Part1.
Part2.
Part3.
The Wallace Collection 〜ブレックファースト・ティータイム
ハッピーバースディ〜“ストロベリーカラーのティータイム”
「スィーツにはお似合いのサーヴィングトングを☆」


春一番の嵐が吹き抜けた数日間、青空の美しい朝を迎えました。 そこで今回は休日のボンドストリートを目指し、ウォレス・コレクションでゆっくりティータイムを過ごしたいと思います。
ホテルからは、大きなロータリーを通らず抜け道のような道路を一気にブラックキャブの運転手さんが案内してくれました。しかも、平日は渋滞&渋滞のいやーーな気分になるメイン道路を通ることなく、あっという間に正面玄関へ到着。実は日本語のロンドンマップを開き「ここ・・・Wallaceコレクション」と言いかけますと「アクセントのくっきりはっきり」 したイギリス英語で「Wallace〜にっこり」でした。
実にイギリス人の力強い発音は勉強になります。(一向に会話上達にはつながっておりませんが・・・)


ここは、Hertford&Sir Richard Wallaceが残した個人的なコレクションを、門外不出の条件付きで寄贈された美術品を展示しています。玄関ホールからそのままファーストフロアへと向かい、グレートギャラリーの18世紀絵画をゆっくり見学しながらフレンチ・ロココの邸宅を訪問した気分でセーブル窯コレクション・家具を始め調度品さらに銀器&ミニチュアールなど、何回訪れても飽きのこないコレクションを楽しめます。
※グレートギャラリーにはジョージW世の肖像画(Thomas Lawrence1822年)などが壁一面に掲げられています。さらにそれぞれのお部屋にはJean-Honore Fragonardの「The Swing」1767年など18世紀フランス絵画がびっちりです。



窓からの光がスポットのように輝く「キューピットとプシュケ」 C.1732年 Filppo della Valleからグランドフロアーへと降り、
ウォレス・レストランへ向かいます。

こちらのレストランは、以前にもWebレターで紹介したことがあります。また、何度かランチ&お茶タイムをしていましたが、 少々雰囲気が悪いと感じることが多くなり・・・そこでしばらく立ち寄りませんでした。 この度、テーブル&チェアも一新されメニューの内容もフレンチ風に変えたことから、「ロンドンでのプチ・ディジュネ〜」を 楽しんでみることにします。ただし、紅茶はイングリッシュ・ブレックファーストティー〜ですが・・・。 最近、ロンドンではあちらこちらにフランチレストラン&フードショップを多く見かけます。 多分、ユーロ圏内のスムーズな関税システムなど、ヨーロッパ全体に効率良い流れを作り、フランスフードがユーロ圏&世界中へと活躍していることなのかもしれません。
※オレンジジュースはパリのフレッシュとは違い、ただのオレンジジュースでしたが・・・アフタヌーンティーのメニューも変わり、オイスターバーも魅力的・・・次回は午後のお茶タイムをご紹介します。

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※Part.2 は画像をクリックで、拡大画像がご覧いただけます。

ハッピーバースディのお祝には、やはり〜シャンパン・アフタヌーンティーのセッティングです。 最初にイングランドの薔薇プレートを並べ、フリッツヘッカーのフラワーエナメル・グラスを上に置いてみますと、フラワーアレンジが必要ないくらい〜テーブルの上が春爛漫です。 そして、イングランドの薔薇のディナープレートに合わせたマザーオブパールハンドルのクラシカルなデザートナイフ&フォークを 添えますと、大きめのプレートサイズに程良い長さです。
さらに、ストロベリーを飾り立てたケーキにはピアッシングの背の高いコンポートを合わせてみます。こちらもダイニングテーブルの上ですらりと〜際立っています。最後にプレゼントのショコラ・ブックボックスをピアッシングサルヴァの上に積み上げ・・・・ストロベリーカラーボックスのオブジェで“きりり”〜とテーブルを飾ってみます。

今回はテーブルの上をストロベリーカラーで統一させ、色の重ね方も少なめにし、ディナープレートからグラス〜さらにスィーツや プレゼントの色合いをまとめたアレンジに仕上げてみました。たくさんの色がテーブルに溢れてしまうよりも、テーマと季節を大切に視覚からの感動が一番です。


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※Part.3 は画像をクリックで、拡大画像がご覧いただけます。

アフタヌーン・ティーなど、スィーツを盛り付けたバスケットやコンポートからお菓子をサーヴィングしたり、ゲストの方が直接頂く時など、程良いサイズのおしゃれなトングがあると、とても重宝です。もちろんロングタイプのシュガートングを応用することも可能ですが、大きなお菓子の場合はある程度の挟み幅が必要とされます。
綺麗にケーキを盛り付けたバスケットにも、ちょっとした心配りでお招きされたゲストの方々が気兼ねなくお菓子を取ることが出来るような〜心のサーヴィング。 和菓子にも取り箸を添えるように、お菓子を一緒にコンフェクトトング&ケーキトングを登場させて下さい。

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