Part1.
Part2.
Part3.
ヴィクトリア&アルバートミュージアム 〜ランチ&ティータイム
〜ヴィクトリアン〜 ティータイム
「英国銀器&古伊万里」で季節のおもてなし


最近もっとも注目されているオシャレなTeaRoom〜それはロンドンの美術館〜カフェがとても充実しています。 この数年、美術館内のリニューアルと同時に、豊富なメニューとなり今まで以上に美味しくなったと感じます。 そこで今回は気軽に立ち寄れる“V&Aランチ&ティータイム”をご紹介してまいります。

この季節、ロンドン市内で見かけるプチ公園、それは日本国内のちびっこ公園とは違い、常に手入れの行き届いた芝生&季節の花々に目が休まります。そして、老夫妻はベンチに腰掛け居眠り?おしゃべりなどなど、ヴィクトリア時代の建築物と一緒に時代を息づく 景色です。しかも車と人がひしめき合う賑やかなメインストリートから、ほんの少し〜中に入った通りなのですが・・・。

その前に、V&Aの展示品の中でのおススメはイギリスでのお茶道具「英国銀器」を一番にご紹介しないわけには参りません。 そこで、アンティーク銀器に関するお宝の?展示品、数点をご紹介してまいります。こちらのフロアーはV&Aのブリテッシュ・ギャラリー:1500年〜20世紀に至るまでの王室貴族を始めとして、由緒ある寄贈品が英国の歴史とともに人々のいとなみに関わる品々を展示しています。その中の1730年〜32年に作られたティーケトル&ケトル用のサルヴァ・キャンドルスタンド・ティーキャディ・ コーヒーポット・イパーンの装飾は芸術的な細工ばかりです。

陶磁器のティーポット&ポット用プレート&ミルク&シュガー&ミキシングボール&ティーカップ&ソーサーと銀器のスプーン&シュガーニッパーを花びら型のオケージョナルテーブルにのせた〜いわばティーのためのテーブルです。そして、画像が暗いのですがティーケケトルを置くためのテーブルは1700年頃の必須お茶道具でした。 さらにサロンテーブルの上には銀器のミルクジャグとシュガーキャスターが数セット置かれています。ちなみに最初にロンドンのSpitalfildsSilks“絹織物”が作られた頃でもあり、ティータイムにはシルクのドレスを 着て〜という風習が貴族階級に広まった頃のお道具です。


毎回新たな発見と目覚めに驚かされるブリテッシュ・ギャラリーを抜け、ウィリアム・モリスが内装を任された グリーン・ダイニング・ルームとその中庭“ The John Madejski Garden ”を眺められる廊下スペースを変身? させたビュッヘスタイルのカフェにて、V&Aおすすめランチプレートです。 ※付け合わせのアラカルトもとても充実しています。


ランチの後は中庭からのやわらかな陽射しを浴びながら〜午後のティー&バウンドケーキをいただき〜ます。 V&Aはアンティークの宝庫です。そして展示品以外の展示室&窓から眺める建築物から、至る所に人の手で 仕上げた美しい世界をたくさん味わえます。

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※Part.2 は画像をクリックで、拡大画像がご覧いただけます。

今日はローズティーで“ヴィクトリアン・ティータイム”です。少し強めのブラックティーに薔薇の花びらをブレンドし〜香り&色合いを加えてみました。 ティーキャディから茶葉を取り出し、ミキシングボール代用の両手耳付きカップでブレンドしてみます。それではゲストの皆様の前でブレンドしたローズティーをティーポットの中へ〜沸騰したお湯がたっぷり〜入っているティーケトルからティーポットへ注ぎ入れ、お部屋にひろがる薔薇の香りを楽しんでみましょう。


甘い香りに包まれたローズティーを頂きながら、コンポート・バスケット・ディッシュに並べられたサンドイッチやマフィン、スコーンをいただきま〜す。本日はローズティーと一緒に2種類のバラのジャムもおすすめです。そして、ローズティーのあとにはカモミール&ミントなどをブレンドしたハーブティーでフレッシュタイムをゆっくり過ごすことができましたら・・・後はお茶とともに会話を弾ませましょう。

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※Part.3 は画像をクリックで、拡大画像がご覧いただけます。

英国銀器と色伊万里の大皿&古伊万里柄のロイヤルクラウンダービーを使って、「和のおもてなし」をアレンジしてみました。アンティークの銀器は陶磁器やガラスとともにセッティングすることで、不思議なくらい・・・組み合わせの幅が広がります。ティータイムに限らず、漆器や色伊万里など、それぞれ特徴ある器にも合わせてくれる奥深い器です。


お食事の後にはモーゼルのガラスで冷たいデザートをセッティングです。

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