Part1. クリヴデンハウスのアーリーモーニングティー
Part2. ロウシャムハウス&ガーデンティータイム
※今回のNo.074から 全ての画像に拡大画像を設定致しました。各画像のクリックで拡大画像が表示されます。
Wien hotel sacher ウィーン ホテルザッハ―
冬のイギリスは夜明けがゆっくりです。
真っ暗な中、最上階から足元を気にしながら階段を下りますと、レセプションのデスクの明かりにホッとします。持ち主の家族が退去されてから、全面的なリニューアルを終え、宿泊できるルームの数も種類も増えました。
今回は書籍「アンティークシルバーのある暮らし」Part.2 の撮影で「クリヴデンの整形庭園を眺めながらお部屋でアフタヌーンティーを過ごすシーン」に、母屋の中でもテムズ川の麓が見えるお部屋を選びました。
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ところが、以前のクラシカルなインテリアや家具が一掃され、モダンインテリアに様変わりされ少々がっかりです。 しかも母屋にステイするゲストのみがグランドフロアから上り下りするメイン階段を使用できますが、お部屋が違うと立ち入れず、建物内の制限が強化されていました。嬉しいサーヴィスはバックスペースにあった最上階へ上がるエレベーターがゲストにも使えるようになり、下から最上階のお部屋への移動がらくらくになりました。

グランドフロアを抜け、ライブラリーに入りますと、暖炉の明かりと温もりにホッとします。すでに先客さんが新聞を広げコーヒーをオーダーしているところ。さっそく暖炉の前でアーリーモーニング・ティータイムの撮影です。
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サーヴィスの彼にも「Martin & Hallのティーポット」を持っていただき、紅茶を注ぎいれるシーンをお願いしました。朝陽がお庭に差し込み、眩しいオーラに包まれました。外は空気が冷たく寒いのですが、空気が澄んでいるおかげで爽やかなアーリーモーニング・ティータイムです。
先客さんは日課にされている、ご常連さんのようです。以前は早朝タイムは宿泊するゲストのみに開放されていましたが、経営方針が変わったようで地元に密着したサーヴィスに変わっていました。その方が施設を利用する方々もリピータも増え、クリヴデン周辺の活性化になるのではないでしょうか。

再びお部屋に戻りますと、すでに朝陽が眩しいくらいに差し込んでいます。
さっそくブレックファースト・ティータイムの撮影です。
書籍には庭を眺めてのアフタヌーンティータイムをご紹介しますので、こちらは番外編?
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フレッシュフルーツをオーダーしますと、小さなボウルに細かくカットされたフルーツ盛り合わせ。
もう少しフルーツを期待したのですが、プレート重ねのセッティングでまとめました。
ロンドン1844年 Charles Reily & George Storer のティーサーヴィスセットに紅茶を注ぎ入れ、クリヴデン・ブレックファーストティータイムです。しっかりプレスされた真っ白なクロスは気持ちも爽やかにしてくれます。

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オックスフォードから北へ20Km程、車で移動したところに1635年にCottrell Dormer家が建てたロウシャムハウスがあります。ハウスは代々住み継がれていますが、ガーデンを開放しているロウシャムガーデンへ。

「アンティークシルバーのある暮らし」Part2はガーデンでのティータイム撮影を中心に構想しましたのでイギリスでも寒い季節に挑戦? 目指したものの、目だった目印もなく、延々と続く道のりです。景観を守ろうとするならば、目に付く標識は必要ないかもしれません。 と言えるのも無事に辿り着けたから言えることで、途中の道を何度も戻ってはナビでチェックしました。
イギリスのガーデンは3000とも5000とも言われます。こちらは撮影にご協力いただいた十勝千年の森のヘットガーデナーさん「おススメのガーデン」です。書籍には、ご紹介しませんのでTeaRoomでご紹介します。冬でも芝生グリーンが綺麗なガーデンです。冬のポタジェも色々な野菜が植えられ、その豊富な種類に感動します。
気まぐれな通り雨を避けながら、ハウスの塀に並べたティーサーヴィスセットは建物の色合いとアンティークシルバーの絶妙な色合いに感動したシーンです。

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