庭を眺めながら、メインダイニングのエキピュールへ。
季節によって夏用&冬用のメインダイニングの場所が変わるという古き良き時代の慣習が残っていましたが、2011年の改装により中庭に面した場所に落ち着いています。1999年にシェフとして招かれたエリック・フレション氏の伝統的なフランス料理を味わいながら、ジュール・ド・カステラーヌ伯爵邸に招かれたように、テーブルサイドでプレートに盛り付ける無駄なく鮮やかなメートル・ド・テルの手際のよさ。伝統的なというフレーズから想像するお料理には、お好みがあるかもしれません。しかし、それ以上にお料理が運ばれる時のギャルソンの接客スタイルはスマートでユーモアを交えた隙のないパラスに選ばれし〜フランス流のおもてなしです。 |